テラーノベル
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次の日にkzがいる病室へ行った。
fu
kzがいるベッドにはカーテンがかかっていて中の様子が見えなかった。
横にまわって覗いてみたらkzは静かに寝ていた。
kz
fu
fu
俺はkzが起きるまで静かに見守った。
たまに胸が上下しているのかを確認しながら。
余命3ヶ月と言ってもいつ死ぬのかはわからないから。
fu
fu
kz
時々幸せそうに笑っている。
きっと楽しい夢でも見てるんだろうな…
fu
fu
kz
kz
fu
kz
fu
fu
恋人に敬語を使うのはちょっとぎこちない。
何年も一緒にいるとなると尚更。
fu
kz
fu
fu
kz
fu
kz
fu
fu
kzの荷物を片付けてるうちに面会する時間ギリギリになってしまった。
まだ少し側にいたかったけど、仕方なく帰った。
毎日来ると約束して。
fuさんが帰ったあと、思い出して日記を見た。
何が書いてあるんだろうと少し期待していたけれど…
kz
楽しいとは真反対の内容だった。
kz
もちろん中身はちゃんとした日記だけれど
たまにある雑な消しあとや、紙が湿ったあとなど。
俺がどんな状況だったのか十分すぎるほど分かった。
kz
kz
☓月☓日 今日からは病院に入院しながら書くね。理由は事故に遭ったからって言われた。 fuさんがいろいろ荷物を持ってきてくれた。 その中のこの日記を見る限り、俺は記憶喪失になっていくっぽい。 日記はそのためにあるのかな? ひとまず、毎日書くってことを忘れないようにしよう。
明日はどれくらい忘れているのだろうか。
翌日
kz
kz
病院…のような場所で目を覚ました。
kz
kzの入院から2日目。
朝から少し嫌な予感がして急いで病室の向かった。
fu
fu
カーテンを空けた先には空っぽになったベッドしかなかった。
fu
fu
kz
kz
さっきからずっと頭が痛い。
まだ、歩き始めて少ししか経っていないのに。
まだ、家まで距離があるのに。
もう、倒れそう。
kz
kz
近くにあったベンチに腰掛けてしばらく落ち着く。
じっとしていたら、頭の痛みが治まった。
kz
疲れからか突然眠気が襲ってきて寝てしまった。
fu
病院を飛び出してkzを探し続けているが全く見当たらない。
心当たりのある場所は全て行ってみたが、見つからなかった。
fu
人通りがあまりないところを探していたら、いた。
ベンチに腰掛け…
fu
目を瞑って下を向いている。
遠目からじゃ、分からない。
急いで近寄った。
fu
kz
fu
ちゃんと息をしながら寝ている。
fu
kzを起こして帰ろうと思って声をかけた。
fu
少しゆすりながら声をかける。
少し経ってkzがやっと起きた。
kz
fu
fu
いつも通りの話し方で話しかけた。
きっとまだ覚えているだろうと思ってしまった。
kz
返ってきたのは一番聞きたくもない言葉だった。
fu
kz
kz
fu
咄嗟にkzの腕を強く掴んでしまった。
kz
fu
kz
不愉快そうな顔をしてこっちを見てくる。
fu
kz
説明してもちゃんと理解してくれない。
ずっと…家に帰る、家に帰るって…
だから俺はつい、怒りに任せて叫んでしまった。
kz
fu
kz
fu
fu
fu
kz
fu
kz
fu
やってしまった……わかっていたのに…
コメント
1件
ダレカレ みたいで 泣けてくるな … 🥲🥲 fu 彡も kz 彡も 救われると良いなぁ 〜 …… 良すぎて吹っ飛びそう ( ? )