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キスは初恋の味

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キスは初恋の味

1 - キスは初恋の味

♥

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2019年11月20日

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『キスは初恋の味』

七斗

美雪~

七斗

ちょっと校庭に来てくれないか..?

美雪

あ、うん。いいよ~

七斗

あのさ...

美雪

.....?

七斗

俺、ずっと前から美雪のことが好きでした...///

七斗

付き合ってくださいっ

美雪

えっ...

美雪

七斗、本当?

七斗

うん。

美雪

じゃあ、こちらこそっ♪

七斗

よっしゃあ~!!

チュッ

美雪

んっ、

七斗

ん、

美雪

っ...!?

七斗

あ、ごめんっ!

七斗

嬉しくてついつい

美雪

あははっ、

美雪

(七斗の口が触れたとき、凄く暖かくて...)

美雪

(甘い味がした...。)

美雪

(初恋の、味...。)

七斗

じゃあ、今日一緒に帰ろうなっ!

美雪

うん!

こうして、私の初恋のデートが始まった。

美雪

遊園地行きたい!

美雪

水族館行こっ

いろいろ振り回しちゃった...。

美雪

さっ♪朝のパン買っちゃお~

プルルルルっ♪プルルルル♪...

美雪

ん?誰からだろ、

----洋子----

美雪

七斗のお母さんからだ...

出る/出ない

美雪

出ないと..

美雪

はい、もしもし美雪です。

美雪

どうしたんですか?

洋子

それがね、七斗が交通事故に逢ったのよ...

美雪

えっ、七斗がですか!?

洋子

そう。夜に疲れてたのかよろよろに歩きながら、

洋子

信号を渡ってたら、赤でね...

洋子

車に....、

美雪

今、七斗はどこにいるんですか!

洋子

えっ、あぁ、市民病院よ。

美雪

分かりました。すぐに行きますっ

そのあと、慌てて病室に入ると...もう 手遅れだった。せめて、七斗とバイバイしたかった。 そばにいてあげたかった...。 悲しさが込み上げてくるなか、後悔の波が襲ってくる。 もしも、あんなに振り回さなかったら... 私のせいだ。それから、私はひんぱんにいじめを受けた。 七斗を死なせたせいで。 でも、自分が悪いんだ。 でも、いじめの嵐から助け出してくれたのは... 彼だった。

優樹菜

あんた、出てけよ?

優樹菜

ジャマなんだよっ...!!

ドスッ

美雪

うっ、

楓花

そうよ!彼氏も大切に出来ない女なんて最低ぇ~

ゆみ

この世に要らねぇんだよっ!クズが...っ!

ドンッ

美雪

い、たっ...

バンっ!

美雪

っ、

そこには激しく机を叩く春彦がうつっていた。

春彦

やめろよっ!

優樹菜

は?

春彦

美雪をいじめて何になんだよ?

春彦

いじめて七斗は喜ぶか?

春彦

大好きだった彼女が虐められて、きっとショックだろうな。

楓花

っ、あんたには関係....!

春彦

関係あるよ。クラスメートだもん。

春彦

虐めるお前らが要らねぇよ。

ゆみ

...もういこ。

春彦

大丈夫か?

美雪

うん

ドキンっ

美雪

(、2回目の恋だ...)

ドキンっドキン

美雪

あ、ありがとう、

美雪

そ、その....

美雪

ん、

次の時はテンパる私の声を春彦の口がふさいでくれた。

春彦

その、大好き。

美雪

えっ、

春彦

ん、

美雪

ん、

でも、春彦とのキスは七斗みたいに、甘い味はしなかった。

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