テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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かえでの妄想吐き溜め場

第26話 - ボク恋外伝? あの人の恋路

201

2023年06月09日

#utit

#nmmn

かえで🍁✒️

注意！

こちら(に限ったことではないけど←) nmmnになります、注意！そしてBLです、これも注意！万屋ニコ×ちか (まふ×そらもあり) 上記地雷の方は回れ右！

かえで

ボク恋のその後のもしも話になります！

かえで

本編では色恋沙汰のかけらもなかった、ちかさんこと瑞樹さん……

かえで

そんな彼が、数年後にニコさんと出会い、密かに推し始め、恋に発展していくお話です……

かえで

というわけで、

何でも許せる方どうぞ！

〜ちか side〜

ピロリンッ

ちか

……？　……あ

スマホに来たTwitterの通知を見て、すぐにYouTubeで彼の配信を開く

AtR関連や、お互いのアパレル関連の仕事で、お世話になっているニコさん

ちか

（……で、今の俺の推しでもあると……）

最初は、知り合いの人だし、少し覗いてみようと思って見始めたのがきっかけだった

だけどそれからすぐ、彼の声とか、可愛い見た目に反して、偶に見せるヤンキーじみた言動とか……

良い意味でも悪い意味でも、 “変わった人”が好きな俺にとって、惹かれるのに時間はかからなかった

ちか

（この前も、サブ垢でスパチャ送っちゃったし……）

ただ、身近な人が推しになるのは、少々困った問題も発生する

簡潔に言ってしまえば、仕事に支障が出る、だろうか

彼は今、Vtuberとして活動している

……仕事を共にする間柄もあり、リアルの彼のことも、こちらは知ってしまっているわけで

ちか

（けど、だから純粋に推せないとか、そういうことが問題ではなく……）

正直に言ってしまえば……どちらかと言うと俺は、リアルの彼の方が好きだ

だから、あのアバターの奥で、彼が同じように一喜一憂していると思うと……

ちか

……我ながら、流石に重症か……w

これはもうただのファンではなく、男ながら、ガチ恋とかそういう部類に分けられてしまうんじゃないか

ちか

（そういう自覚は、ないわけではないけども……）

ちか

いや……流石に、ね

あくまで俺らの関係は、ただの仕事仲間

公私混同は良くない、だから俺も、リスナーであることはひた隠している

別に、俺達の関係が変わって欲しいわけではない……はずだし

ちか

（はず、だけど……）

ちか

……あ、操作ミスってるw

やっぱり好きだと思ってしまうのは、果たして、この人が推しだからか、何か別の理由が隠れているからなのか

ちか

（……まだ分からないな）

数日後

休日、久しぶりにゆっくり親友と出かけた先で、それは起こった

瑞樹

彼方何頼む？

彼方

えー、どうしよ……

お腹が空いたと立ち寄ったのは、男2人で行くには、少々オシャレすぎるような駅前のカフェだった

ピロリンッ

瑞樹

（あ、ニコさんだ）

彼方

……？　あれ、お前ニコさんのTwitterの通知オンにしてんの？

瑞樹

えっ？　あ〜……

机に置いていたスマホの画面が視界に映ったのか、そう聞かれる

瑞樹

（っ……まずい、やらかした）

瑞樹

まぁ……うん。ニコさん普通に面白いし、作業しながら偶に見たりするんだよね

別に、嘘は言っていない

実際作業中にも見るし、ニコさんが面白いのは、事実だし

彼方

へぇ……

……さては彼方、疑ってるな

瑞樹

（長年の親友を持つのも、良いことばかりじゃないな……w）

彼方

どういうとこが好きなの？

瑞樹

別に、性格とか声とか……プロチームに入れるくらいゲーム上手いのも、普通に尊敬するし

瑞樹

