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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

𝗝𝗠 .

あ ー ぁ
良さそうな店見つけたのに

𝗧𝗛 .

飲んでくれば ??

𝗝𝗠 .

....まぁ、面白いもの見れたし
良いとしよう

𝗝𝗠 .

あの時の テヒョン 傑作だったなぁ ㅋ

𝗧𝗛 .

もぅ酔ってんの ジミナ

𝗝𝗠 .

ㅋㅋㅋㅋ

ウンチェ と グガを引き離した後、そのままコンビニで飲む物と食べる物を買って宅飲みに変更.

ジミナ は全て理解してる様子だけど、 グガは未だ分かってないみたいだ.

弱みを握られたような気分.

お気に入りのメーカーの酒を片手に笑い転げる ジミナ. 1人で思い出して爆笑してる姿を不思議そうに見る グガ. もうやめてくれ.

𝗝𝗠 .

はぁ ~あ.....疲れた

𝗝𝗠 .

ㅋㅋ

𝗝𝗠 .

また3人揃えて嬉しいなぁ

𝗧𝗛 .

飲みすぎ

𝗝𝗠 .

まだ口付けて無いよ

𝗝𝗞 .

シラフでそれヤバいですよ ㅋ

𝗝𝗠 .

煩い 煩い

𝗝𝗠 .

学生時代とは違って
俺はもう グガに奢ったり甘やかしたりしてやんないからね

𝗧𝗛 .

ㅋㅋ

𝗝𝗠 .

なんだよ ㅎ

𝗧𝗛 .

グガを甘やかさ無いのは無理だね

𝗧𝗛 .

ジミナ が耐えられないと思う

𝗝𝗞 .

同感です ㅋㅋ

𝗝𝗠 .

ヤーッ
馬鹿にすんなよ??

𝗝𝗠 .

良いんだ
もう甘やかしてやんないから !!

𝗝𝗞 .

テヒョイヒョン かけましょ

𝗝𝗞 .

僕は直ぐ音を上げるに1票

𝗧𝗛 .

え ~、僕も

𝗝𝗠 .

人で賭け事すんな

学生時代に戻ったような夜. お互いをからかい合ったり、笑ったり.特に中身の無い会話が1番楽しい.

腰が抜けるほど、くだらないツボで笑って. その度3人で居るのが人生で1番幸せだと感じてた.

ジミナ と ジョングク の喧嘩を動物同士の争いのように微笑ましく見たり、 僕がどっちかと喧嘩した時はそれを見て笑ってからかわれて何となくいつの間にか仲直りしてたり.

見た目は変化しても、 中身はなんも変わってない.

𝗝𝗞 .

僕、専門学校受けようかな

𝗝𝗠 .

??

𝗧𝗛 .

?!

𝗧𝗛 .

何処受けるの... ?!

𝗝𝗠 .

1年前退学したばっかりじゃん

𝗝𝗞 .

あの時はIT系だったからで
今回は映像とか写真系の学科がある所を

𝗧𝗛 .

オンマ 達は知ってるの ?

𝗧𝗛 .

受けること

𝗝𝗞 .

小耳に挟む程度には

𝗝𝗠 .

話にならない

𝗧𝗛 .

ジミナ の言う通りだね

𝗝𝗠 .

学費だして貰うんだからさぁ
ちゃんと報告してから受けるべき

𝗝𝗞 .

....ら、来週には
報告しますよ

𝗝𝗠 .

絶対しな

グガが去って以降何も知らない僕は、入学してたIT系の専門学校を退学していた事実を ジミナ から再会した次の日に聞いた.

軽くだけど、 グガがカメラマンを目指してる話も. だから再会した日カメラの入った大きなバッグを持っていたんだ.

𝗧𝗛 .

ジミナ ~泊まってく ??

𝗝𝗠 .

ん ~、考え中 ー

半目状態、 酒ではあまり酔わないから相当眠いんだろう.

泊まってくな. その目を見て察した.

𝗝𝗠 .

グゥ.....((Zzzzz

𝗧𝗛 .

((やっぱり

予想が的中し、 ジミナ は片手に酒を持ってソファに寄りかかったまま爆睡していた.

ベッドからブランケットを持って来て ジミナ の背中に掛けて風邪をひかないようにしておく.

【ガラガラ】

𝗝𝗞 .

....あれ、 ヒョン?

𝗝𝗠 .

((Zzzzz....

