イラフィオ注意でそ( ˘ω˘ )
フィオナ・ジルマン
イライ・クラーク
フィオナ・ジルマン
全身をダークで包み込んだ彼、イライ・クラークは私の持っている物を確認したのか?
イライ・クラーク
と部屋にいれてくれた。
今日はバレンタインということもあり、荘園内の女性軍は【愛しの彼】へ手作りのお菓子渡すべく奮闘していた。私もその1人。
イライのことが好きなのか私自身でもよくわからないけど、一緒にいると落ち着くし、安心するし、離れたくないって思う唯一の存在。
恋愛マスターのマーサによるとそれは恋らしいけど。
現に彼の部屋の前でもドキドキが止まらなかったし、部屋へ通された今も緊張で落ち着かないでいた。
イライ・クラーク
とりあえず何か話そうと私の方から話かける。
イライ・クラーク
フィオナ・ジルマン
私はその流れでウィラと作ったチョコパイを彼に手渡す。
ラッピングも可愛くできたし、彼の好きな梟のシールも貼っておいた。
フィオナ・ジルマン
イライ・クラーク
言葉は少し冷たいものの、微笑んでくれた彼から目を逸らした。
その笑顔は本当に美しく、私以外にも見せているのかと嫉妬してしまう程。
彼に不審に思われないようにまた私から口を開いた。
フィオナ・ジルマン
フィオナ・ジルマン
それは本当に心から嬉しかったし、胸の前で手を合わせて私は微笑む。
あの二人はお互いのことを1番に考えているようで、お似合いのカップルになれると思う。
イライ・クラーク
そういうと彼は私の首元に手をやった。一瞬の出来事で冷たい手が触れた時、
フィオナ・ジルマン
と声を漏らしてしまった⋯
フィオナ・ジルマン
もう少し触れていて欲しい、なんて言えるはずもなく彼の謎の行動が何をしようとしているのか問いかける。
イライ・クラーク
フィオナ・ジルマン
何よそれ何よそれっ⋯!
アイマスクをしている彼からは何の表情も読み取れず、私に対してどのような感情でそう言ったのか予想もできなかった。
少しはだけていた洋服の裾を整え、改めて座り直す。近くも遠くもないこの距離が私をウズウズさせ、部屋から出ていくという選択肢は既に頭から消えていた。
イライ・クラーク
フィオナ・ジルマン
イライ・クラーク
コクリと頷き自分が彼に渡したチョコを1つだけ取り出した。手袋を外すのが面倒臭いからか、あーんと口を開けて待っている。
フィオナ・ジルマン
私はコロンとそれを運んでやり、味の感想を求めた。
イライ・クラーク
フィオナ・ジルマン
流れ作業のようにもう1つ取り出して、彼の口へ運ぶ。美味しいと言ってくれただけで作ったかいがあったなと満足してしまう。
お返しなんていらない。ただ美味しいと言ってもらえれば十分だった。
フィオナ・ジルマン
イライ・クラーク
彼から許可を貰い、袋に手を伸ばす。
ーーーグイッーーー
フィオナ・ジルマン
急に腕をひかれ彼に抱きつく体制になる。
フィオナ・ジルマン
イライ・クラーク
ゆっくりと近づく彼から逃げることもなく、それを受け入れていた。頭も体も彼からの口付けを期待しているようで。
そのまま口の中に甘いチョコレートが入ってくる。食べさせてあげると言われた時、何をされるかは分かっていたが実際にされると何十倍も恥ずかしい。
フィオナ・ジルマン
イライ・クラーク
フィオナ・ジルマン
恥ずかしさから彼から距離を取り、口元に着いたチョコを指でとる。
甘い。
こんなに甘くしていたっけ?と疑うほど甘かった。
イライ・クラーク
フィオナ・ジルマン
とうぶん彼からの悪戯に振り回されることになりそうで、期待半分不安半分と言ったところ。
甘さには要注意なのだから。
コメント
4件
口角がどんで行きましたね…続きとかありますか🤔
ブクマ失礼します!
え、すき……