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𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
タクシーを降りて歩くと昨日と全く同じアパートの階段に座り待ち伏せしていた .
イカれてる. 完全におかしくなってる.
イカれてる ジョングク を相手にしてたらキリがないと思い僕は無視して階段を駆け上がった.
が、追ってあがってきた彼奴に腕を捕まれた.
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
【バッ】
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
深夜10時シャワーを済ませて、さっぱりしても...心の蟠りが取れない.
モヤモヤ、突っかかる感じ.
原因は分かってる、 認めたくないけど....ほんとにジョングク が野宿してないか心配している自分がいる.
このままじゃ寝れない、 ジミナ に聞こう、きっと諦めて ジミナ のところに泊まってるはずだし
𝗧𝗛 .
𝗝𝗠 .
𝗝𝗠 .
𝗝𝗠 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
ジミナ の所にも居ないって、 何考えてんだよ.
まさか、ほんとに野宿じゃ、
𝗧𝗛 .
いや、寒い中外で寝るとか普通に考えて有り得ないよね. ネットカフェとかで過ごしてるんだろ、きっと.
𝗧𝗛 .
十分イカれてる僕も人の事言えないのかも.
あんだけ言っといて、グガのこと探してるし....
𝗧𝗛 .
【タツタッタッ】
𝗧𝗛 .
寒そうに体を摩りながら、 橋上のベンチに座ってる馬鹿 ジョングク.
ホテルキャンセルになったって、 ネットカフェ行く金ぐらいある癖に.
釜山に帰らず、 ソウルに留まる意味が理解できない.
お前は一体何に悩まされてるんだよ.
上がった息を深呼吸して落ち着かせ、 グガの方へとゆっくり歩いて行く.
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
店で見た作り笑いなんかじゃなくて、昔僕が大好きだった心から笑った時にでる笑顔.
今、なんでその笑顔が出るの、
𝗝𝗞 .
くしゃみしてるし、やっぱり風邪ひいてんじゃん.
𝗧𝗛 .
➥𝗧𝗔𝗫𝗜
【バタンッ】
𝗧𝗛 .
隣で鼻をすすりながら、ポケットからティッシュペーパーを取り出し音を立ててかんでいる ジョングク に上着を貸してタクシーでアパートへ向かう.
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
永遠と鼻をすすり続けてる ジョングク を風呂に入らせ、その間タンスの奥に眠ってたグリーンのスウェットを引き出して バスルームに置いた.
【ガチャッ】
【バタンッ】
𝗝𝗞 .
少しキツそうにグリーンのスウェットを着た ジョングク をベッドの方に連れて行き、何も言わず毛布をかける.
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
病人をソファーで寝かせるわけないでしょ.
僕はベッドの枕元に置いてあった 赤のハート型の顔に青紫の体で黄色のマントを付けたぬいぐるみと毛布1枚を持ってソファーで向かった.
𝗝𝗞 .
ヒョン 寝たかな.
あの時、流石に寒すぎて身の危険を感じたから ジミニヒョン の所に行くか迷ってたら テヒョニヒョン がやって来て、
ヒョン には悪いけど、此処に居て良かったって思った.
こっそり ヒョン が寝たあと、 ソファーを覗き込んで可愛いぬいぐるみを抱き抱えながら寝てる姿を見に行った.
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
➥𝗡𝗲𝘅𝘁 𝗗𝗮𝘆
𝗧𝗛 .
【カチャッン】
【ジュー...】
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
意識が夢と現実の狭間にあるせいで肉体と上手く繋がらず思うように身体を動かせない.
腰を起こし、 ソファーに座った状態でカーテン全開の窓から溢れる光を浴びながら、たんぽぽの綿毛のような頭を搔く.
徐々に意識が現実へと戻って来た時、 目の前のキッチンで何やら作ってる ジョングク の背中を見つけた.
しかも、辺りをよく見ると部屋が片付いている. 昨日まで出しっぱなしだった本も棚へと戻されていた.
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
綿毛のようにモコモコになったダークブラウンの髪の毛に 目が開いてない ヒョン はまるで冬眠から目覚めたばかりのクマみたいだった.
写真撮りたいなぁ、ㅎㅎ
ボーッ とこっちを見ながら動かない ヒョン に
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
と、声をかけるとムクリと体を重たそうに起き上がらせ静かに椅子に腰をかけた.
用意した簡単な朝食だけど、 口に合うかな.
出来たて卵焼きにソルロンタン、昨日鼻水垂れ流してたくせに早起きして朝ごはん作るなんて.
しかも......
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
グガは卵焼きを挟んでた箸をご飯の上に置き、ソルロンタンをすする僕を見た.
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
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𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
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𝗝𝗞 .
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𝗝𝗞 .
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𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
𝟴:𝟯𝟬
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
【ガタッガタッ】
慌てながら荷物をまとめ、 玄関で適当に取った靴を履きつつ
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
【🚪 バタンッ】
𝙏𝙤 𝙗𝙚 𝙘𝙤𝙣𝙩𝙞𝙣𝙪𝙚𝙙 ⇢⇢