※ 実際の人物や団体などとは関係ありません ※
【クサズ】 『 Good morning ! Good chocolate ! 』
それでは、いってらっしゃいませ。
シュッ、シュッ…
今日も朝イチに起きて、育ててる植物にお世話をしてる。
「いっぱい育ってくれよ~」
植物を育てていると思う。
まるで子供を育てているようだと。
お水をあげて、害虫がよってこないようにネットをかける。
朝ご飯をあげて、服を着させてあげる_
今は、練習。
いつか、本当の子供ができればいいなあ。
まぁ、無理か。
少し溜息を着く。
前を向けば、宿舎のベランダから見えたのは、ここに住む前に言われた、ビルが沢山見えて、絶景だと言われた景色…
ではなく、その先にある朝日だった。
恥ずかしがり屋の太陽は、ゆっくりと山から顔を出す。
「おはよう」
そう口でひっそりと呟いた。
すると、後ろから全く同じ言葉が、聞き慣れた声で聞こえた。
『おはよう!ナムジュナ!』
「わっ、」
「笑、おはよう。」
『Good morning!♪』
そう言って幸せそうな顔をするホソク。
今日は機嫌がいいなあ。笑
何かいいことがあったのかな?
『また水やり?』
「うん、自分の子供を育ててるみたいで楽しいよ。」
『んー、僕育成ゲームとかあんまなんだよね。』
得意そうな彼が、微妙な顔をして答えた。
そして、彼の顔が朝日の色で染まる。
『すご、僕達に挨拶してるよ?』
『おはよう!太陽さん!』
「…ふふ、」
『ほらナムジュナも!』
「…おはよう、笑」
さっき言ったと言おうと思ったけど、ホソクとやるから意味があると思い、言うのを辞めた。
『…』
俺に何か言いたそうな顔をしている。
「…何かあったの?」
『ふふ、笑……朝ご飯、一緒に食べない?』
ああ、そんなことか。
「いいよ。何食べよっか。」
『え!いいの!?やったあ笑』
『なに食べよっか~♪』
あからさまに幸せそうになるホソク。
水やりがちょうど終わった俺は、ホソクと共にリビングへと戻る。
すると、テーブルには、綺麗なランチョンマット。そしてその上に置いてある1杯のジャジャミョンが1つずつあった。
「!美味しそうだなぁ~」
『でしょ?…ぁ、あとね、それ食べた後に、渡したいものある。』
「え?なに?」
『んー、まだ内緒っ!』
『早く食べよ?』
「…う、うん…」
笑顔で食べ始める彼をじっと見ていると、口の中に麺をいっぱいに詰めて、リスみたいな顔をして見てきたから、俺も急いで食べ始める。
*
『ご馳走様でした~』
「ご馳走様でした。」
『あ"ぁ~美味しかった!』
「それで?渡したいものって?」
『…ちょ、ちょっと待ってて、!』
そう言って、ホソクの部屋へと一目散に駆けて行った。
「…ぁ、」
俺は、ホソクがあげたいものを察すると、俺も準備していたものを急いで取ってくる。
*
戻ってくると、俺と同時にホソクが戻ってきた。
『あれ?どうしたの?』
「いや、俺もホソクに渡したいのあったから。」
『…そうなの、?//』
可愛い…おっと、本音が
『じゃあ、僕からあげていい?』
「どうぞ?」
すると改まって椅子に座る。
面を向かい合わせると、ホソクの頬がほんのり赤くなる。
『…こ、これ…あげるっ、』
ぶっきらぼうに渡されたのは、
茶色なチョコ。
…ビターチョコレートか
『ホワイトデー…だから、』
スっと受け取ると、明るい笑顔でこう彼は言った。
『受け取ってくれるの!?ありがとう!!』
自分も自然と頬が緩む。
手の中にあるチョコを眺めながら思う。
綺麗に梱包されて、可愛らしいリボン。
…このチョコも、あの笑顔も、全部義理なんだろうなあ。
見事なシンデレラストーリーで、1位を勝ち取ったBTSでも、悩みはもちろんある。
その中でも俺が1番悩んでいること。
それは…
メンバーに、恋をしてしまっている。
この気持ちは、絶対に、誰にも、気づかれちゃいけない気持ち。
それでも、気づいて欲しい。結ばれたいと思ってしまう。
…陰で付き合っているメンバーもいるけど…
それでも、俺達は、付き合っちゃいけないんだ。
恋しちゃ、いけないんだ。
「…食べていい?」
『うん!良いよ!口に合うかどうかは分からないけど…』
パカッと開けて、口の中に入れてみる。
すると、ほんのりとチョコの匂いが鼻を通る。
苦味のあるチョコは、コーヒーと一緒に食べることにした。
「…うん、すっっごく美味しい。」
『ほんとに!?良かったあ…』
ごくんと飲み込むと、俺は自分があげたいものを用意した。
「…俺からも…これ」
差し出したのは、白色のチョコ
甘いチョコは、ホソクに合うと思い買ってきた。
『え!?いいの!?』
「メンバーだし、これぐらい渡させて笑」
『ありがとう~!食べていい?』
とっても嬉しそうにしているのが、堪らなく可愛かった。
「どうぞ?」
ぱくりと効果音が聞こえそうな食べ方をすると、彼は幸せそうに、『美味しい』と言ってくれた。
「甘いチョコ、ホソクに似合うかなって。」
『僕も、苦味のあるチョコ好きそうだなって思って買ってきたの!』
…チョコを買う時に、少しでもホソクの中に俺がいたなら、それでいい。
ホソクの視界に、俺がいるなら。
ホソクの"友達"の中に、"親友"の中に、いるのなら、
それでいい。
恋人だなんて、妄想で終わる。
それでいい。
朝日に照れされる彼は、俺の涙で、少し滲んで見えた。
皆さんこんちわえむです!
いかがだったでしょうか~!
実はですね?
最初の書き方を少し変えてみました🧚♀️𢅥
ぜひ、そこも注目してみてください🌷
次回は、SINの、昼のチョコですね!
お楽しみください!
それでは、お暇致します。
(余談)
推しに返信されました泣きます無理です命日です(><)
なんだよその返信!!!!!その絵文字可愛すぎだろ!?!?𢅥反則なんだよお!!!!
「😳😳」ってよく私も使うわ!!オソロだなァ!?あぁん!?𢅥
大好きなんだよゴラァ!!!(
コメント
14件
クサズ愛してる🥺
うわぁぁぁぁ、、、、、 個人的にクサズはこの微妙な関係なのが1番好きなんですよね、、、、、最高でした🥺🤍
天才ですよね( やめてもらって((