ある日の事
父と兄が組織に呼ばれ 一日家を空けることになった
ザッ ザッ …
北条 圭章
北条 圭章
北条 奏
北条 光夜
北条 奏
北条 光夜
北条 奏
ザッザッ
北条 光夜
北条 奏
北条 奏
ゴソ…ゴソ……ッ
ゴソ…モゾモゾ…
北条 奏
ボソッッ
サッサッ…
北条 奏
北条 奏
北条 奏
ゴソゴソゴソ…
ゴトッ
北条 奏
北条 奏
カタ…
北条 奏
北条 奏
ピラ…
北条 奏
サッ
北条 奏
拾い上げた写真には
父と
髪の長い笑顔の女性が写っていた
紺色よりも少し明るい、星のない空の色をした…
北条 奏
ピラ
北条 奏
北条 奏
北条 奏
私はその時 自分が何をしているのか
さっぱりだった
会いに行かなくてはならない 理由がある訳でもないのに
何故か胸がざわつき、行かなくてわという使命感だけが私を動かした
北条 奏
北条 奏
北条 奏
修行を投げ出した事よりも もし会えなかったらという不安が勝ち
罪悪感も殆ど感じなかった
夕暮れまでに戻ればいい
それに自分のことなど誰も探すまいとさえ思う
北条 奏
サーーーーーーーーーーーーーッ…
北条 奏
北条 奏
風を感じながら川の流れる音に耳を澄ませていると…
ーーー! ーーー〜~、
北条 奏
僕は声の方へと誘われるように歩いた
北条 奏
僕は初めての公園にドキドキしながら辺りを見渡した
すると向こうの方で、少し年上くらいの子供達が揉めているようだった
村の子供
村の子供
片腕の少年
村の子供
村の子供
片腕の少年
私は 虐められている少年が泣き出すまで何も出来なかった
初めて虐めを目の当たりにした衝撃が余程大きかったのか
見る事以外出来なかった
片腕の少年
…ザッ ザッ ザッ ザッ
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
続く
コメント
1件
北条家の作品最高!! 最後の言葉が気になる✨ 続き楽しみにしてます!