（……あれ？）

……何で俺、“どこが好きか” なんて問いに答えたんだ？

瑞樹

（いや、別に配信者としてって意味なんだろうけど……。）

瑞樹

（なんか、側から見たらただの恋バナみたいな……。）

瑞樹

（……恋？）

彼方

へぇ？

瑞樹

え……何その顔？

昔の棘が丸くなった今だからこそするような、ニヤニヤと笑う顔をこちらに向けてくる彼方

瑞樹

（こっちはこっちで、その棘がちょっと移ったわけだけど）

瑞樹

別に他意はないよ。ほら、早く食べたら？

彼方

はいはいw

お前にも春が来たかー、なんてわけの分からないことを言いつつ、食べかけのパスタを口に頬張り始めた

瑞樹

（いや、流石に恋ではないでしょ……。）

瑞樹

（……男同士のカップルは、すぐ身近にいるけど……。）

瑞樹

（……流石に、恋では……ね……）

食べ終えてしばらくしたところで、カフェを出た

彼方

……あ、そうだ

瑞樹

ん？

彼方

ほら、今度のライブ

瑞樹

あぁ……1ヶ月後の？

彼方

それそれ。

彼方

……覚悟しとけよ、お前ら

瑞樹

……？？

裏方の俺が、何をどう覚悟するんだ

瑞樹

（しかも、“お前ら”……？）

俺だけじゃなくて、他にも誰かいる？

彼方

じゃ、今日はこれで

瑞樹

あー、うん。また

よく分からないまま、言葉の真意も聞けず、帰られてしまった

瑞樹

……？

瑞樹

……まぁ、あんま気にしなくて良いか

彼方

……あー、もしもし？

彼方

……うん、こっちもほぼ確定だわ。

彼方

じゃあ……1ヶ月後が勝負だな。

彼方

……あ、そうだまふ、俺今から帰るけど、なんか買う物とかある？

1ヶ月後……

大熱狂の中、ライブは無事終了した

ニコ

あ、ちかさんお疲れ様です！

ちか

お疲れ様です。とりあえず肩の荷が降りましたねw

ニコ

そうっすねw いやぁ、無事終わってよかった〜……！

脱力するように俯く仕草を見せる彼を見て、思わず口元が緩む

ちか

（可愛い……。）

ちか

（っと危な、平常心平常心……）

こういう時ばかりは、昔から培ってきたポーカーフェイス、もとい家の教育方針には感謝しかない

ニコ

じゃあ、そろそろ俺らも撤収しますか

ちか

そうですね、終電逃しちゃまずいですし

そんなわけで、早速帰宅……

……とはならず、何故かAtR2人に、俺とニコさんが揃って呼び出された

そらる

あ、お疲れー

ちか

お疲れ。急に呼び出しって、何かあったの？

まふまふ

いえ、この後打ち上げ行かないかってお誘いですw せっかくだし、一回僕らだけでやるのも良いかなと思って

ニコ

あー、なるほど……？

そらる

そういうわけだから準備しといて、こっちでお店取ってるから

ちか

（予約早っ……w）

ニコ

分かりました。じゃあ俺らも準備しますか！

ちか

そうですね

そうして連れてこられたのは、何やら高そうなお店だった

ちか

（そういや、一人暮らし始めてからこういうとこ来なくなったなぁ……）

まふまふ

じゃあ、これとこれと……

そらる

これは？

まふまふ

あ、じゃあそれも！

ちか

あはは……あんなに食べきれますかね

2人が色々注文しているのを尻目に、隣にいるニコさんに話しかけてみる

ニコ

さあ……w 流石にちょっと止めますかw

ちか

……？

何だか、いつもと声のトーンが違うような

ちか

……もしかしてニコさん、緊張してます？

ニコ

えっ？

ニコ

あ〜……まぁ、そうっすね、少し……w

やっぱ慣れないなぁ、なんて言いながら、苦笑いを浮かべる彼

こういうお店は、雰囲気も他とは少し違うし、緊張するのも無理はない

ちか

（俺は昔よく連れてこられたから、子供のうちに慣れちゃったけど……）

ニコ

けど、よく気づきましたね

ちか

えっ？　あー……まぁ、何となくそう見えて

