黄
青
橙
紫
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
黄
いじめっ子
いじめっ子
こんにちは
喜瀬 黄(きせ るぅと)です
ただいま絶賛虐められ中です
僕何か悪いことしましたかね?
入学して5ヶ月。
僕は何をしたんでしょうか……
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
やばいっ……!
誰か助けて……!!
その時、しゅわっという音と共に 僕の目の前に大量の水が降ってきた
赤に近い色の水滴が無数に落ちてくる
辺りに甘酸っぱい 柑橘系の香りが広がった
僕は腰を抜かした
理由は簡単
いじめっ子2人に向けて
男の人がペットボトルを向けていた
僕の目の前に立っていじめっ子の 頭の上に逆さのペットボトルをやって
いじめっ子達はベトベトになっていた
いじめっ子
いじめっ子
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黄
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黄
ガラガラ!
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美智子(保健の先生)
美智子(保健の先生)
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美智子(保健の先生)
美智子(保健の先生)
美智子(保健の先生)
美智子(保健の先生)
美智子(保健の先生)
気づいたら助けてくれた人は 居なくなっていた
顔は見えなかった
頭から被った大きめの 青いパーカーのフード。
制服はめっちゃ着崩してて
目はセルリアンブルー。
持っていたのはビーツジュース。
てかお礼言ってない……!?
探そう
僕は手当てをしてくれた保健の先生にお礼を言い1年生の棟ではなく
2年生の棟に行った
第2章
~この人知ってますか?
黄
紫
橙
黄
紫
説明中
紫
橙
黄
紫
橙
紫
黄
紫
黄
橙
紫
黄
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紫
橙
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紫
黄
黄
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黄
黄
黄
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黄
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黄
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黄
黄
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青
黄
青
黄
青
青
黄
黄
青
黄
僕達はどんどん仲良くなった
青ちゃん先輩も僕と良く お話してくれる
図書室で待ち合わせして
お話してから
家に帰る
明日は青ちゃん先輩の卒業式
実行委員の僕は今日めっちゃくちゃ 忙しかった
でも図書室に行った
そしたら青ちゃん先輩の定位置に リトマス紙が使われているノートが 置いてあった
青ちゃん先輩の忘れ物かな?
青ちゃん先輩は受験で 学校に来ていなかった
そのノートには
『黄くんへ 実行委員仕事お疲れ様。 気が向いたら、 明日ここに来てくれないかな? 卒業式が終わった後、 やる事全部終わってからでいい。 ずっと待ってます。 明日頑張れ。 葵希 青。』
黄
黄
第3章
~大して綺麗じゃない字
僕は朝から校内を走り回っている
土曜日だけど皆が学校に来て
わいわい騒いでる中 僕は1人全力疾走で廊下を走ってる
ざっと500人は超えているであろう 保護者一人一人に 席の案内
1,2年生はもう体育館に 居るらしいけど
とりあえず先生に言われた プリント全部作って……
急げぇー!
ようやく休憩出来る……
疲れたぁ……
やば、卒業式終わる!
片付けもしないと!!
急がないと!
黄
黄
黄
黄
青
青
黄
青
青
手渡されたのは
リトマス紙……?
えっ……??!!
そこには
『好きです、付き合ってください』
黄
青
黄
青
黄
青
黄
青
青
黄
言葉じゃなくて
数文字でも人は泣ける
僕は初めて知った
大して綺麗じゃない字で告白
でも僕はすごく嬉しかった
青ちゃん先輩の髪は夕日に照らされて
キラキラと煌めいていた
桜はまだまだつぼみ
桜よりも一足先に
僕の恋に花が咲きました。
後、好きな物が出来ました
「ビーツジュース」です
END
コメント
6件
ジュースかけられることに尊敬*. ゚(*´ω`*)゚ .*
すご....