オオカミ
や、や”めてくれぇ!
3番くん
..... ゆるせないよ...僕....一回嫌いになった人は一生嫌いだから
僕は暗殺者。 若い時からずっと一人ぼっちだった。 すべてはこのオオカミたちのせいだから
オオカミ
うわぁあ”あっ
3番くん
..... お母さん....僕....間違った道にいっちゃったみたい.....っ
3番くん
はぁ.... またこの血の匂い.... もう慣れた....笑
バン!!
3番くん
っ.....
オオカミ
おい!お前...! オレの大切な父さんを....ッ!
3番くん
..... そうだね...ごめんね...僕も悲しいよ。
オオカミ
....何言ってんだよ!? お前....羊のクセに...!
僕も...もうなんでやってるのかが分からない... もういっそ、僕がいなくなれば....なんて、
オオカミ
....っ! 死ねぇえ!
....やっぱ、生きたい。 ......逃げなきゃ...
3番くん
......ッ
ごめんね僕、逃げるの速いからっ!
ごめんね僕、逃げるの速いからっ!
3番くん
...... っ
ここまで来れば...
ここまで来れば...
3番くん
ふぅ...いいとこに家が....
2番くん
....ッ...
あの....!
あの....!
3番くん
わあっ!? ....君は... 羊....か、
1番くん
なぁ、母さん...変なの入って来たぞ?
お母さん
あらっやだ! 今行くわよ一!って、子羊ちゃんじゃない〜
1番くん
でも、こいつ急に...!
お母さん
いいのよ... 可愛いじゃないの...
3番くん
....母さん...?
君ら、家族なの...
君ら、家族なの...
2番くん
はい、! でも...血の繋がりはなくて...
お母さん
私が...拾ったりした子たちなのよ... あなた...家はあるの?
3番くん
...ないよ....まぁ、君たちの家族にはならないよ
お母さん
.....そう、 その...家族とか...いないの...?
3番くん
いない。 オオカミに...食べられたよ...! だから、僕殺しやってんの
お母さん
....殺し...? ダメでしょ...!
お母さん
オオカミだって...! 大切な獣がいるんだから!
なに...この羊... オオカミなんか...
2番くん
そうですね...母さんの言うとおりです...自分の親が食べられてしまったとして...オオカミを殺すのは...
1番くん
オオカミも... 良いヤツいるぞ... オレは...オレしか知らない良いとことか...知ってんだ
1番くん
かっこよくて....! みんな男らしい....
3番くん
なんなの...君たち...みんなそろってオオカミの仲間か...
お母さん
...でも一日だけ、ここに居てみない...?
お母さん
...なんか...疲れてるみたいだし...お腹も鳴ってるわよ
3番くん
..... まぁ、 休憩....
お母さん
うん...それがいいわ!
お母さん
そうね....名前...ピノとかどう?
2番くん
いいですね! よくお似合いですよ〜?
3番くん
....少ししかいないのに...でも...ありがとね、お母さん
お母さん
お、お母さん!! ふふっ...
これから...少しだけとか言いながら...今だにここに居る...結局ここが落ち着く...






