俺は強がり
誰が見てもそう思うと思う。
だって弱い自分は
女々しいから。
今日もあの声で俺を呼ぶ
康二
俺の大好きな声
本人には言えない
辰哉
康二
康二
辰哉
康二
康二
くしゃっと笑う笑顔とへへっと笑う声
こんなにも好きなのに。
すぐ俺の膝で寝はじめたし。
康二
康二
康二
康二
辰哉
辰哉
そんな事言わないで。
康二には目黒がいるし。
目黒は今日別仕事だから
別に俺が怒られないし。
ねぇ。康二
康二
辰哉
心で語りかけようと思ったのに
爆弾発言。
ねぇ。康二。
ほんの少しでいいから、
勘違いさせてください。
ほんのちょっとだけ。
好きな気持ちが消えるまで。
きっと消えないけれど。
勘違いさせてね。康二。
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