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「あっと」という名前
廊下。
???
さっき確かに聞こえた。
「あっと」
自分の名前。
???
少しだけ迷ってから、まぜ太の部屋の前まで歩く。
コンコン。
まぜ太
???
ガチャッ。
まぜ太
二人が向かい合う。
???
まぜ太
まぜ太
???
少しの沈黙。
???
まぜ太
その瞬間。
まぜ太の瞳が大きく揺れる。
まぜ太
あっと
まぜ太
まぜ太
あっと
まぜ太
あっとの表情が固まる。
まぜ太
あっと
まぜ太
あっと
まぜ太
あっと
まぜ太
あっと
まぜ太
あっとは背を向ける。
まぜ太
あっと
まぜ太
あっと
まぜ太
あっとの手が止まる。
あっと
まぜ太
あっと
まぜ太
あっとはゆっくり振り返る。
あっと
まぜ太
あっと
あっと
そこで言葉を止める。
まぜ太
あっと
まぜ太
あっとはその場から立ち去った。
まぜ太
一人残されたまぜ太。
まぜ太
翌朝。
あっきぃ
ぷりっつ
まぜ太
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
まぜ太
ぷりっつ
まぜ太
二人が止まる。
あっきぃ
ぷりっつ
まぜ太
あっきぃ
ぷりっつ
まぜ太
まぜ太
あっきぃ
まぜ太
ぷりっつは黙り込む。
ぷりっつ
まぜ太
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
まぜ太
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
まぜ太
ぷりっつ
ぷりっつ
その頃。
あっとは一人で、古い箱を開けていた。
中から一枚の写真を取り出す。
そこには――
幼いまぜ太。 幼いあっきぃ。 幼いぷりっつ。
そして、その少し後ろに。
小さく笑う――幼いあっと。
あっと
写真を指でなぞる。
あっと
あっと
その写真の裏には、小さな文字が書かれていた。
『ずっと4人でいよう。』
あっと
あっとの目から、一粒だけ涙が落ちた。
コメント
1件
あっと、という名前の重みがじんわり伝わってくる回でしたね。まぜ太が「嘘ついてる顔だ」って言い当てるシーン、あっとが振り返って「知ってるよ」と認める瞬間の緊張感がたまらなかったです。そして最後の写真の裏の「ずっと4人でいよう」——もうその一文で胸がぎゅっとなりました。ずっと覚えてるよ、って言うあっとの孤独が切なくて、でも確かに彼も仲間の一人だったんだなって思わせてくれる、優しいエピソードでした。