キミ
…でさぁ、彼女が…
キミ
マジありえなくね?
私
へぇ~…
何度目かな、彼女の愚痴
その度に期待する私って
私
じゃあ、別れちゃいなよ?
キミ
むぅ~りぃ~
ズルいのかな
私
私
そっか、そっか
彼女ちゃん
…おーい…くん!
彼女ちゃん
早く早く!
私
…ほら、例の彼女ちゃんがお迎えだよ
キミ
お、ホントだ!
キミ
ありがとな!
キミ
やっぱお前は1番の女「友達」だよ!
私
私
…うん
私
ありがと
キミ
キミ
…まってー!……ちゃん!!
私
…っ
私
(女友達じゃなくて…)
私
(女として見て…)
私
うっ…ん
静かに、静かに泣いた
太陽がギラギラ輝いて
このまま私の思いを焦がしていきそうで
男くん
…ねぇ
男くん
本当にいいの?
男くん
僕とこんなことシて
私
…うん
私
だって…私…大好きだから
私
(まだ、あの人を)
男くん
…そっか
男くん
僕を選んでくれてありがとう
これがキミだったらいいのにな
あなたに触れたい
あの子になりたい
──ココロだけが、壊れていく
キミ
でよぉ、彼女がさぁ…
私
…そうなんだ
愚痴からノロケに変わった話
幸せ幸せ君はきっと
キミ
…お、彼氏くんが来たぜ
男くん
お待たせ!
私
私
うん
私
行こっか
ココロはどんどん堕ちてゆく
自分に嘘をつきながら
ニンゲンは、嘘が上手い







