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廃棄米
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動物
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これはフィクションです
政治的意図はありません
日帝
ザザッ 『天皇陛下万歳‼︎』 ジーッザザッザッ 『俺はこの国ノ為に死ヌが帝国海軍ノ為には死ななイ‼︎』 ザザザッザッ 『帝国海軍ノクソッタレーッ‼︎』 ジーッ 『日本國ニ栄光あレ‼︎』 ザザザッ
日帝
この音声達は敵軍の戦闘機へ特攻した操縦士等の最後の言葉…
帝国海軍………海が担当している軍だ……
恐らく特攻を命じたのは陸軍ではなく海軍だから海軍への最後の反抗だったのかな…?
日帝
僕は海を揶揄う為に跳ねる様に歩きながら口ずさむ
日帝
日帝
ーーーーー♪ーーーーー♪
ーーーーー♪ーー♪
1944年8月25日
アメリカ
ここ数年何処かしら陰鬱な空気が渦巻いていた会議室…
でも今日は違う…
アメリカ
アメリカ
様々な国
俺がフランスの首都…パリの解放を宣言するととある奴は立ち上がり…とある奴は安心しきった顔をし…とある奴は他の奴とハグをする…
……滅茶苦茶だった………
でもそれぐらい皆んなこの作戦の成功は嬉しかったんだ…
俺だって嬉しい
アメリカ
俺は勢いよくソ連を見るとそのまま言葉を繋げる
アメリカ
アメリカ
俺が意気揚々と言うとソ連も目を細めながら頷く
ソ連
ソ連
なんだかソ連の笑みにはドス黒い何かが見え隠れしているが……
アメリカ
俺は見て見ぬふりをしてヴィシー・フランスへ視線を移した
ヴィシー・フランス
ヴィシー・フランス…………は無表情で俺等の動きをずっと観察している…
アメリカ
ヴィシー・フランス
アメリカ
俺は会議が始まってからずっと気になっていた事を聞く…
今…ヴィシー・フランスと自由フランスは一緒の場所で過ごしている筈だ…
ヴィシー・フランスは敵国だが俺が許可を出したんだ………“ヴィシー・フランス“が”フランス“の記憶を思い出してくれると願って……
なのに何故か今日は自由フランスがいない…
…………何故………?
ヴィシー・フランス
ヴィシー・フランス
………置き手紙……ねぇ…
なら自由フランスは今何処に……
コンコンッ
様々な国
アメリカ
……ドアをノックする音が会議室に響く…
先程までの騒がしさが嘘かの様に会議室はシンと静かになった…
アメリカ
俺はこの会議室の代表としてドアの向こうにいる何者かに声をかける
僕だよ………自由フランス…
遅れてごめんね…?
ちょっと………予想外の事があってね
凄い賑やかな声が聞こえたんだけど入っても良いのかな?
ドアの向こうから聞こえた声は自由フランスの声だった…
様々な国
アメリカ
イタ王
俺は自由フランスの声に違和感を感じたので……勘の鋭いイタリア王国へ問い掛ける…
アメリカ
俺がそう問い掛けるとイタリア王国は顔をドアの方へ向けたまま喋る
イタ王
イタ王
イタリア王国はそこで言葉を切ると今度は声を少し大きくしてドアの向こうにいる自由フランスへ声をかける…
イタ王
………………
ヴィシー・フランス
様々な国
この会議室にいる全員がイタリア王国のその言葉に首を捻る…
アメリカ
俺はイタリア王国の言葉の真意が分からないままそう言って許可を出す…
うん…
ありがとう
自由フランスはそういうとゆっくりとドアを開ける…
ガチャッ
自由フランスが姿を現した途端会議室は先程よりも静まりかえった……
アメリカ
中華民国
中華民国
ソ連
イギリス
様々な国
俺達はあまりの出来事に言葉を失った……
ただ一国を除いて…
ヴィシー・フランス
ヴィシー・フランスがそう言うと自由フランスは悲しそうな顔をすると口を開く…
自由フランス
自由フランス
『フランス』
そう言うと“自由フランス”…………いや…………………“フランス”は光が一切うつっていない瞳を俺等に向けながら笑う……
アメリカ
……最高のタイミングで最悪な現実がやって来るなんて誰が予測出来た…?