長らくリスナーをしていると、やっぱり些細な声の変化だけで、相手の不調が分かってしまったりする

ちか

（この2人のリスナーさんの感覚も、多分こういうことなんだろうなぁ……w）

まふまふ

ほら2人とも、食べて食べて！

ニコ

え？　……って……ww

まふまふさんに言われて机の方を見ると、いつの間にか大量の料理で埋め尽くされていた

ちか

やっぱり止めればよかったですね……w

ニコ

いやほんと……w まぁ、頑張りますか……w

何やかんやありつつも、無事お店を出る

けど……

そらる

あ、やべ、終電逃してる

ちか

えっ、嘘

そらる

ほんとほんと

まふまふ

あ〜、どうしますか……

ここは東京から離れた場所だし、タクシーで帰る……ってわけには、流石に行かないか

まふまふ

……あ、もういっそ、どっか近くのホテルに一泊して帰ります？

ニコ

え、ホテル？

まふまふ

こうなったのは僕らのせいだし、こっちが全部払うからさ

そらる

じゃー探すか、お高いとこ

まふまふ

ちょっ、あなたも払うんですよ！？

そらる

分かってるよw

トントン拍子に話が進んでしまって、すっかり置いてけぼりの俺とニコさん

ちか

いやいいよ、それぐらい自分達で……

そらる

いーからいーからw

あ、これそらっさん酔ってんな

ニコ

まぁとりあえず、行く当てないのは本当ですし、行くだけ行ってみます？

ちか

あー……そうですね……w

ちか

（俺達、これからどうなるんだ……？w）

そんなわけで、ホテルを見つけ、建物の中に入る

まふまふ

じゃあ僕受付行ってくるね

そして、受付から戻ってきたまふまふさんに、俺達は衝撃の事実を伝えられることになる

まふまふ

いや〜っ、やっぱこの時間だと部屋空いてなくてさ！　とりあえず2部屋だけ取れたんだけど〜

そらる

あー、じゃあ部屋割りはこうか

そう言ったそらっさんが、自分と恋人、俺とニコさんを分けるように、手で空中に線を書く

ちか

（やっぱ、そうなるか……w）

ニコ

……まぁ、2部屋しかないなら、しょうがない……？

まふまふ

そうそうしょうがない！　はいこれそっちの鍵！　じゃあ部屋行こっか！

……何だかさっきからずっと、この2人の掌の上で踊らされているような感覚になる

ちか

（この時間なのもあるだろうけど、2部屋しかないにしては、人が少ないような……）

……流石に考えすぎか？

ちか

……そうですね、行きますか

そして、いざ部屋に来てみたはいいけど……そこでもまた、受け入れ難い事実と直面させられる

ちか

え……

推しと同室なのは百歩譲ってまだギリ耐えられるとして、いや正直全然耐えられないけど、これは何だ

ちか

（べ、ベッド一つは聞いてないっ……！！）

ニコ

……？　あれ、ベッド一つだけ？

ちか

あ、はは、そうみたいですね……

あはは、なんて言いつつ、出てくるのは乾いた笑いだけ

見たところ敷布団らしきものもなく、 2人で寝ろと言わんばかりに、ベッドには枕が2つ置かれている

ニコ

あー、じゃあ俺ソファで寝ますよ、ちかさんはベッド使ってください！

ちか

えっ、いやでも……。

ちか

……なんか、ソファも見当たらなくて……w

ニコ

え……マジすか……？w

ここまで来ると、もはやあの2人に仕組まれてるんじゃないか、なんてことまで考えてしまう

ちか

……観念した方がいいかもしれないですね……

ニコ

そう、っすね……w

まさか、推しと寝ることになるなんて……！

お互いライブやそれ以前の準備での疲れもあり、交代でシャワーを浴びた後、すぐに寝ることになった

先にシャワーを浴びさせてもらって、ベッドの上に座ってニコさんを待つ

ちか

（っ……落ち着かない……）

いつもの眼鏡をしていないせいか、推しと寝ることになったからか……

ちか

（十中八九、後者が原因なんだけど……）

