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そして・・・
女優1
大野
女優1
大野
女優1
大野
女優1
大野
女優1
大野
そう言えば・・・ある写真が気に入って、そのあとその写真が誰かとったか・・・
大野
それが、思い出せない?
女優1
大野
俺はそれが気になって仕方がなかった。
写真を撮ったのが誰かわかったはずなのに・・・
そのあとのことが思い出せないなんて・・・。
そして浮かぶのは・・・
悲しそうな顔をする莉子ちゃんの顔だった。
大野
岡田の彼女かと思ったら、松潤てあ付き合ってるって言うし・・。
那須高原 だか俺に写真を見せるために待ってくれていて・・・・
1番に見せに来てくれたとかで・・・
ウレシい自分がいた。
他のメンバーと一緒にいる彼女を見て、なぜか胸が苦しくなる。
それは、松潤と付き合っていると聞いたら、余計に苦しくなった。
大野
これが、人を好きになると言うことか・・・。
そう思ったら、なぜだか涙が溢れてきた。
大野
記憶をなくす前の俺は、きっと彼女が好きだったんだ。
だから、メンバーは気を使って・・・・
じゃあ、いまは?
大野
大野
女優1
大野
女優1
そんなことをいいながらも、写真展を順番に見てまわっていく。
確かに、この間と同じ写真が飾られている。
なんとなく思い出してきた・・・。
どんなカメラマンたちかは、わからないけれど・・・それぞれのその人らしさが溢れる写真だと自分は思った。
大野
周りは、俺が嵐メンバーと知っていても、騒ぐことなく静かにしてくれていた。
当たり前か・・・
ここ、一応美術館だしな。
そして、ある写真の前に来た。
大野
それは俺が以前、気に入ったといっていた写真だ。
これは、覚えている。
間違いない・・・・。
女優1
大野
女優1
彼女がナニかを伝えようとしたときだった。
記者2
大野
記者2
記者が持っていた雑誌にはまさにここにある写真が載っていた。
記者2
大野
記者2
大野
記者2
大野
女優1
彼女は、困っている。なのに、俺はちゃんと答えることができない。
彼女に、このまま迷惑は、かけられない。
なのに、うまい言い訳が見つからない・・・。
その時だった!
莉子
なんでここに・・・・
一緒にいるのは、たしか共演中の女優さん。
まさか、記者に責められてる?
しかも、わたしの写真の前で・・・。
記者2
大野
莉子
女優1
大野
莉子
大野
わたしは迷わず、智の手を取り、走り出した。
記者2
あのとき、智がわたしの手をとって、一緒に逃げたときのように・・・・
大野
あのときと、同じように、走っていた。
美術館を、抜け出し・・・
無我夢中で!!
そして・・・・
莉子
大野
莉子
莉子
大野
莉子
大野
莉子
大野
莉子
大野
莉子
大野
莉子
大野
わたしの言葉を遮るように言う智。
大野
莉子
大野
莉子
大野
響くわたしの声。でも、気にしない。
莉子
大野
莉子ちゃんは、泣いている。
莉子
大野
莉子
大野
莉子
大野
・・・俺、告白されてる?
莉子
わたしは、繋いだままだった手を離した。
そして、智を見ないまま再び走り出した。