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慊人
凪斗
慊人
数秒だろうか沈黙が続くと俺は笑みを 浮かべて慊人の目を見つめた
凪斗
少し疑いの目を慊人は向けてきた。 俺の事を信用出来ないのだろう
凪斗
慊人
慊人
凪斗
目を開くと そこは知らない場所だった
直ぐに戻らなきゃと気持ちが焦り 勢いよく起き上がると1人の声が聞こえた
紫呉
凪斗
この見慣れない景色が広がる場所は 紫呉の家なんだと理解した。 なんで俺が紫呉の家に居るのかは 分からなかった
由希
凪斗
散歩に出かけてからの記憶が無い
紫呉
凪斗
由希
そんな記憶に無いし俺が本家から 離れていたことに驚いた
透
凪斗
女の子を見て この前 話していた子だと確信した
由希
凪斗
そんな顔を見たら何も言えなくて 小さく首を横に振った
紫呉
由希
それ以上は言ってはいけないと思って 由希の口を塞いだ
凪斗
由希は言いかけていた言葉を苦しそうな 顔をしながら飲み込むと俺の手を 自分の頬に当てていた
夾
紫呉
夾
俺は なんて言えばいいのか分からず 困っていると夾は勢いよく池に落ちた
夾
由希
2人の仲の悪さは相変わらずだと思った
紫呉
凪斗
紫呉の表情は真剣で冗談を言ってるのでは 無いことが分かった
由希
夾
皆の表情は真剣で俺は 何も言葉が出なかった
紫呉
余りの決意の硬さに断ることが出来ず 小さく首を縦に振った
紫呉
少しだけ考えると2人が同時に声を上げた
由希
夾
2人は お互いを睨み合うと喧嘩を 始めそうな予感がした
紫呉
凪斗
その決定を聞くと不満そうに 紫呉を睨みつけていた
夾
透
少し肩の荷が降りた気もするし 心臓が締め付けられてる気もする。 分からない。何が正解か分からない
紫呉
紫呉
凪斗
慊人
慊人
やっぱり そうだった。彼奴は僕を裏切る
いつも僕の傍に居るくせに 他の十二支ばかりを気にかける
透
凪斗
皆も手を合わせると次々に食べていた
いつもは味のしない ご飯が美味しくて 口の中に幸せが広がった
透
凪斗
透
心の底から嬉しそうに笑う姿は 俺の心までもを温めてくれた