クソッタレ……
自由フランス………違う……フランスが会議室にやって来て騒然とした会議室を急いで解散させて俺達連合国だけで話し合う事にしたには良いものの……
アメリカ
中華民国
中華民国
イギリス
ソ連
………誰も口を開けない…
ヴィシー・フランス
……いや違うな……
何も知らないヴィシー・フランスはいつも通りだ
『フランス』
フランスは“自由フランス”の時はヴィシー・フランスの事を“フランス”と呼んでいたのにな……
ヴィシー・フランス
ヴィシー・フランス
『フランス』
ヴィシー・フランス
俺はヴィシー・フランスとフランスが話し合っているのを横目にして口を開く……
アメリカ
イギリス
親父は光の籠っていない虚ろな瞳を俺に向ける……
こんな憔悴しきっている親父を見るには初めてかもしれない……
俺の知る親父はいつも余裕ある笑みを浮かべていて…腹黒くて……常にフランスと言い合いをしていて…………
アメリカ
もう……
親父とフランスが喧嘩をして俺等がそれを見て笑ったりする光景は見れないのか……?
フランスが俺等を無理矢理モデルにして絵を描く光景を見ることは出来ないのか…?
アメリカ
ソ連
ソ連は誰に言うわけでも無くそう呟く…
だがその質問に答えれる奴は此処にはいない…
いる訳がない…
CLN
国の化身だけで行う会議が終わって帰っている最中にCLNがそう聞いてきた…
イタ王
僕はしばらっくれるがCLNはそれを許さない
CLN
イタ王
CLN
イタ王
僕だってまさか本当にこんな事が起こるとは思わなかったさ…
………ただの憶測であって欲しかったさ…
イタ王
CLN
僕達の間に少しだけ沈黙が流れる……
その時……
ドンッ
CLN
女の子
イタ王
CLNが人間の女の子とぶつかった…
女の子
その女の子は大慌てでCLNに謝る…
その子はフードを被っていて表情は分かりずらいが…僕達が国の化身だからか怯えた様子だ…
CLN
女の子
女の子は俯いたと思ったら今度は顔を勢いよく上げるとフードからチラリと見える小さな口を開く…
女の子
そう言うと女の子はフードの内ポケットから何かを取り出してCLNに渡す
CLN
イタ王
それは水色の液体が入っている小さな小瓶と封筒だった……
僕とCLNがその渡されたものを見てから視線を女の子の方へ戻すと…
女の子
女の子は静かに微笑んでいた……
僕は知っている…
その微笑み方を……
イタ王
女の子
僕の言葉を遮る様にそう言うとその子はフードからはみ出ている癖っ毛のブロンドの髪をフワリと揺らして僕達に背を向ける
女の子
………
僕達はその子が人混みに混ざって去っていくのを呆然としながら見つめていた……
CLN
イタ王
CLN
兵
女の子
兵
女の子
兵
女の子
兵
女の子
大勢の人
ガチャッ
CLN
イタ王
僕とCLNがそう言いながら部屋に入ると…
イタリア
サロ
イタリアとサロが出迎えてくれた
イタ王
CLN
僕とCLNはイタリアの飛びつく勢いに少し体勢を崩してしまった
CLN
イタリア
CLN
僕は戯れ合うイタリアとCLNを眺めながらサロへ声をかける
イタ王
サロ
サロ
イタ王
サロは初めて会った時よりだいぶ心を開いてくれている様だ…
それに…
CLN
イタリア
サロ
CLNへの恐怖もだいぶ無くなっている様でよかった……
最初の頃なんて……
サロ
CLN
CLN
CLN
CLN
イタ王
サロ
CLN
ガシャンッ カランッ
CLN
サロ
イタ王
そんな事もあったからねぇ
CLN
イタ王
……うん……
イタリアがうつ伏せに倒れているCLNの背中の上に乗っていて……そのイタリアの膝の上にサロが乗っているこの状況………
どうしたら良いんだろう…?
えっと……今のイタリアの身長がもう164センチで……サロが157センチ………合計体重は恐らく90キロ近くかな…
う〜ん……
CLN
イタ王
イタリア
サロ
CLN
CLN
サロ
CLN
あの後結局イタリアによってコテンパンにされたCLNは疲れ果てた様子で机の上に突っ伏している
CLN
イタ王
今イタリアとサロは疲れ果てたので隣の部屋で寝ている…
イタ王
だから……
イタ王
CLN
あの子から貰った封筒を開封して小瓶の中身がなんなのかも突き止めなければ…
イタ王
ビリッ
イタ王
封筒の中には手紙が入っていた…
イタ王
その手紙にはあの子の綺麗な筆跡の文字が並んでいた……
CLN
僕とCLNはお互いの顔をくっつける様にしてその手紙を読む……
拝啓:イタリア王国
どうやらこの手紙を読んでくれている様で安心だ
あんなかたちでこの手紙を渡す羽目になって悪いな
だが私も自由に動ける身ではないのでね
…さて本題に入らないといけないな
イタリア社会共和国……サロをお前は知っているか?