今の気分はおおよそ、事を致す前彼氏の風呂上がりを寝室のベッドで待つ彼女と言ったところか

それくらい、ただひたすら柄にもなく緊張しまくっていて、もはや生きた心地がしなかった

ニコ

ちかさん

ちか

っえ、あ、はい……？

ニコ

あ、いや、そろそろ寝ましょうかって……

ちか

あ……そ、そうですね、寝ますか

こんなことになるなら、家柄を言い訳にしないで、恋愛経験の1つや 2つ、ちゃんとしておくべきだった

ちか

（元々、こういうのは得意な方では……。）

ちか

（……って、あれ……？）

何で俺、こんなこと考えてんだ……？

ちか

（いや、ニコさんはだって、仕事仲間で、ただの推しに過ぎないし……）

ニコ

……？

ニコ

ちかさ……。

ニコ

……うわっ！？

ちか

えっ？　……ちょっ……！？

ドサッ！

何かに躓いたのか、こちらに倒れ込んでくるニコさんに気づいた時には、もう遅かった

ちか

った……！

完全に覆い被さられていて、目の前には、驚いたように目を見開いたニコさんの顔が

ちか

（……あれ？　これ、押し倒されて……。）

ちか

（って、何考えてんだ俺っ……！？）

変に意識してしまったせいか、段々と顔に熱が集まってくる

ニコ

す、すみませんちかさん！　大丈夫ですか……！？

ちか

あ、は、はい。大丈……

ガチャッ

ちか

（え、“ガチャ”……？）

何故かドアの開く音がして、 2人揃ってそちらの方に顔を向けた

そらる

瑞樹ぃ〜、まだ起きて……。

そらる

あっ

まふまふ

ちょっ、そらるさん！　どこ行くの……

まふまふ

あっ

ちか

（あ〜、通りでこの部屋のスペアキーがないと思ったら……）

なるほど、あの2人が隠し持ってたのか……

ちか

（……ってちょっと待った、今そんな冷静に納得してる場合じゃない！）

側から見てもこれは完全にアウトな体勢、確実に誤解される

ちか

（ニコさんも転けただけなのに、誤解されても迷惑だろうし……！）

そらる

あー……邪魔した？

ちか

い、いやっ、違っ──。

ちか

んぅ……！？

咄嗟に弁解しようとしたところで、何故かニコさんに、人差し指で唇を押さえられた

ちか

んっ……！？！？

ちか

（は……！？　な、何だこの状況っ……！？）

こうなったのはただニコさんが転けただけ、あっちの考えてるようなことは何もしていない

ちか

（なのに、何でニコさんは……！？）

ニコ

……そうっすね。邪魔されてるんで、出て行ってもらってもいいですか？

ちか

っ……！？

そらる

あ〜……w ……じゃ、俺らはこれで

ちか

（えっ、いやちょっ、彼方助け……！！）

ちか

（っいやダメだあいつ確か酔ってる、ならせめて相川君っ……！！）

目線で訴えてみるけど、それは全く通じず、2人して部屋を出て行かれてしまった

ちか

（う、嘘……。）

ちか

（こ、これ、どうすればっ……！）

ちか

……っ……？

2人が去ったところで、ようやく口が開放された

だけど、ニコさんの様子が少しおかしい

ニコ

……ちかさん

ちか

は、はい……？

いつになく真剣な声と顔で、こちらを見下ろされる

ニコ

その……違ってたらすみません。

ニコ

もしかして、なんですけど……。

ニコ

……俺のこと、好きですか？

ちか

え……？

俺が、ニコさんを好きか……？

ちか

（な、何その質問……？）

ちか

え、と……そ、そりゃ、いい人ですし、嫌いなわけ……

ニコ

そうじゃなくて

ちか

っ……？

ニコ

……そういうんじゃなくて……。

ニコ

俺のこと……“1人の男として”、好きですか？

ちか

……へ……？

予想の遥か上の質問に、つい間抜けな声が出てしまう

ちか

（つまり……ニコさんのことを、恋愛対象として好きか……って、聞かれてる……？）

ちか

