コメント
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感動…ですね、 努力について学べた気がする、w
お互いの背中撫で合う所がエモすぎて感動しました…!! 私なんかに言われても力にならないと思いますが、応援してます💪🏻
とっても面白かったです! 小説考えるのは、とっても難しいことだと思いますが頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧
bl要素なし? 右左未固定 私的には短め 低クオ 情景表現多 感情表現多 謎シチュ⚠️ 他メンバー登場 要素あり
上記のことが理解できた方々
いってらっしゃい
きりやん
夕日の差し込むこの生徒会室で1人ため息をついている
時計を見て電車の時間を思い出して
そそくさと生徒会室から出ていく
ガララ...カタン
脱力しかけた体に力を入れようともせずに柔らかく扉を閉める
廊下を見れば全ての窓からオレンジ色の日が差し込んでいる
きりやん
電車発車の時間まであんなにあったはずなのに
ゆるりゆるりと歩いていればたちまち発車時刻の5分前
歩けば間に合わないし走れば間に合う
この後の電車が部活の人たちで溢れかえるのが目に見えるこの今
俺は駅まで走っていた
ポス.....
きりやん
人の少ない二両目のはじの席に座る
同じ車両に乗るのは少し顔色の悪いスーツ姿の人と同じ学校の制服を着た人が3人
なんにしろ俺は今1番近くに座っている制服姿の人、
通称"nakamu"
とは絶対に関わりたくないと思った
毎週木曜日、塾が入っていて部活を休んでこの車両に乗るが
同じく毎週木曜日、同じ車両に乗っているのが彼だった
いつもと同じ席
いつもと同じ間合い
あちらはさも当たり前かのようにこちらに向かって会釈してくるようになって
それに対して俺も返すようになって
まるでそれが暗黙の了解かのようになっていた
ただし俺は絶対に彼と関わりたくないと思っている
何故かと
それは
彼の性格やその能力のせい
疲れた脳がゆっくりと思考を繰り広げているうちに電車の発車放送が流れ扉が閉まる
ガタンと重い音がして電車がゆっくりと動き出す
さぁ
俺が関わりたくないと思った彼の能力
それは
主役性とその適応性
彼はいわゆる陽キャ
いつも周りに人がいてその真ん中で笑っている
俺にはないその主役性
近いところに座る彼の表情は逆光のせいでわからない
静かに座る彼はそのシーンや周りの密度で身なりを変えるかのようにいとも簡単に雰囲気を変える
そんな器用な彼はあんなに笑っているのに成績も俺と張り合うほど
俺は笑える環境にいない
俺は努力した分だけ実力になるから
笑っている暇なんてないんだ
しばらく走って一つ目の停車駅に着く
すぐ横の扉が開くが入ってくるのは冷たい風だけ
首に巻いたマフラーを口元まであげてまた息を吐く
すぐにしまってまた走り出す電車の中で俺は一生手に入らないものを望み続けるかのように前だけを見据えていた
とある木曜日の昼休みだった
スマイル
きりやん
騒がしい教室から出てきた俺に話しかけてきた彼はスマイル
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
表情を変えずにそう言う彼の言葉に俺の体は大きく反応する
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
微かに微笑む彼を置いて俺は教室に戻っていく
ガタン
椅子を少し乱暴に下げてすぐ座る
きりやん
机の中からルーズリーフを一枚出して必死に英文を書き出していく
nakamu
こんな時に限って嫌な笑い声が大きく俺の耳に届いてくる
きっと彼はまた綺麗な文法で一つも不満の出てこない発表をするのだろう
他人のことなんか気にしてないで、と自分を制して頭を英語に切り替える
nakamu
スマイル
きりやん
俺の前の席に座ってこちらを振り返りつつそう言う彼は痛いところをついてくる
スマイル
きりやん
俺らの間で交わされるのは6限の発表のこと
まともな英文が出てきたわけでもなく当たり前のように暗記もままならなかった
スマイル
きりやん
そうダラダラと話しつつ時計を見ればそろそろ生徒会会議の始まる時間
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
部活無所属の彼を置いて俺は教室を出た
重い体を引き摺りながら先週も見たオレンジ色の廊下を歩く
ちらりと横目に見た教室の中の時計は電車発車時刻まで余裕の時間をさし示していた
重い腰をいつもの席に降ろして膝に置いたリュックに顔を埋める
疲れすぎて脳溶けそ......
