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千遥
私は昨日不思議な人と出会った。
千遥
耳が聞こえない人だ。
千遥
調べてみると難聴という障害らしい。
千遥
1000人に1人…だった気がする。
葵
俺は耳が聞こえません。
葵
話しかける時は、
葵
ノートなどに書いてもらうと助かります。
千遥
と自己紹介で話していた。
千遥
勉強も運動もできる。
千遥
耳が聞こえないだけ。
千遥
耳が聞こえない人は
千遥
他のところも障害があるのかと思っていたが違った。
葵
ち、はる？
葵
隣よろしく…？
千遥
ｶｷｶｷ…
葵
？
千遥
これからよろしくね！
名前はちはるであってるよ！
名前はちはるであってるよ！
千遥
(紙)
葵
あ、良かった。あってた。
よろしく！
よろしく！
隣になってから話すようになった。 ここでわかったのは私は葵に恋してるんだってこと。 でも難聴の君は
葵
仲良くしてくれてありがとう。
葵
これからも友達でいてね
って。 でもある日。
葵
人工内耳ってもの買ってもらったんだ！
千遥
ｶｷｶｷ…
千遥
そうなの？(紙)
葵
あ、もう書かなくていいよ。聞こえる。
千遥
え、すごいねそれ！
高そ…w
高そ…w
葵
ちはるの声ってそんな声だったんだ(,,꒪꒫꒪,,)
千遥
あ、そっか、聞いたこと無かったっけ。
葵
ちはるの声落ち着くね…
好き…！
好き…！
葵の口から好きって単語が出てくると 心が揺れる。
千遥
私も葵の声好きだよ？
葵
いや、声も好きだけどね、千遥の全部がすき！
千遥
え、？全部？
葵
うん、全部。
付き合ってください！
付き合ってください！
千遥
は、はい、喜んで？( ・д・ ﾎﾟｶｰﾝ…
葵
あ、ほんとに…？
千遥
うん、
難聴の君は…
私の彼氏となりました！
耳聞こえない人を見つけても
疎遠にしないで、
仲良くしてあげたり
してあげてください！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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