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第4話 「 消えた理由 」 ※ 前話から見ることお勧めします ♩
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俺の声が翔太くんに届いてないのか
そう疑うくらい無視してくる翔太くん
不思議そうな顔で辺りを見渡してる
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違う 。
俺 、 ここにいるよ ?
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そっか
そうだ
多分俺 、 翔太くんの記憶からも消えていってるんだ 。
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みんなの記憶から消えたかった
忘れて欲しかった
それか
全てを1からやり直したかった
今までの事を全て無かったことにしたかった
でもそんなゲームみたいに
すぐ
" やり直し " " 初めから "
戻ることは出来ない
でも死んだら
俺はやり直せると勘違いした
そう勘違いして死んだ
違う
分からないけど 、 なんか違う 。
今になって分かること
今俺 、 死んだことに後悔してるんだ
今理由を再確認したはずなのに
死んだ理由が分からない
俺もみんなと同じなら
死ぬことなんて多分なかった
みんなに認めて貰えてた
きっと
俺だってみんなと同じ人間だよ
思ってることが違ったとしても
みんなと感情が違ったとしても
唯一の共通点 、 人間なんだよ 。
みんなと同じでご飯も食べる
朝起きて夜に寝る
同じだよ
なのになんで俺だけ否定されるんだろう
何が違ったんだろう
どこでみんなと変わってしまったんだろう
本当の自分は今どこにいるんだろう
わけわからなくなって
頭の中ぐちゃぐちゃで 、
辛くなってくる
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なんで泣いてんだろう
なんで辛いんだろう
なんで幸せって思えないんだろう
せめて 、 せめてだよ
この世界に戻ってきたくなかった
なんで帰ってきちゃったんだろう
まだマシだった
ひとりで想ってた方が全然良かった
でも今
想うことが多くなりすぎた
このまま 、 あっちの世界に入れたらな 。
永遠にしすがに眠ってた方が
絶対幸せだったな 。
今はどうなんだろう
幸せか 、 幸せじゃないか
そう聞かれたら俺 、 なんて返すんだろう 。
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優しくしないで
優しくしないでよ
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" 好きな人 "
そっか 、 翔太くん俺のこと好きなんだ 。
俺のことを好いてくれてるんだ
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ありがとう
ごめんね
いつもいつも
俺ね
翔太くんといて分かったことがあるんだよね
渡辺 side
好きな人のことは
誰よりも優先したいし
守ってあげたいし
優しくしたあげたい
めめから見た俺はどうなってるか分からないけど
ただのカッコつけてる変人に見えてるかもしれないけど 、 笑
でもそれでいいの
カッコつけさせて 、 めめの前だけで 。
ほんと好きなんだよなあ 、
自分でも驚くくらい
そんくらい好きな人と今一緒の空間にいて
話せてる
で今抱きしめられてる
すごい嬉しいし幸せ
家に呼ぶ時 、 もちろん緊張したけど
ちょっと 、 ほんのちょっとだけ
下心も浮かんでた
めめに近づくための1歩だと思った
めめを感じられる時間が1秒でも欲しかった
今抱きしめ合えてる
この時間がなによりもずっと幸せ
いなくならないで欲しい
消えないで
めめ消えちゃったら俺 、 何も出来ないよ
誰を毎日想って 、 誰に好印象いだけばいいのかな 。
俺はめめがいいよ
めめじゃなきゃだめなの
互いの気持ち確かめあって
嬉しい時は一緒に喜んで
悲しい時は一緒に泣いて
楽しい時は楽しんで
寂しい時は想いを伝える
それだけだよ
それだけだから
もう少しだけ一緒にいさせて
なんなら永遠に 、
でもそんなのは無理だから
1秒でも多くめめと過ごせたら
いいのかなって
分からないけど 、 多分 。
別れを今は想像できない
めめが帰ってきてくれたことで
めめがいることが当たり前に染み付いちゃってる
でも
戻ってきてくれて嬉しかった
また話せるんだって
幸せに思えた
この幸せがずっと続けばいいのに
俺のわがままが本当になればいいのに
そんなことを考える今日
情けない 。 ごめんね
居なくなったとしても
めめのことずっといちばんに大好きだからね 。
展開全然進んでない気が (笑) 最終話予測してるので どんどん進めて行けるように 頑張ります .. 🖐🏽 コメントモチベになるので 良ければコメント待ってます ♩
この作品が誰かの心に響きますように 🤲🏽♡
コメント
7件
ヤバい、まじで涙腺破壊するどころじゃない。てか泣いてるわ
切ないッ!しょっぴー気づいてあげないとめめがッ 本当に涙が出てきます
忘れられかけてきてるのに 気づいてないのかな、、、しょっぴ-