え……っと……

俺にとってのニコさんは、仕事仲間であり、密かに推している人

恋愛感情なんて、ないと思ってた

ちか

（思ってた、けど……）

俺がニコさんに向けている、 “好き”の意味は……

ちか

（……今思い返すと……そう、なのか……？）

ニコ

……ちなみに言いますけど、俺は好きですよ、ちかさんのこと。

ニコ

昔の貴方を知ってるあの2人に、重めに嫉妬するくらいには

ちか

え……あ、そう……なんですか……？

推しに好かれていた事実を前に、嬉しい気持ちもある反面で、恥ずかしいと思ってしまう

ニコ

ちかさんは、どうですか？

ちか

っ……お、れは……

恋愛というものを、俺は知らない

けど、今目の前にいるニコさんを推している気持ちが、もし恋なら

ちか

（多分、俺は……）

ちか

っ……好き……だと、思います……

自分で言いながら恥ずかしくなって、思わず右手で目元を隠す

ニコ

……ふふっ

ちか

な、何ですか……？

ニコ

いや、ちかさんって人生経験豊富そうなのに、こういうのにはめちゃくちゃ弱いんだなぁってw

ちか

うっ……まぁ、今までずっと、蚊帳の外で傍観してただけなんで……

家を通して色々見てきたものの、恋なんてしてこなかったし、そう思われても無理はないのかもしれない

ニコ

今もほら、顔真っ赤ですし

ちか

えっ、嘘……！？

なんか顔熱いなぁとか思ってたけど、俺顔真っ赤になってたのか……

ちか

（うわ、はっず……）

ニコ

……でも、じゃあ……初めてか

ちか

……？

ニコ

ちかさん

ちか

は、はい……？

ちか

……えっ、ちょ……！？

突然、ぐいっと顔を寄せられる

ちか

（ち、近い……！）

さっきまで、羞恥心でまともに直視できなかった顔から、今はもう目が離せなくなってしまった

ニコ

早速なんですけど……。

ニコ

今夜、これから……いいですか？

ちか

っ……！

いつもとは全く違う目つきをした彼に、思わずたじろいでしまう

これは……まさか……

ちか

え……っと……そのっ……。

ちか

……は、はい……

……やっぱり俺は、 “推し”にめっぽう弱いらしい

おまけ

〜まふまふ side〜

ニコとちかさんをくっつける

その目的のもと、ライブ後に打ち上げと言って2人を連れて、適当なお店で時間を潰し……

そしてわざと終電を逃して、事前に予約していたホテルの部屋に押し込めることには成功したものの

まふまふ

何であなたがお酒で潰れるんですかね……

そらる

んー？

確かに、多少お酒の力も必要だろうと思って、お店で頼みはしたよ？

まふまふ

（けど、そらるさんが潰れちゃ意味ないんだよなぁ……）

酔った勢いで部屋凸したそらるさんを追いかけた時に見た光景からして、作戦成功してはいるっぽいけど

まふまふ

（ちかさんはお酒強いから難しいと思ったけど、ニコが上手いこと頑張ってるみたいだったし……）

そらる

まぁ、心配ないだろ。瑞樹もああ見えて意外と押しに弱い方だし

まふまふ

え、そうなんですか？

まふまふ

（昔から絡んでて、そんなイメージはなかったけど……）

そらる

家柄気にして見栄っ張りなだけで、意表突かれると結構すぐ思考停止したりするんだよ。

そらる

それに、あいつは絶対恋愛耐性ゼロ

まふまふ

あ、それはなんか分かります

そらる

そー。だからニコさんが押せば意外とすぐ落ちるんじゃない？

まふまふ

まぁ、たしかに……

そらる

……ってわけでさ、俺らもどう？

まふまふ

え？？

まふまふ

あぁ〜……なるほど、ここまでの文脈ガン無視なわけですか……

そらる

別に何だっていいじゃん。せっかくいいとこ来たんだしさ

まふまふ

いや、流石にできませんよ。ただでさえライブ後なのに、明日歩けなくなってもいいんですか？

そらる

えー……ダメ？

まふまふ

ゔっ……。

