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続き凄く楽しみです!✨️
北条 奏
片腕の少年
その子を見て、僕は驚いた
とてもそっくりなのだ
あの人に、父 北条圭章に
北条 奏
顔立ちは少し違うが 髪がよく似ている
あの独特な色合いに髪質が、
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
見つめ過ぎてしまったか 何も言わない僕を不思議に感じたのか
少年が恐る恐る聞いてきた
北条 奏
北条 奏
片腕の少年
片腕の少年
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
この時何故か嘘をついた
無意識だった
僕はこの時、初めて嘘をついた
初めての嘘と言うのは、あまり罪悪感を感じないモノなのだと思った
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
片腕の少年
片腕の少年
北条 奏
正直この時、あまり話を聞いていなかった
それ以上に彼の事が気になってしまったから
彼はどうとも思わないのだろうか
目の前に自分とそっくりな人間がいるというのに
なんてことも考えた
片腕の少年
一息つくと、彼はベンチから腰をあげゆったりと歩き出した
僕は彼にぴったりとくっついて歩いた
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
片腕の少年
片腕の少年
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
そういい僕は、痛がる彼の前にしゃがみ込んだ
片腕の少年
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
ピリ、ピリ ペタ
僕は彼の怪我を公園の水道で綺麗に流し、常備していた絆創膏を貼った
片腕の少年
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
純粋な笑顔でそういう彼
今思えば、こんなに真っ直ぐ御礼を言われたことなど無かった
北条 奏
誰かの役に立つなんてことが無かったから
正直僕も嬉しかった
北条 奏
北条 奏
片腕の少年
北条 奏
北条 奏
片腕の少年
片腕の少年
僕が友達というと、彼はパッ明るい表情を浮かべながら教えてくれた
片腕の少年
小湊 圭一
北条 奏
小湊 圭一
太陽みたいだった
北条 奏
その時だった
公園の入り口に、2人 親子が見えた
母親らしき女性の隣には、とてもよくにた女の子が立っている
その容姿に何処か見覚えを感じたが、その時は気のせいだと思った
すると、その子がこちらに手を振りこう叫ぶ
紺色髪の少女
と
北条 奏
小湊 圭一
タッタッ
小湊 圭一
小湊 圭一
北条 奏
北条 奏
北条 奏
北条 奏
続く