リビングに残ってたのは熟睡した ジミニヒョン とお菓子やら酒やらのゴミ.

𝗝𝗠 .

ん'' ー.....

トイレから出た時洗面所にいる様子は無かったし、靴もある何処行ったんだろ.

散乱したゴミを机の上に上げてると、ベランダの方から物音が聞こえた.

【ガタッ】

𝗝𝗞 .

??

【ガラガラ】

𝗝𝗞 .

ベランダに居たんだ

𝗧𝗛 .

おぉ、 グガ ー

リビングの明かりを背中に受けながら1人肌寒いベランダで半分まで減った瓶を持って飲んでいる.

Tシャツにカーディガン1枚、 手すりに両腕を組んで体重をかけ、色白の肌は桃色に染まっていた.

アルコールの酔いでふわふわして気分が良いようで、1度こっちを確認したら直ぐ夜景に視線を戻した. 口元を緩ませて頭の中で音楽でも再生してるのか首を左右に揺らしている.

𝗝𝗞 .

風邪引くよ ~

𝗝𝗞 .

中で飲みましょ

𝗧𝗛 .

ん ~ ?ㅎ
グガもおいで

𝗝𝗞 .

....

【バタンッ】

𝗝𝗞 .

ジミニヒョン
泊まらせてくんですか ?

𝗧𝗛 .

起きそうにないし
あのまま寝かせとこ

𝗝𝗞 .

それ、飲んでいい ?

𝗧𝗛 .

んぇ....駄目
他のあるでしょ

𝗝𝗞 .

それがいいんです

𝗧𝗛 .

ん~、人の物奪うの ?

𝗝𝗞 .

持ってるだけで
飲んでないでしょ ㅋ

𝗧𝗛 .

ん、

差し出された酒の瓶を持って普段は好んで飲まない味だったけど、これ以上酔わせるわけに行かないから少しづつ飲み干して行く.

𝗧𝗛 .

また、何処か行っちゃうの グガ

𝗝𝗞 .

......

𝗝𝗞 .

俺は何処にも行きませんよ

𝗝𝗞 .

同じことは
繰り返さないって決めたから

𝗧𝗛 .

...専門学校行くんでしょ、 ?

𝗝𝗞 .

ヒョン のアパートから
近いところのね

𝗧𝗛 .

一生住む気 ?ㅎ

𝗝𝗞 .

出てった方がいいですか ?

𝗧𝗛 .

ん ー、別に ?
一緒に住むのも悪くない

𝗝𝗞 .

ㅎㅎ

𝗝𝗞 .

ねぇ、 ヒョン

𝗝𝗞 .

好きになりました ??

コテンと首を左側に倒したまま 見上げるように長いまつ毛でゆっくり瞬きしながら見てくる ヒョン.

早めのペースで1本飲んだから酔ったかな.

動悸が激しい.

𝗧𝗛 .

まだ..

𝗝𝗞 .

え ??ㅎ

𝗧𝗛 .

まだまだ、だね

𝗝𝗞 .

今の流れ的に好きになっt

【ガラガラ】

【バタンッ】

先にそそくさとベランダから出てリビングに戻って行ってしまった テヒョイヒョン. 少し好きって言ってくれるんじゃないかって期待したのに.

後を追って飲み干した瓶を持ってベランダを出ようとしたら

【ガチャッ、ガチャンッ】

𝗝𝗞 .

??

𝗝𝗞 .

あ、あれ?

リビングに入ろうと窓を開けようとしても金属音が鳴るだけで一向に開かない.

𝗝𝗞 .

ぇ、ちょっと....
ヒョン ッ

𝗝𝗞 .

僕まだ出てないんですけど??
鍵閉められたらどう出れば...ッ

𝗝𝗞 .

ヒョン!!

ジミニヒョン の寝顔を覗き込んだ後、 ベランダの方に寄ってきて窓越しに鍵を開けると思えば 〔おやすみ〕 と口パクで伝えてくる.

𝗧𝗛 .

.....ㅎㅎ

𝗝𝗞 .

?!

「ヤー!! テヒョイヒョン!!」

𝙏𝙤 𝙗𝙚 𝙘𝙤𝙣𝙩𝙞𝙣𝙪𝙚𝙙 ⇢⇢

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コメント

1

ユーザー

ベランダに閉じ込められるグク笑笑 テテ酔いすぎてやってることがウケる

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