いや…知っているかではないな
保護しているか?の方が正しいか
サロがイタリア国内のドイツ兵等から逃げたと言うのを最近知る事が出来てね
どうやら現地にいる奴等がサロに狼藉を働いた様なのだよ
ふふ……サロに……私の息子であるサロにだぞ?
その狼藉を働いた奴等は私にこの事を知られる事を恐れた様でな……そのせいで私にサロの行方が分からなくなったと言う情報が入ってくるのが遅くなってしまった…
奴等は全員纏めて殺処分したが今だに腹立たしい…
嗚呼……話が逸れてしまった
お前も気付いてはいるだろうがサロはお前の息子でもある
気付いてなんていないとは言わせない
…お前が恐らくサロを保護しているだろうとは概ね予測はつく
サロの行方が分からなくなってからだいぶ時が経ったと言うのにサロが見つからない…しかも連合国の奴等に捕まったと言う報告もない………ならお前が保護している筈だ
では何故敵国であるサロをお前が保護する?
理由は簡単
お前はサロが自身の息子である事に勘付いているからだ
………イタリア王国よ
………心より感謝する…
………
………ところでお前はここ最近ずっと戦争に参加していないな…
理由を当ててやろう
再生速度が遅くなったのだろう?だから前線へ出なくなった…
再生速度が遅くなった理由は分かるか?
分からないなら一応教えてあげよう
理由は簡単さ…
お前と私が性交渉をしたからだ
……私も驚いたさ
この答えが間違って欲しかったよ…
だからプロイセンを使った……
ふふ……憎悪の籠った瞳で私の事を抱いてくれたよ………見ていて面白かった…
そしてプロイセンお陰でこの答えが間違っていなかった事が分かった…
プロイセンも再生速度が人間と殆ど大差無い速度になったのだよ
嗚呼………これで国の化身を半永久的に殺す方法を2つ見つける事が出来た……
1つ目は他の国の化身に実行する事は難しかったがこの方法ならば……
……嗚呼……また話が逸れてしまった…
さて…
長くなったが…
私はお前に感謝をしている
だからその感謝の意を込めてその小瓶を渡そう
その小瓶の中身はお前の再生速度を今まで通りとまではいかないが……旧国程度の再生速度までなら戻す事が出来る筈だ……
……お前に死なれては困るのだ…
断じてお前のためではない
これは全てサロの為だ
その薬を飲むか飲まないかの選択肢はお前に託すが……
出来れば…
いや………なんでもない
……ここまで長くなってしまったな…
もうお前に会う事は無い筈だ……
すまなかった…イタリア王国
イタ王
なんて事だろう…
CLN
イタ王
数分間…僕達は黙ったまま手紙と小瓶を眺めていたがCLNがその静寂を切り裂く
CLN
イタ王
CLN
勿論分かってる
イタ王
CLN
イタ王
僕は頷くと目を瞑って勢いよくその中身を飲み込んだ…
CLN
イタ王
これといって激痛がはしる訳でもなく……身体が痺れる訳でもない……
イタ王
僕は確かめる為に隠し持っていた短剣で自分の手を切り裂く…
イタ王
CLN
僕とCLNが僕が自分でつけた手の切り傷を見ると…
イタ王
CLN
CLN
イタ王
イタ王
僕とCLNは一旦気持ちを落ち着かせるともう一度ナチからの手紙を読む…
CLN
イタ王
狼藉を働いた……
と言う事はその人間等はサロに………
イタ王
CLN
サロ
サロ
イタリア
サロ
僕よりも年上のくせに子供っぽいんだから…
イタリア
サロ
イタリア
サロ
イタリア
サロ
暖かい……
サロ
パパに会いたいなぁ……
ナチス
ナチス
喉が痛い…
……少し喉を酷使し過ぎたせいか…?
ナチス
プロイセンめ………容赦なくやりやがって……声を出し過ぎた…
しかもその後女の声を出したのも良くなかった…
お陰で喉が全く治らない…
ナチス
ガチャッ
ヒトラー
ナチス
どうしよう…
お父さんにはイタリア王国等に接触した事を教えてない…
そもそも外出を許可されてすらいない…
ナチス
ヒトラー
ナチス
ヒトラー
………イタリア王国等に接触した事は絶対に悟らせるな……
勝手にドイツ国外へ出た事を悟らせるな…
ナチス
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
あたたかい………あんしんする……
ナチス
ヒトラー
ナチス
……声を出すのはもう疲れた…
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
……声を出さずにどうやってお父さんに伝えよう……
………そうだ…
ナチス
……この書類は要らないものだった……筈……
ナチス
ナチス
『その国の化身へ人間の心臓を移植するか、その国の化身と私が性交渉をしたらその国の化身の再生速度は人間と殆ど同じになります』
『実際に心臓移植したヴァイマル共和政も私を抱いたプロイセンも人間と殆ど変わらない再生速度になりました』
『連合国の国の化身等の再生速度を遅くするのなら人間の心臓を移植するより私が変装でもして奴等に抱かれた方が効率が良い筈です』
ナチス
……どう………かな…?
