この作品はいかがでしたか?
43
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月代 藍玖
目が覚める。
寝てたか…
閉まっているカーテンを開く。
月代 藍玖
どれくらい寝てたんだ…?
…時間も状況も分からん。 外に出て情報収集すべきか…?
そう考え、扉に近づく。
…コツ、コツ
月代 藍玖
廊下から足音が聞こえる。
…嫌な予感がするな
今出るのはやめておくか…
とは言え、他に出来る事がなー…
扉に背を向けて ベッドに戻ろうとした瞬間。
ガラッ
扉の開いた音に、 体をこわばらせ恐る恐る振り返る。
月代 藍玖
月代 藍玖
ザクッ
月代 藍玖
ドサッ
お腹を刺され、倒れ込みうずくまる。
月代 藍玖
戻っていくその人に 精一杯手を伸ばす。
月代 藍玖
…さいあくだ
そう呟いて意識を手放した。
タタタッ
生きている人を探して走る。
小島 空也
今やあちこちに転がった死体。
“何故こうなったのか”
浮かんでくるそんな言葉は 頭の隅に追いやってただ走る。
306号室と書かれた扉を開く。
小島 空也
事切れた2つの死体。
目を背け、また廊下を歩き始める。
…生存者を保護しないと。
今は、嘆く暇はない
カツン
前の方に、人影が一つ。
小島 空也
その人は、刀を気怠げに持っていた。
刀には血がべったりとついている。
間違いない、犯人…!
どうする!?こっちは丸腰…!
逃げるしかない!
迷わず背を向け、 走り出そうとした。
ザクッ
いつの間にか迫った犯人に、 お腹を刺される。
小島 空也
…ここで死ぬのか
まだ、何も出来てないのに
小島 空也
「もうちょっと生きたかったなぁ」
天乃 双葉
ふと気付くと、 何処かに立ち尽くしていた。
何処だろここ…何で立ってるんだ…?
何も見えず、手の届く所にも何もない為 状況が把握できない。
天乃 双葉
とりあえず歩いてみるか…
そう前に踏み出す。
天乃 双葉
踏み出した足の下に地面がなく、 そのまま落っこちる。
天乃 双葉
ドサッ
天乃 双葉
天乃 双葉
…あれ、見えないし帰る方法なくない…?
詰んだかなぁこれ
そう考えていると、 上から足音が聞こえる。
パタパタ…
神咲 月杏
天寺 利津
2人の声だ!
天乃 双葉
上へ手を振り、大きな声を出す。
神咲 月杏
天寺 利津
神咲 月杏
神咲 月杏
天乃 双葉
また遠ざかる足音。
…待ってるなぁ…
ここ探索してみよう!
少し進むと、何かの建物の気配がある 場所に着く。
数段の階段を登ると、 目の前には机と上に乗った何かがある。
天乃 双葉
試しに触ると、つるつるとした… 石?みたいだ。
ピカッ
天乃 双葉
一瞬あったかくなった気が…
天寺 利津
天乃 双葉
りっつんの声を聞き、 直ぐに踵を返した。
終わりです! なんと!次でendです! 早いって?私も思う() いつになるかは分からんが… 頑張って今週中には出します、うん バイ主〜
コメント
7件
あばばばば … みんな召されていく … ( 双葉ちゃん落ちた時 にゃっていうのかわいいな … (
ば、バッタバッタ死んでいきおる………