まふまふ

っ……はぁ、どうなっても俺責任取りませんよ……

僕だって、昔から押しには弱い方だ

まふまふ

（恋人から、こんな風に強請られちゃね……）

せっかくの夜だ、こっちもこっちで楽しくやらせてもらおう

かえで

かえでです

かえで

なーんか唐突にBL書きたくなったんですよね……←

かえで

ボク恋以来全然書いてなかったし、最近色んな人のを読んで、なんか感化されちゃって←

かえで

（byちょい昔の自分←）

かえで

せっかくなので前からハマってるncckで書いちゃいました←

かえで

このカプもっと広まれぇぇ…←

かえで

あ、この先の話は皆様のご想像にお任せします

かえで

この2人に関しては、そういうの書くのは違うかなと思いまして…

かえで

っていうか、単に私が書くの苦手なだけなんですけどね……w

かえで

さて、ここから私の駄弁りになります

かえで

まずこれは、ボク恋の数年後のお話ですね

かえで

これはパラレルでもそうじゃなくても良き←知るか

かえで

本編では家の為と言って、自分は恋をせず、みんなの恋を一歩手前から見守っていた瑞樹さん

かえで

そんな彼が、ニコさんに出会い恋を知るお話になります

かえで

個人的に瑞樹さんは恋愛耐性皆無だと嬉しい←

かえで

だからドのつくヘタレだと尚嬉しい←

かえで

逆にニコくんは男子校出身だし男子慣れとかしてそうだからグイグイいってると嬉しい←

かえで

けどやりすぎたと思ったら頭抱えて死ぬほど脳内で猛反省会してると可愛い←

かえで

そして多分この話の数ヶ月後くらいに瑞樹さんの妹の観鈴が、

「いや家は私が継ぐから！！ぜひお兄ちゃんは幸せになって！！」

かえで

って2人を全面支援してくれます←

かえで

後ついでにニコくんが新條邸を見てぽかーんって口開けてたら可愛い←

かえで

とにかくこの2人は尊い←

かえで

少し前からTwitterでニコくんがちかさんのこと呟いてたりリプしてるの見るたびに「ヴッ(尊死)」ってなります←

かえで

つい最近もニコくんの配信見てたらちかさんとの話をし始めてヴッて悶えてました←

かえで

というわけで、皆さんも是非この機会にncck沼へ片足を突っ込んでみてはいかがでしょうか((

かえで

さて、では今回はこの辺で

かえで

おつえで！

かえでの妄想吐き溜め場

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この作品はいかがでしたか？

201

6件

まさかのニコちか!?ｽｩｰ正直言って初めてこのカプ見たんですけどドハマりしました。完全に沼に入りましたwありがとうございます!! そしてそらるさんの『覚悟しとけよ。お前ら』はこういうことか、けどお酒を飲ますことは成功できてもそらるさんも酔ってしまうとはw この後はAtrも…？ニコちかめっちゃ良いですね！最高でした！

まさかのニコちか！！いやぁ……最高だなぁ…… 少しやわらかくなったそらるさんがもう可愛くて可愛くて…(( そしてAtR2人のニコちかくっつけよう作戦が無事成功したという！！個人的にはこの世界はパラレルではないと考えています！（ずっとそういう事が描かれなかったちかさんをこのままパラレルで終わらせられない…！！ww）今回も最高でした！ありがとうございます！！！

おおお！全然予想してなかったまさかのニコ×ちかだぁぁぁぁぁあ！！！！！！！いやぁ…いいですねw最高だすたw なるほどwそらるさんの『覚悟しとけよ』は 2人をくっつける作戦をまふくんと計画してたのねw上手くくっついてよかったw そらまふもこの後ヤったのかな……？そしてこの世界線でもそらるさんは右側なのね？ww ありがとうございまーす！！！！！

かえで🍁✒️

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