余命1ヶ月、ある人に夢中になった
夏菜
そして、私は告白できないでいた。
夏菜
これは、残り余命1週間の物語
--------キリトリ線--------
波留
夏菜、見舞いに来たぞ。
夏菜
ありがとう。
波留
あのさ、今日は言いたいことがあったんだ
夏菜
待って、私も言いたいことがある。
波留
じゃあ、同時にいうか?
夏菜
うん、せーの、
波留
「好きだ」
夏菜
「好きです」
波留
え?
夏菜
え?
波留
まさかとは思ったけど...思ってることが一緒だったとはな。
夏菜
私もびっくりした。
波留
じゃあ、付き合ってください
夏菜
はい、短い間で本当にいいよ?
波留
俺は付き合わない方が後悔してたから!
夏菜
わかった。じゃあ、よろしくお願いします。
人生を終えようとしていた頃、ようやく幸せが訪れた