だるい体で回らない頭は気持ちをダダ漏れにしている
ふといつも彼が座っている方を見た
nakamu
逆光でもわかる
彼がこちらを向いている
彼の方から目を離せずにいれば彼が立ち上がってこちらに近づいてくる
ドサ
まっすぐこちらに向かってきた彼は俺の隣に腰を下ろす
nakamu
俺の顔を覗き込みながらそう言う彼は甘い見た目に反して男らしい言葉遣い
きりやん
そう言った俺の言葉は不思議と揺れている
nakamu
nakamu
彼の言う"さっき"がいつのことだか疲れた俺には見当もつかなかった
ふと、いつのまにか電車が動き出していたことに気づいて正面を向いて窓の外に広がる空を見る
陽が落ちるのが早いこの時期、もう外は暗くなりつつある
nakamu
ふと横からそう言う声が聞こえ背中に誰かの大きな手を感じる
横を向けば俺と同じように空を見る彼がいて
俺の心にはいつものような気持ちではなく共感心が浮かんでくる
nakamu
nakamu
nakamu
nakamu
そう笑う彼はこちらを見ている
きりやん
そっか
俺の気持ちは言葉にはならずに心で解けた
きりやん
きりやん
きりやん
彼はいきなり言葉をこぼす俺に軽く目を広げて眉を上げて驚いている
きりやん
俺はそう言って彼が俺の背に手を回すように彼の背に手を回し撫でてみる
nakamu
彼は目を細めて微笑み、また視線を移して空を見ていた
あいつだけが
あいつは
俺の
俺の努力に
気づいてた
気づいてくれた
⁇⁇⁇
きりやん
いつも完璧人の彼
声は小さく
震えている
いつもなら一瞬も見ないはずの原稿にかぶりついているよう
それはまるで何もしなかった俺みたい
⁇⁇⁇
小さく小鼻を鳴らして俺は思う
この世界に根が完璧な人はいないんだ
完璧じゃなくてもいいんだ
努力は本物のように擬態し盾になるから
カメッぼん
カメッぼん
カメッぼん
カメッぼん
カメッぼん
カメッぼん
結論から言っときます 自分は引退等行う予定は一切ありません 自分は引退するという宣言を生涯する気は今のところありません では低浮上の理由をどうぞ まず理由のうちの一つが長い間人気小説のランキングの仕様が変わっていたことですね リアルタイムでランキングが更新されていくのではなく、総合的人気度でのランキングに変わっていて新しい小説家さんを見つけづらく読む気がなくなってしまっていました これはつい数日前に元に戻っていました 二つ目 テラーの雰囲気が変化しつつあることです 皆様がお知りかどうかは自分には計りかねませんがテラーはあまり良い印象がありません サイト自体にもその民度的にもです 度々二次創作などのnmmnで炎上や問題が起きることもあります それに巻き込まれる、又はその被告者側になるのは到底ごめんです また、平均年齢も下がり魅力的に感じる作品がほとんどなくなってきたこと、また昔のような活発な交流を含めた企画が減ったこともあります 三つ目は 自分の好きなテラー小説家様が引退し続けていること 他のサイトで活動し続けている方々もいらっしゃいますがそのほとんどが上記の理由と似たような理由でテラーを引退しています そのことから自分がまだここで書き続けていられるのかという葛藤がありました 四つ目 自分がwt様とblというジャンルが好きなだけであってwt blが好きなわけではないという事実です 最近snsにて同じwtファンの方々と交流する機会が増え、交流させていただくたびにこの活動にあまり表向きな意見を持てずになってきました 自分はwt様をwt様として推しています 動画を見て腐思考を繰り広げるような人ではないんです このことから今回の作品のようなbl要素のないシチュエーションばかりが思い浮かぶようになり始めました そしてpixivというアプリに切り替えることも考えましたがまだその勇気は出ず視界の隅に置かれたままです 超長編集についても同じ理由で詰まりかけているのである程度書き進めておりますが投稿は2月下旬以降になりそうです 五つ目 純粋にリアル充実しすぎ問題 やばいこと言いますよ はい 自分リアルで苦しんだ時にシチュ出てくるんですよ 最近まぁ忙しいも込みでとても充実していて気づけばテラーなしでも楽しいと思える日常があったんですよ もちろん時々苦しんでシチュは出てくるんですがあまりいい作品にはならず毎回投稿せずに消しています まぁ上記の5つの理由からテラーの更新が遅れています、と こんなに詰まっていても自分あることをするまでやめないって決めてるので そもそも冒頭に言った通り引退とかいうことはしません 私が消える時は静かに消えていきます でもよっぽどのことがない限り消えませんよ、自分 引退とか悲しいじゃないですか 現に元読専としてたくさん経験してきたのでね ちゅう話です こんなまとまらないだらだらとしたもの読んでくださった方々ありがとございます 以上。
カメッぼん
カメッぼん
カメッぼん
カメッぼん