親友がヒロインになろうとしてるので、私はとことん悪女になってやろうと思います。

第1話

親友がヒロインになろうとしてるので、私はとことん悪女になってやろうと思います。

2024年03月31日

#小説

#頑張った

#意外と自信作

うまのしかたろー。

主

こんにちはー！

主

初心者だから書くのあんまり上手くないかも💦

私

主人公だよ〜

あの子（親友）

主人公の親友〜！

あいつ（男友達）

主人公の男友達〜

主

主な人物はこんな感じ！

主

背景は気にしないでね！

私

それと、私のセリフは口には出してないよ！心の声だと思ってねん

主

それじゃ

主

どーぞ楽しんで〜(*^^*)

あの子（親友）

…ねえ、

親友やめない？

私

彼女の口から漏れ出た、思いがけない一言。

私

…ははっ。

私

冗談でも言ってほしくはなかったなぁ。

私

でも、仕方がない。

私

彼女がそうしたいのならば。

私

私は今、何故ここに居るのだろう。

私

朝、訳も分からず、学校へと向かう。

私

そして、訳も分からず勉強して、

私

意味もなく友達と戯れる。

私

そんな毎日。

私

今私は、そんな日常を送れる状態じゃない。

私

親友から別れを告げられた。

私

あー、悲しいなぁ。

私

あんなにも楽しくて、

私

あんなにも普通で、

私

あんなにも不思議な毎日が

私

さっき、終わりを迎えた。

私

もうあの日常が送れないとなると寂しい。

私

とてもとても。

私

私には、仲のいい友達があまり居ない。

私

仲のいい男子1人と、

私

さっきまで親友だった子、

私

あとはたまに話すような男だけ。

私

女友達は居ない…

私

これから私は、

私

どうすればいいんだろーな

私

そもそもどうして親友をやめてしまったのかというと

私

彼女に、好きな子ができたらしい。

私

これ自体は、めでたいことだ。

私

ただその相手は、私と仲のいい男の子だった。

私

だから彼女は、その子と仲良くしている私が気に入らなかったらしい。

あの子（元親友）

あの人と仲良くしないでくれない？

私

…なんて、

私

無理に決まってる。

私

私は友達が少ないから。

私

申し訳ないとは思うが、仕方ないことだったんだと思う。

ま、親友をやめたからには―。

私

…。

私

あいつは友達だ。

私

でも仕方ない。今だけだ。

私

あいつととことん仲良くなってやる。

私

どんな手を使おうと。

私

あの子はもう、親友でも友達でもなんでもない。

私

私にとったらただの邪魔者。

私

あの子の恋なんて

ぐちゃぐちゃにしちゃえw

私

まあとりあえず、あの子の悪い噂を広める。

私

男友達を通して。

私

男ってちょろいな。

私

すぐに騙される…。

私

これだから使いやすいw

私

あの子の目の前で、あいつと話す。

私

なんならちょっとイチャイチャしてやるw

私

不快か？

私

面倒か？

私

ムカつくか？

私

死にたいか？

私

それでいい。

私

あいつが絶対にあの子に振り向かないようにすればいいんだろ？

私

じゃあ簡単な話だ。

私

あいつが他の奴か私かを好きになりゃいい。

私

他の奴を巻き込むと面倒くさくなりそうだ。

私

全力で恋仲になってやる。

私

そんなこんなで少し変わった学校生活を送り始めて、3ヶ月が経った。

私

あの子は相当イライラしてるだろう。

私

計画通りだ。

私

誰もあの子を好きになりはしない。

私

……。

私

悲しいね？w

私

私は、あいつからの告白をずっと待っている。

私

彼女をどん底に突き落とすために。

私

まだか…？

私

早く…早く……！

私

1週間が経つ。

私

遅い。

私

遅すぎる。

私

いっその事、私から告白してみよう。

私

よし。

私

1週間後だ。

私

待ってろよ…！

私

いつも通り、あの子の目の前で仲良く話す。

私

だが、今日はちょっと緊張する。

私

今日遂に、こいつに告白するんだ。

私

昼休み、誰も居ない教室で。

好きです。こんな私ですが、付き合ってくれませんか？

私

辺りに余韻が響く。

私

ありきたりなこんな言葉じゃ、足りなかっただろうか。

私

少しの間、沈黙が続く。

私

あいつが口を開いた。

あいつ（男友達）

…ごめん。

あいつ（男友達）

俺、彼女いるから。

あいつ（男友達）

それにお前のことそんな目で見てなかった。

あいつ（男友達）

すまん。

私

颯爽と去っていくあいつ。

私

でかい背中が遠のいていく。

私

ぼーっとする。

私

頭の中を整理する。

私

なんとなく理解できた途端、

―は？

私

そんな言葉が口から出てきた。

私

付き合えない？

私

彼女が居る？

私

そんなこと聞いてねえよ。

私

先に報告しとけ。

私

彼女ってのは誰なんだよ。

私

どの女だ？男かもしれんが…。

私

それにあれだけ仲良く話してたくせに友達としてしか見てなかったってなんだよ。

私

私が今までしてきたことが全部無駄になった。

私

あああああああ、もう！

私

待て。

私

今ので私、話し相手が居なくなった…？

私

どうすればいいんだ？

私

あいつがいなくなったら、

私

私は、

私

私は…！

私

深呼吸をする。

私

一旦落ち着こう。

私

とりあえず窓の外でも眺めてみようか。

私

なにかいいものが見れるかもしれないしね。

あの子（元親友）

ねねね。

あいつ（男友達）

どした？

あの子（元親友）

近所に新しくカフェ出来たっぽい！✨️

あいつ（男友達）

まじか!?めっちゃ行きたい…🤤

あの子（元親友）

今日の放課後って空いてる？？

あいつ（男友達）

空いてるー！

あの子（元親友）

一緒に行こーよ！😊

あいつ（男友達）

まじで!?ありがと〜‪🫶

私

……。

私

あれ？

私

あいつとあの子が手を繋いで歩いてる？

私

は？

私

おかしい。

私

そういうのは普通は恋人になってからだろ…？

私

なんでだ。

私

どういうことだ。

私

そうか。

私

そういう事だったのか。

私

彼女がこちらに気付く。

私

それから、

私

優しく、そして少し不気味に、ニコッと笑った。

私

私はもう、だめなのかもしれない。

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うまのしかたろー。

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