[−○○side−]
叫び声が街中に飛び交う中で、二人の冷静な判断により、人気の無い場所へ移動することになった。
{どーやって移動する?}
『羽でいいでしょ』
{いや、○○ちゃんはどーすんのさ}
『○○ちゃん?あぁ、天使ちゃんのことか。』
『乗せていけばいいじゃん。』
{…わかった。}
{はい、じゃあ乗って?}
しゃがんで私の方に背中を向けてくるジミンさん
「えっ…でもっ、!」
『早くっ!皆が騒ぎ立てる前にっ!』
いやもう結構騒ぎ立てられてますけどテテ君。((誰
「はっ、はいっ汗」
「よいっ、しょっ…」
{じゃあ飛ぶよー}
『早く行こ』
バサッッッ!!!
「わあああっ!!汗」
当たり前だけど、空なんて飛んだことなかったから、勿論怖かった
「うぅっ……((涙」
『大丈夫大丈夫』
{落とさないから安心して(笑)}
隣にいる悪魔さんと、乗せてくれているジミンさんが慰めてくれたから、自然と涙は止まった。
トウチャク
『はぁ…で?良い所ってどーゆーこと?』
{ふっ、そんなキレんなよ(笑)}
『はあ?』
「…、」
気まずい……
{はぁ…○○ちゃん気まずいよね?ごめんね?}
「えっ、!あ!いえいえ…」
『まず俺らの関係を説明した方が良いんじゃない?』
{確かにそうだねっ!}
『俺らはね?他の国で、悪魔しか住んでない国があるの。』
『そこで、僕達は…なんて言うのかな、?(笑)』
{んー……恥ずかしけど…王子……みたいな?(笑)//}
「おっ、王子っっ!?!?」
『しーっ!(笑)』
{えへへ…//////}
「えっ、そっ、それって…どういう…」
『僕のお母さんと、姉さん達も悪魔って言ったでしょ?』
「はいっ…」
{で、僕のお母さんも、テヒョンのお母さんも、 その……偉い人?なの(笑)}
『それがきっかけで、僕達も仲良くなったの。』
「そうなんですか…」
「でもっ、!なんで…!その…行っちゃったんですか…?悪魔さんっ…」
『ちょっと…ね…』
{…言ったほうがいいんじゃない…?}
『……お母さんに呼び出されたの。』
「えっ…、」
『もう…戻ってきなさいって……』
『けど…耐えられなくて…戻ってきちゃった(笑)』
{それで…テヒョンがね?○○ちゃんが寂しくなってないかなって心配そうだったから、僕が来てあげたの。}
『そう。そしたら!良い所だったのにとか言われてさ!?』
{それは!…その……}
「?」
『なにさっ!』
{その…寂しい思いを忘れられそうだから良い所だったのにってこと!}
『…ふーん……』
『じゃあ天使ちゃんがジミナに惹かれていきそうだったのにとかではないのね?』
「えっ!!//////」
{そっ、そんなのじゃないよっ!}
{違うからね!?○○ちゃん!?}
「はっ、はい…?(笑)」
『そっかそっか、ごめんね(笑)』
{んふふ、だいじょーぶ}
{でも○○ちゃんも良い子そうだし!これからも…仲良くしてくれる…?}
「もちろんですっっ!!」
{あ!ねぇねぇテヒョンさ、○○ちゃんが売ってる果物食べたことある?}
『え、天使ちゃんって果物売ってんの?』
「まぁ…はい…(笑)」
{その果物がすっごく美味しいのっっ!}
『へー!食べてみたいっ!』
「ぜひぜひっ!」
{でもなんであんな売れてないの?}
『ちょっとジミナっっ!!』
{え?ぁ、ごめんっっ!!ほんとに…ごめん……}
「いえいえ、(笑)本当の事なのでいいですよ(笑)」
「少し…その…私は…嫌われてて…(笑)」
「だから…食べてくれる人なんていないんです…(笑)」
{そんな……}
{こんなに○○ちゃん良い子なのに…}
「そんなことないですよ、(笑)」
『ねぇ、天使ちゃん…?これからもさ…遊んでくれる…?』
「もちろんですっ!なんで…そんな…、?」
『あっ、いや…前さ…おばさんに……怒られてたから…』
「あぁ、(笑)大丈夫です(笑)」
『ほんとに…?ほんとのほんと…?』
「はいっ!(笑)」
本当は大丈夫なんかじゃない。
今度バレたら、面倒見てくれなくなっちゃう。 家から追い出されちゃう。
けど、何故か私は、どうしようもなく、
一人になるのが怖い。
いや、言い方が違うかな。
悪魔さんと一緒にいたい。
こっちの方が合ってるのかも。
不思議だ。なんでだろう。
{……}
その日から、また悪魔さんと、ジミンさんと遊ぶようになった。
あの日…悪魔さんを止めていれば、ジミンさんを無理させなければ…
私は…こんな悪魔にならずにすんだのかな____
皆様こんちわえむです❗
いかがだったでしょうか!
次回…最終回…かもですっ…!
今回の天使と悪魔はですねー…ちょっと短いです(笑)
いいね、コメント、followお願いします!
それでは、素敵な一日をお過ごし下さい。
コメント
12件
好きすぎて好きが溢れ出す((?
最終回〜(´TωT`) 楽しみに待ってます笑
良き!