ヒトラー
ナチス
お父さん?どうしてそんな顔をするの…?
どうして…?
どうしてそんな………
ヒトラー
ナチス
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
ふふ…
お父さんに褒められた
やったぁ
嬉しいね
頑張った甲斐があった
ナチス
ヒトラー
ナチス
ヒトラー
……確かに少し眠たいかも…?
ナチス
ヒトラー
ナチス
ヒトラー
ナチス
ナチス
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ヒトラー
ナチス
ヒトラー
『フランス』
ヴィシー・フランス
ヴィシー・フランス
『フランス』
ヴィシー・フランス
『フランス』
『フランス』
ヴィシー・フランス
嗚呼………
君は記憶を失っていても君のままだね……
………
…………ねぇヴィシー……
もう絶対に君を手放しはしないよ……
絶対に危険な目に遭わせてやるものか
僕が君を守るから…
………絶対に誰にもヴィシーを渡さない……
……たとえそれがイギリスであっても……
絶対にもうヴィシーを僕の元から離さない……
『フランス』
だからヴィシー?
記憶はもう戻らなくても良いから……
ずっと僕のそばに居て?
嗚呼…確かに人間と言う生き物は複雑だ…
だがそこが人間の美しいところ
私はそんな人間の事が大好きですよ
えぇ…好きですとも
見てて面白いですからね…
Q:フランス共和国の国の化身が新しくなりましたが……ヴィシー・フランスはどうなるのですか?
A:ヴィシー・フランスはこのまま旧国となるでしょう
Q:……記憶はどうなるのですか?
A:……恐らくもう……
………えぇ……“回答者”の想像通り…ヴィシー・フランスの記憶は戻りませんよ
Q:では……“リョウオモイ”だったフランスとイギリスはどうなるのですか?
A:……………
……………
Q:………どうなるのですか?……折角“リョウオモイ”でしたのに……
A:………もう……想いが通じる事はないでしょう
……そうですね
ナチス
ヒトラー
ナチス
……確かに……私が失敗して連合国の奴等に捕まるとお父さんに迷惑をかけてしまう……
ナチス
ヒトラー
Q:再生速度が人間と同じになるとどうなるのですか?
A:……致命傷を負うとその怪我が治るまで果てしない歳月を要するでしょう
Q:だから“半永久的”なのですね
A:はい
やぁ………これから貴方はどうしますか?
…………
………少しアドバイスしてあげましょう
貴方が親に不許可された計画はとある時期になると実行出来ますよ
それまで待てば良いのです
………………まつ……………?
…………えぇ……待てば良いだけなのです
だって✖︎✖︎✖︎✖︎は死にますからね
その人が死ねば止める者はもう誰も居ませんよ
コメント
6件
見るの遅くなりましたぁぁぁ! もう最高!神!言語化能力がカス過ぎて言い表せないけど愛してる! ♡受け取れ!
見るのが遅くなってしまった…最悪だ…なんでもっと早く見なかったんだ僕………((((((まぁ…一旦こんな話は置いといて………やっぱり……主様神ですね…?サロとCLNの関係が仲良くなってよかったぁ〜〜〜…ナチの手紙が読んでいて熟読してしまいました!
うわっ…今回めちゃくちゃ重い回だったな…… 自由フランスが新しいフランス共和国の化身になったってマジかよ。しかもヴィシーの記憶が戻らないままっていうのが切なすぎる。「僕が君を守るから」ってヴィシーを抱きしめるフランスの暗い瞳にゾクッとしたわ。 ナチスとヒトラーの親子関係も生々しくて辛い…国の化身の再生速度を人間並みに落とす手段が性交渉とか心臓移植って、設定のダークさがヤバい。 一方でイタリア王国とイタリア、サロ、CLNのほっこりした日常シーンが救いだった。特にサロが「パパに会いたいなぁ」って思うとこでグッときた。 ドールさん、国の化身という重いテーマをキャラに落とし込むの上手すぎるわ。続きが気になる🔥