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紅野かんな
紅野かんな
紅野かんな
夜中の2時半。俺は、夏休みの宿題に1人、黙々と取り組んでいた。
もうすぐ高校2年の夏が終わる。 決して、今までやっていなかった訳では無い。ほんとにホントだ。
少し息抜きをしようとスマホの画面を覗く。数分前にLINEが来ていたようだ。相手は紅野かんなだった。 彼女は、隣のおばあちゃんの孫で、夏休みの間だけ、ここに泊まりに来ている。
つい最近仲良くなり、LINEを交換した。 それにしてもこんな時間まで彼女も起きていたのか。
菊見葵
菊見葵
紅野かんな
紅野かんな
紅野かんな
菊見葵
紅野かんな
紅野かんな
『教えてくれなくて』という言葉がやけに気になった。
紅野かんな
紅野かんな
菊見葵
菊見葵
紅野かんな
紅野かんな
菊見葵
紅野かんな
紅野かんな
紅野かんな
菊見葵
この手の話を始めると彼女は止まらない。
オカルト好きの彼女のことだ。どうせ、『地名に入ってたらやばい漢字5選』みたいな動画でも見た影響だろう。
紅野かんな
菊見葵
菊見葵
紅野かんな
紅野かんな
紅野かんな
菊見葵
菊見葵
菊見葵
紅野かんな
紅野かんな
彼女が彼岸町に滞在できるのは夏休みの間だけ。残り何日だろうか。
菊見葵
菊見葵
紅野かんな
紅野かんな
菊見葵
菊見葵
こうして、俺とかんなの『彼岸町の由来探し』が始まった。