全てが変わったのはある戦争
その戦争では僕たちの国は苦戦を強いられていた。
ことろ
くっそ、、、
ことろ
ことなも行ったのに、戦況は変わらない。変わる気配もない、、、
国でNo.2の書記長も戦場へ向かったが、何も変わらない。
そんな時、あることが起こった。
インカム
ねぇ、、さ、、、
ことろ
ことな、、、?
ことろ
な、なに、、?どうしたの?何かあったの、、、!?
インカム
わたし、、もぅ、、無理そう、、、
ことろ
そんなこと言わないでよ、、!帰ってくるって言ったじゃん、、!!
インカム
ごめんね、、姉さん、、、ごめん、、ね、、、
ことろ
ことな!応答してことな!!
兵士
総統、、報告致します、、!
ことろ
、、、どうしたの?
兵士
ッ、、情報管理・調達隊長・ことね様、軍医隊長・やまの様、監視・警備隊長・ことみ様、遠距離部隊両隊長・やま吉様、ことわ様を除いて、幹部様全員、、、死亡が、、、確認されました、、ッ
ことろ
ぅ、、そ、、、
ことろ
うそ、、だよね、、、?
兵士
いえ、、、死亡確認をなさったのは、、やまの様ですッ、、、
ことろ
そん、、な、、、
"死亡が確認されました"
僕が1番聞きたくなかった言葉だった。
もちろん、いつかはなると思っていた。
けど、、、
はやすぎるでしょ、、、
みんなの葬式は中庭で行われた。雨音がやけに大きく聞こえ、傘をささずに1人ぼうっと立ちすくむ。
いつもなら、前ならば、ことなが傘をさして呆れるように怒っていたのに。
目の前に眠っている頼れる右腕の書記長。いつも無邪気な潜入部隊長。優しくて意外とイタズラ好きな外交官長。
僕のかわいい妹と弟。
まだ生きているのではないかと思われるほど綺麗にされて眠っている姿を見ると、涙と後悔が止まらない。
なぜ、僕が変わってあげられなかったのか
なぜ、ことなを行かせたのか
なぜ、僕が戦場に出なかったのか
ことろ
いっそ、、、殺してくれれば、、、
みんなのところに行けるのに