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フォローと初コメ失礼します...!!(*_ _) 最初nkさんもkrさんも互いに素直になれなくて...、っていう だけでもうお腹いっぱいなのに、🤤 まさかハピエンで尊くて...😇💗 しかも読み手に伝えたい事をまっすぐに表現できるのってすごいなって思いました... 👏🏻✨ ( ᐛ )🫰
あわ、、、、最高です、、、もうダメだ、、なかむさんの気持ちが分かりすぎて感情移入しすぎて僕も涙が出てきました…笑
最高すぎて泣けてきちゃった…🥲 krさんやknさんが気づいてるあたり他の皆も気づいてそうなの良き…、krさん優しい笑顔で慰めてくれそうでほんとに…(?) 1年分の幸せもらいました…()
bl 甘々 情景表現多 感情表情多 語彙力消滅 微長 超捏造 付合想定 要素あり
なんでもいい方向け
上記のことが理解できた方々
いってらっしゃい
シャークん
編集室から出てきてそう息を吐くのは緑色の彼
nakamu
nakamu
nakamu
シャークん
シャークん
シャークん
nakamu
シャークん
そうぼやく彼に俺は口を開く
nakamu
nakamu
シャークん
シャークん
nakamu
そう言った俺に彼は反応を示すこともなく荷物を拾いに部屋へと戻った
お疲れ様
そう
これは
心の底から湧いて出てくる 言葉
シャケも
シャケ以外のみんなも
本当に偉いし
頑張ってる
言葉を受け取る価値がある
だけど俺は滅多に言ってもらえない
あのホールのイベントが終わった後も
あの大先輩とのライブの後も
あんなに俺は努力したのに
彼らは何も言ってくれなかった
まぁそれはきっと
自分が少ない努力で慢心しかけているから
ただそれだけ
俺にはそんな言葉をかけてもらう資格がないだけ
ただそれだけ
俺がそれを分かった上で
言葉を望むなら
もっと努力すればいい話
だって
どこもかしこも問題点と改善点と自分のミスだらけ
そこを治せばきっといつか言ってもらえる
俺もその言葉が聞きたいんだ
そんな願望が俺を醜くしているのかな
カタカタ
部屋に鳴り響くキーボードの音
2時間ほどしか経っていないだろうに
作業の進度はそれを遥かに下回る
疲れた
頭に浮かぶ言葉は一つだけ
でも俺がほしいのはそんな甘ったれた自分の言葉ではないから
明るい言葉と感想だから
我儘を言えるような立場でないことを自覚しているから
俺は体を奮い立たせる
それが俺の常
彼のことを尊敬していた
本当にすごいと思っていた
なんでも一人でこなして
かつみんなに気を配れる
俺も含めた5人は
頭一つ飛び抜けた才能を持つ彼に支えられて活動する
おかしい
何かがおかしかった
「お疲れ」
「ありがとう」
簡単にこなせることであっても彼は異常なほどに口を開けて言葉を配るようになった
おかしかった
いつもまわってくる動画編集
これまた異様なほどに量が減りそれは俺以外の4人も皆同じだった
言えなかった
頑張って頑張って前に立ってワイテルズを背負ってくれている彼に
ありがとう
と
その言葉を言うことができなかった
彼は何が終わった後もすごく嬉しそうな顔をする
きっと楽しかったんだろうなって
ただそう思うだけだった
俺はそんな思考を繰り広げながら短い動画編集を小一時間で終わらせる
完成した動画はあまりに不器用で不慣れ
彼の作った動画のクオリティには手も足も出ない
彼は
彼の力は
どこから出てきているのだろう
俺はドアを開けて物音のする撮影スタジオの方に足を向ける
ゴオオオ......
のらない作業ペースに少し気分転換しようと思って撮影スタジオに掃除機をかけていた
ガチャ
すると、突然俺が入っていなかった方の編集室のドアが開いて人が出てくる
nakamu
きりやん
きりやん
出てきたのは普段と変わらないきりやん
nakamu
nakamu
そう声をかけた
きりやん
きりやん
きりやん
そう言った彼は歪な笑顔を浮かべてこちらを見ている
nakamu
きりやん
そう言う彼は明らかに不満そうな顔
nakamu
きりやん
きりやん
nakamu
彼との間に気まずい沈黙が流れる
その中で一つ音を出し続けるのは俺が持っている掃除機
nakamu
きりやん
彼の返事は相変わらず短い
俺、なんか変なことでも言ったかな......
そんなことを考えながら掃除機の方を向く
きりやん
nakamu
むしろこれくらいはやらせてほしい....
きりやん
そう言って彼は撮影スタジオの横に置いてある少し高い椅子に腰を下ろした
再度掃除機をかけている俺には彼の鋭い視線が突き刺さるように感じとれる
その鋭い視線の意味もわからないまま掃除を終わらせ掃除機を片付けた
きりやん
きりやん
ずっと黙っていた彼が口を開けてそう言う
nakamu
nakamu
nakamu
俺はちゃんと笑えていただろうか
きりやん
きりやん
笑えてなかったみたいだね.........?
酷い顔だった
パーカーの影になって見づらい濃い隈と
お礼を言った時のひどく嬉しそうな、それでいて泣き出しそうな表情
おかしい
間違いなく
きりやん
きりやん
nakamu
無言でこちらを見る彼に俺は近づいていく
彼の目の前に立って
深く被せられたパーカーのフードをとった
ギュウッ.....
俺の胸に頭を押し付けるように寄りかかってくる彼の体はかすかに震えている
きりやん
きりやん
きりやん
わからない
なんでいきなり?
ずっと欲しかった言葉
たくさん並べられて
それをかき集めるように聞き入ってしまった俺は醜すぎる
そんな俺なんかに彼はまた言葉を落としてくれる
虚な目をした彼を抱き寄せて
撮影スタジオのソファに2人で座る
今にも泣き出しそうな顔を床に向けて唇を噛み締める彼
彼の体の震えが止まることはない
nakamu
口を微かに開けたかと思えばカスカスな息を吸う音
きりやん
nakamu
ついにボロボロと泣き出した彼
久しく見ていなかったその姿に俺は動揺しかけた
だめだ、
俺が今動揺したら次こそなかむは隠しきってしまう
俺はそっと彼の背中を撫でる
nakamu
こちらを見てそう口を開いた彼の言葉を俺は待つ
辛かった
欲しくてしかたなかった
そんな俺が醜すぎてどうしようもなく嫌だった
全部全部
口から出てしまうがままに
醜い自分を彼に伝える
もう後のことなんて何も考えていなかった
俺が話し終えると彼は言った
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
そう言われてわかりやすく頭を悩ませるのは俺自身
家族?
それとも幼馴染の彼?
はたまた今隣にいる彼の声だろうか
nakamu
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
お前自身が発した言葉だ
確かに
そう簡単に納得できてしまった
心の中で納得している間に彼は再び口を開く
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
そう笑いながら同調する声と共にまた抱きしめられてふんわりと頭を撫でられる
よくがんばりました
彼の口から出されたその簡素な言葉は
じんわりと俺の胸に 広がっていく
少し経って俺の腕の中で心地良さそうに寝息を立てるのは頰に涙の跡をつけた彼
カチャ
突如玄関のドアが開く音がする
そう言う彼は嬉しそうに彼自身の幼馴染を見つめている
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん
ミッぼん