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この物語は
ある少女から始まった
“役割を思い出す“日
歌無
夕暮れ時
優しい風が頬を撫でるように通り過ぎる
授業を終えた私は
帰路へとついていた
疲れたな。
そう感じていた頃
携帯に着信音。
ポケットから携帯を取り出し、画面を覗く。
携帯のロックを解除し、歩きスマホの体勢に入る。
スマホに表示されていたのは
公安会長。
連絡が来ていた。
公安会長
文面から読み取るに、期待はしていなさそうだ。
歌無
返信する気が起きないも、返信しなければいけないことと理解しているので、
『おかしな行動、発言をする人はおりませんでした。』
そう返信した。
優しい風が吹く道を、どんよりとした気持ちで歩く。
その日会った人をメモにまとめろ。
そう命令を受けているため、バッグからメモ帳とボールペンを取り出す。
軽くまとめ、そろそろ家に着くという頃。
視界の右端に映る公園に目がいった。
公園の入口に立つ。
巨人。
背は600cm程
見た目(舌)を見るにトリガーを使用していることがわかる
歌無
そう一言呟き、
服の袖を刀へと変える
相手を斬りつけるのは流石にダメか。
そう考えたため、木刀へと変える。
歌無
パトカーのサイレンの音を背後に一言呟き、帰路へと戻る。
歌無
そう言いながら木刀を服へと戻す。
バッグからメモ帳を取り出し、
先程の男の
個性。
おおよその年齢。
これらをまとめる。
名前はわからないから、男1としてまとめる。
トリガーの出処は……
ッと、考えている時間はない。
家に帰ろう。
夕暮れではなく、いつのまにか月が見えやすくなる時間帯になってしまった。
歌無
返事がない。
おおよそ、ホークスは事務所にでも行っているのだろうなぁ。
なんせ、空の散歩大好きだし。
手を洗い、フライパンを取り出す。
器に卵を割り、菜箸でかき混ぜる。
味付けをしてから焼く。
ご飯を皿に盛り付け、ケチャップライスにする。
オムライスを作り終わる。
ホークスはいないので少量だが。
歌無
今日も頑張ったと自分に言い聞かせながら
クラス名簿と睨めっこ。
歌無
クラスメイトの名前を覚えていて損はないし。
何かあった時に役立つ可能性がある。
にしても、覚えられる自信がない。
諦め半分でもう一度クラス名簿と睨み合いっこ。
一通り目を通しても、話したことある人しか名前を覚えられない。
記憶力は悪い方ではないけど、いい方ではないのだ。
朝。
アラームによって起こされる。
机の前にはクラス名簿。
いつのまにか寝落ちしてしまったみたいだ。
制服に着替え、リビングに降りる。
リビングにはホークスが帰ってきた形跡はなく、
沈黙が漂っていた。
特別お腹が空いているわけでもないので、
いつもより1時間ほど早めに家を出る。
アラームを朝早くに設定しすぎなのかもしれないが。
青くて大きな門。
それをくぐり抜け、建物に入る。
ガラガラ
教室に入っても、沈黙が漂うばかり。
席に座れば、響くのは椅子を引く音だけ。
荷物を机にまとめ、廊下に出る。
その足で職員室へと向かう。
職員室のドアを開ける。
先生は……
根津校長
歌無
根津校長
根津校長
語尾に☆が付くのが特徴。
歌無
根津校長
歌無
朝礼でもないわけだから、先生の話なんて聞きたくないな。
歌無
根津校長
学校としての設備も、しっかり備わっているみたいだな。
歌無
根津校長
歌無
消しゴム頭がHRを始めた。
案外ヒーロー科に授業も普通なところが多くて、
勉強は余裕だ。
予習はやってあるし
気づいたら昼休み。
今日も、お腹が減っているわけでもないため、
屋上へと続く階段に足を踏み入れる。
屋上へと着く
今日はそこまで風がなく、日差しが出ているので、
いつもと比べると若干暑く感じる。
時々吹いてくる風が涼しいので、
心待ちにしていたりもする。
ただ、昨日は爆豪君に迷惑かけてしまったから、
何かお詫び……できるかな?
そんなことを考えながら昨日と同じ壁に寄りかかり、座り込む。
やっと終わりました。。。
今回は250タップくらい頑張った。。。
♡200〜400
いつもノルマハートの量多くてごめんね((((
それではー