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おーい!まろ!

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ないこ!あれ?今日はLANくんもおるん?

🎲🦁

そのことなんやけれどな、LANが学校へ通ってることは知っとるやろ?

🎲🍸

うん

🎲🦁

学校でな、占いの授業があったみたいなんや

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あー、あれか、うーんっと、星占学

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そんな授業があるの?

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嗚呼、直接占い師を招いて、占いをしてもらうって言う授業やな

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そんな授業があったんか、それで占い師の人が直接授業をして、魔王の復活を預言し

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それをLANに伝えたわけか、なるほどな

知ってたんだ、それにしても星占学について…そこまで詳しいなんて…

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それで、専属騎士ある2人に見に行ってもらったけれど…

🎼🌸

え!?

🎼🍵

失礼します。あ、すみませんお話し中でしたか?

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大丈夫、この全員で話をしよう。何か情報はあった?

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それなんですが、予言をした結果、魔王の復活は確実

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それと、もう一度してもらって違う話も魔王の話と同時に出てきました

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魔王の話と同時に?それは一体どんな話なの?

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他種族が、奴隷省にいるって話です

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は…?

その瞬間兄さんから魔力が溢れ出す。その様子を見ていると確実だ

この国は奴隷を作ることを法則で禁止している国だからだ

🎲🦁

ないこ落ち着け、その奴隷省にいる子が、今後何かの未来に影響を与えるってことやろ?

🎼🍵

そうですね。予言は今後未来に影響するものだけを預言します。なので、その預言に登場する奴隷省の子は

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確実に今後未来に必要となってくる人材です

今後の未来に影響を与える子…だとすれば、俺にできることは

🎼🌸

奴隷省の方へ行きます

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!!LAN!?

🎼🎮

LAN様?

🎼🌸

今後魔王を討伐するために…俺は学校を退学しました

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!!本当なの?

🎼🌸

…はい

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こんな若い子達に背負わせることになるなんてな…

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本来は…俺たちが出向くべきなのに、未来ある存在を…駆り出すのも…

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お前は言えないな

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えぇ笑

どういうことなんだろう…

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ちなみに、ないこは、最初の時期から色々と問題を起こしてた

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その言い方は普通に語弊があるでしょ!

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まぁな、今は本格的に活動してない、irregular dice、元々は俺が団長で、ないこが王子だった時代

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俺らは、26年前か。国家反逆罪の冤罪をかけられて、王国から逃げていた騎士団だったんだよ

🎼🌸

え…そんな話全く聞いたことが…

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そりゃあな、知ってるのは、16年前の出来事やもんな

🎼🌸

でも、26年前だったら…今は何歳になるんですか?皆さんは

🎼🌸

年齢が全く、20代の人たちのように見えて…

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それはね、色々と種族が関係しているのかもしれないね、まぁ、そのうち知るよ

🎼🌸

そのうち知るって…兄さんは、人間じゃないの?

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ん?半分人間かな〜?

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半分人間になったの間違いやな、元々人間だったんだから

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あははw

🎲🍸

ないこは、16年前聖騎士が起こしているデモを止めるために、俺たちを探した

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そして、一番に狙われていたのは、ないこやった。その理由が魔神族の復活

🎼🌸

!!魔神族の復活って…

魔神族と他種族人間が、魔神族と他の種族と対立して、戦争を起こしてたって記録がある。 そして、それが3000年前の話だった。それが16年前に…

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結果、魔神族が復活して新たな幕開け、それが古の前兆だった…

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そう、魔神族の魔神王の精鋭部隊が復活してな。人間は魂を狩られ、魔力の回復の養分になってた

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魔力回復の養分…

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それでその戦いが聖騎士と共闘して、やっていたりしたし、ないこなんてほとんど前線におったものや

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え?

🎲🍣

あはは

兄さんが戦争の最中、前線にいた?そんなこと、想像できない。大体王子とかって、前線に出されるというか、守られている存在だから…

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その当初はな、ないこもすごかったわ…ほんまに助けられた

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魔神王の戦いですら、ないこは前線で、全員のサポートに転じていたからな

🎼🍵

ないこ様って、すごいことしていたんですね。再び聞いて驚きです…

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💦

🎲🍣

わかった…取り敢えず、LANの奴隷省へ行くことは俺が許可する

🎼🌸

え?

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ただし!その場に俺もついていきます!

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あー、なるほどな…んー、どっちかが一応王宮に残らんと行けへんから

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俺がついてくで、それに少し探したいしな

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探したい…?

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……俺達の息子、6年前から行方不明なんよ

🎼🌸

え!?

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行方不明って…

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だから、王都へ行って、人間界はくまなく探してみてはいるんやけれど

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…見つかってないしな、とにかく!護衛で俺は向かう!だから基本後ろにいてくれ

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わかった、後ろから狙われないようにするためにLANを守るね

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嗚呼、頼むわ

🎼🍵

いふ様、LAN様とないこ様をよろしくお願いします

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おう!任せとけ!

そうして俺たちはフードを深く被って、王宮を出てから奴隷省へと向かった。その時のいふさんの後ろ姿は、とても頼もしかった。

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