コメント
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主人公君カッコよすぎだろ( ˙-˙ )(俺もそうなりたい) 俺に腕が何本もあったら、ハートを1万にしたい(ハート2000限界)
ァァァァァァァァァァァァァ、好きです
すばるくん?!く、くくく首にカッター刺して、嘘だろ りんくんは、大丈夫なのかな❓ どうなるのかな… 次回が楽しみです!いつもお疲れ様ですm(_ _)m
木陰から足音の鳴る方を覗き見る。 すると、微かに人影が見えた。段々と姿を成していくそれに比例するよう、緊張も増していく。 そのせいか、ひどく凝視してしまっていた……視線でバレる可能性もあるから気を付けないと。
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少女……いや、声からして少年だろうか? 白いTシャツに、水色と淡い黄緑色でにじみ絵チックな柄のオーバーオール。栗色のくせ毛が似合う可愛らしい少年?が、口に手を当て、大声でこちらへ呼び掛けていた。
見た所、武装はしていない……だが、この状況に限っては、その方が異様であり気掛かりであった。 確かに俺は助けを求めた。しかし、銃を持った人物が近くにいるかもしれない中、果たして丸腰で助けにいくだろうか。しかも相手は見ず知らずの他人だ、命の危険を冒してまで助ける理由が無い。 俺だったら絶対しないな。こりゃ罠か、正義感100%のスーパーヒーロー(笑)だろう。後者だったらとりあえず注意しておくか。
そう結論付け、俺はゆっくりと木の影から出た。 まだ気付いていない相手の元へ近づき、恐る恐る声を掛ける。
影林 凛
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影林 凛
少年?は胸に手を当て、安堵したように微笑んだ。 本当に善意だけなのか。全く読めない相手の真意に動揺しつつ、少し緩んだ警戒心を強めに締め直す。
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影林 凛
影林 凛
我ながら苦しい言い訳だと思う。 これで不審がられても文句は言えないな……。
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わざとか。 わざと俺の見え見え過ぎる嘘に乗っているだけなのか。 それとも単に、人を信じやすいのか。 もしそうだとしたら、少しは疑った方が良いと思う。世の中の大人は八割方汚いからな。 少年?がにこりと笑う。俺も釣られるようにして口角を上げた。 たぶん引きつってる。
影林 凛
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影林 凛
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影林 凛
それはこっちのセリフだ! 怪しいとは思っていたがここまでとは……怪し過ぎてむしろ怪しくないように思えてきた。
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神棚 すばる
間違えてごめん……。 でもちょっと気になってたからスッキリしました、ありがとう。
神棚 すばる
影林 凛
神棚 すばる
影林 凛
神棚 すばる
影林 凛
神棚 すばる
そういえばって……。 口調もふわふわだし、結構抜けてる人なのだろうか。
影林 凛
神棚 すばる
影林 凛
神棚 すばる
何一つご安心できる要素が無いのですが……あと、その理論は不可能に近いと先ほど実証済みです。
神棚 すばる
影林 凛
神棚 すばる
影林 凛
神棚 すばる
何だろう、振り回されている気がする。俺、どちらかと言うと振り回すタイプなんだけど……不服だ。
影林 凛
神棚 すばる
仕方無い、その言葉に尽きる。 この手の人間に何を言っても無駄なのだと、昔散々思い知らされたお陰で俺はよぉ〜く知っていた。 従うが吉だ。仕様が無い……あまりこういう言葉を連発するもんじゃないな。気分が悪くなる。考えるのを止めよう。 そんな俺の心情を知る由も無く、すばるは相変わらずニコニコと笑顔を振り撒いていた。その様子に少し項垂れながら、俺は彼を横切って再び勘頼りに歩き出す。
神棚 すばる
後ろで鋭利なカッターが、俺の首に突き刺すべく振り上げられているとも知らずに――。
続く↓
PM≠AM
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