小説の世界!? …まいっか

次の日…

いつも通り登校する

校門に来てからはオスマンさんやひとらんさんと話しながら

その内、こんな風に出来なくなる日が来るのでしょうか

そんな憂いを抱えながら

今日も自分の楽しみを噛みしめる

今日は何をしよう

みなさんとまた、ゲームをしましょうか

それともお茶会

嗚呼、本を借りたのでその話もしましょう

後は…

そうだ、皆さんの過去についても

もう少し知りたいですね

カレンさんとも仲良くしたいのですけど

仕方ない、ですね

頭の片隅でそんなことを考えながら教室へ

廊下でオスマンさんと別れ

教室に入る

放課後が楽しみです

机に教科書をしまい

一時限目の準備をする

今日は国語ですね

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴る

次は休み時間ですね

どうしましょう

まずはエーミールさんに本を返して…

どうしたらたくさんの事が出来るか

それを考えながら教室を出る

最悪ですね

そんなことを思ってるとは露知らず

カレンさんは話しかけてくる

フリールームは近くの空き教室ですね

…保険をかけときましょうかね

視点なし

空き教室に遅れてルージュが入ってくる

二人は真ん中辺りの席に座る

ルージュは首をかしげる

その様子はずいぶん余裕があるようだ

カレンは嘲笑うような目をルージュに向ける

ルージュに悪意はなさそうだが

世界の仕様で、言葉がとがっている

そういって取り出したのはカッター

ルージュの顔は余裕を持ったまま

ザシュッ

校舎にカレンの声が響き渡る

カレンはルージュの座っている席にカッターを置く

ルージュがカッターを手に取る

バンッ

生徒会のメンバーが集まってくる

居るのは三強と二年生だけだ

バイルナ❗️