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アイスバー頬張ってるところがエロく見える。−前編−

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アイスバー頬張ってるところがエロく見える。−前編−

1 - アイスバー頬張ってるところがエロく見える。−前編−

♥

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2022年08月01日

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キヨ。

ねぇガッチさん

ガッチマン

なに?

キヨ。

あれ、ずるくない?

ガッチマン

ああ…

ガッチマン

あの二人…わざとか天然なのか…

キヨ。

見せつけてくれるなぁ…

4人で集まってゲームをしていた。

外の気温は35℃超。

こんな猛暑日で家の中にいれば クーラーが効いてて涼しいが

それでも夏であれば 食べたくなるのがこれだ。

レトルト

みかんうまぁ…

牛沢

俺のグレープも負けてねぇからな!

レトルト

なんでそこ張り合う!?

楽しそうにはしゃいでいる 二匹の猫たち。

アイスは俺も食いたいが

問題はそこではない。

その食べ方だ。

レトルト

んむっ…

レトルト

はぁ…っ

頼む…頼むよ…

そんな声を出すのはやめてくれ…

俺の理性が…!!

ポンッ

キヨ。

ん?

ガッチマン

まぁ落ち着けって

キヨ。

ガッチさん…

ガッチマン

今は襲うなよ

ガッチマン

俺もうっしーもいるんだから

キヨ。

俺思うんだけど

キヨ。

あれわざとっぽくね?

キヨ。

あんなの見せつけられて
落ち着けるかよ…

ガッチマン

まぁそうだけどさ

ガッチマン

でもそういうのは帰ってからにしてね

キヨ。

わかってるよ

その後もアイスを食べる姿を 見せつけられながら

俺は必死で欲を抑えていた。

二人の家から帰る途中。

やっと開放されたような気がして 真っ暗な夜空を見上げる。

レトルト

夜なのに暑いよね

レトルト

夏はほんとこれだから…

キヨ。

日本の夏は湿度も高いからね

キヨ。

外国人には耐えられないんだって

レトルト

へぇ〜

レトルト

確かにカラッとしてる日は
気温高くてもなんとかなるもんな

レトルト

帰ったらまたアイス食べようかな…

キヨ。

食い過ぎ笑

そんな話をしながら

さっきアイスを食べているところを 思い出して動揺した。

キヨ。

あの…

キヨ。

さっきうっしーとアイス食ってたじゃん?

レトルト

うん

キヨ。

あのとき…

キヨ。

わざとなのかなって思って…

レトルト

えっ?

レトルト

なにが?

キヨ。

もしかして気づいてない?

レトルト

どういうこと?

俺の言っていることは まったく理解できていないようで

終始不思議な顔をしていた。

キヨ。

だからつまりさ…

そのときガッチさんと話していたことを 俺はレトさんに言ってやった。

食べ方がエロかったこと。

扇情的な声が出ていたことも。

キヨ。

気づいてた?

レトルト

全然…

レトルト

ってか…

レトルト

俺たちがアイス食べてるだけで

レトルト

お前らそんなこと考えてたの!?

レトルト

酷いやん!!!

キヨ。

いや酷いのはレトさん!!

キヨ。

俺マジで耐えたほうだからね!?

キヨ。

その場に二人だけだったら襲―

レトルト

ちょっ!

レトルト

馬鹿!

レトルト

キヨくんの馬鹿!

そう言って俺の頭を強めに叩く。

キヨ。

って…

キヨ。

男だったら普通だろ?

膨らんだ頬は 暗い夜でも若干赤く見えた。

帰宅後―

キヨ。

れとさーん

レトルト

なっ…んだよ…

レトルト

いきなり抱きつくな!

キヨ。

だって俺我慢できない…

レトルト

まだ風呂も入っとらんやろ!

キヨ。

風呂入ったらいいの?

少し意地悪そうに問いかけてみる。

レトルト

入ってからなら…別に…

ツンデレが出てるレトさん。

ああ…

かわいいなぁ…

キヨ。

じゃあ風呂から上がったらさ

キヨ。

俺のアイスバー…

パシッ!!

レトルト

言わせねぇよ!?

ドタドタと荒々しい足音を立てて レトさんは風呂に向かった。

叩かれた頬はヒリヒリしていて 赤くなっていたかもしれない。

レトさんとお揃いかもなんて 俺は間抜けなことを考えていた。

TO BE CONTINUED…

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コメント

3

ユーザー

え、まってまってこれ前編ってことはもしかして…!?(違ったらすいません) 通知が来たときに題名見て爆笑しましたw

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