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コメント
1件
心が救われた「気がした」なのが…
美月
優希
美月
優希
美月
美月
美月
優希
優希
優希
優希
美月
ふざけないでよッッッッ!!
美月
美月
優希
優希
美月
美月
美月
さっきから言ってるだろッッッッッ!!
優希
優希
優希
優希
優希
優希
優希
美月
じゃあ実際にッッッッ!!!
今、そうなってるじゃないかッッッッ!!
美月
美月
びっくりした時点でダメなんだよッ!
優希
優希
優希
優希
優希
優希
美月
美月
美月
美月
美月
優希
嫌な気持ちになったのはこっちよッッッッ!!
美月
美月
美月
美月
美月
美月
美月
美月
美月
優希
優希
気安く私を呼ばないでッッッッ!
美月
美月
美月
美月
優希
今思えば…くだらなかった
本当にくだらない
これがきっかけで虐められていた
本当に地獄なのはここからだ
ガラガラガラガラ
美月
優希
美月
ゴボウ
クソ郎
クソ郎
ブス野
ブス野
優希
優希
優希
ブス野
ブス野
優希
ブス野
ボコッ(殴る
優希
優希
ブス野
ブス野
ブス野
この日から
いじめが始まった
ある日は___
クソ郎
優希
クソ郎
優希
優希
クソ郎
クソ郎
クソ郎
ズルッ…
優希
優希
服を脱がしてきたし
ある日は_____
ガラガラ___
バシャ…(バケツの水が落ちてくる
優希
ゴボウ
ブス野
優希
ブス野
ボコッ(殴る
優希
ブス野
定番のバケツの水
結構嫌だったんだよ僕…
ある日は_____
美月
美月
美月
美月
美月
美月
美月
美月
ざわざわ
ゴボウ
ボコッ
クソ郎
ドカッ(蹴る
これって殴ってええんかな?
しらねぇよ
…なんか
楽しそう
ボコッ…ドカッボコッボコッボキ
辛かったな
皆に殴られて
気づいたら
美月達にいじめられ
いじめとかよくない
って周りの子達は言ってくれてたのに
いつしかその子達にも殴られ
蹴られ
笑われて
あぁ…いじめってこうやってできてくんだ
と感じた
そうしたら…自然となにも感じなくなってきて
どうでもいいとも感じた
が、精神的・肉体的に限界をむかえてた僕は
自然とカッターに手を伸ばし
シャ______シャ____…
ザクッザクッ______…
っぅ________…ボタタッ
血を流し
ザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッザクッ
バタッ
ピ_____ポ___ピ_ポ
ついに救急搬送された
病院の先生に
「君は軽いうつ病だね。でも大丈夫!安心して、すぐ治るから」
と、言われたけど
僕は信じなかった
ついに保健室登校になって
もう普通に学校に行くことをやめた
いや、諦めた
死にたくなって
身を投げ出したかった
けど僕にはできなかった
ぺいんと
ペン兄が止めようとしてくれたのだ
シーン
一瞬で空気が凍りついた
ブス野
ぺいんと
ぺいんと
ペン兄は相当な怒りをこらえていたらしい
僕が止めるなといったから
ブス野
ブス野
ブス野
ぺいんと
クソ郎
ヒュ____
おかげでペン兄は、自分より10センチ以上の背丈のある相手に殴りかかられた
が
バキィ!!
盛大なおとを出してクソ郎がぶっ倒れた
その後もペン兄は、殴り続け
キャゃゃゃゃゃゃ________
悲鳴が上がり
ドスっ
地面には失神した、クソ郎のボコボコの顔があった
そのせいでペン兄は新たないじめの対象に
クソ郎達は被害者として扱われ
いじめのことは見向きもされなかった
あれは流石に腹が立った
そのあとの暮らしは最悪で
僕は不登校
クロノアさん以外不登校気味
クロノアさんは成績が優秀だっため
登校し続けることに
別に恨んだりはしていない
それ以外は悪くなかった
おかげで僕の精神は回復していき
皆で笑い合って
バカして
そんな毎日が続き
ある日
ぺいんと
優希
ぺいんと
ぺいんと
しにがみ
クロノア
クロノア
トラゾー
トラゾー
ぺいんと
ぺいんと
このまま不登校のままで人と接しないような生活にしないために
いじめをするような人がいないところに進学しようと
多分そうゆう意味だったのだろう
きっと少し濁したのはペン兄なりの気遣いだったのだろう
もちろん答えは決まっていた
僕達は無事合格した
あの毎日の血の滲むような努力を僕は忘れない
いずれ僕も皆に混じってバカできるようになるんだろうか
そう思って勉強していたら
自然と筆が動いてくれた
入学してから色んなことが起き
びっくりするようなこと
少し苦しかったこと
それらがいままで以上に楽しかった
いや嬉しかった
この1年はいみのないことではなかったのだと
心が救われた気がした