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虚
虚
虚
虚
虚
武道目線
武道
叫んじゃった
気づいたら叫んでいた
なんかムカついている自分に今気づいた
この人は 流華さんはまるでマイキーくんみたいだと思った
辛いほど笑って 助けてともいえなくて 死のうとして!
武道
武道
武道
武道
武道
武道
武道
武道
武道
武道
助かるなら助かるじゃなくて 助けるそれだけ
未来とかへの影響とかなんて今は考えてなかった
ただムカついて助けたくて喉が枯れるくらいに大きな声で叫んだ
留依
俺が言いたかったことは言えた 俺が言った言葉で少しは考え変わることを祈った それと同時に 留依さん頑張ってください なんて心で応援した
流華
流華
流華
流華
留依
まだあとひと押し必要のようだった
マイキー
流華目線
流華
マイキー
マイキー
マイキー
泣きたい、いや、泣きそうになった でもここは強気にな感じでいかないと、 弱さを見せた瞬間また留依達に甘えてしまう
こうなったらこれしかない
そう思って私は勢いよく走り出し屋上の周りの囲むフェンスを跨ぎあと一歩前に進めば落ちる位置まで来た
留依
流華
流華
流華
留依
留依
流華
もちろん今は死なない でも試したいことがあった
本当に私を助けてくれるのかというこの人たちの覚悟を確かめたかった
私のせいでこんなことになってることも知っている、今最低なことを言ってて、行っていることも知っている
でも確かめたかった 笑ってるのが今は限界だった 今すぐ留依に謝ったりとかしたかった
でもそれより私は 捨てられることが怖くてたまらかった
流華
留依
流華
流華
留依
マイキー
武道
マイキー
武道
流華
ドラケン
流華
やっぱりこの人たちはその程度なんだと感じていた時マイキーが何かを言った
マイキー
流華
何となく 「怖いから」とか 「まだ生きたいから」とかって 言うんだと思て試しに聞こうと思っていたけど次にマイキーの口から出てきた言葉の全てが初めて知ることだった
マイキー
流華
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
そうだよ
マイキー
じゃあなんだって言うの
マイキー
マイキー
マイキー
そんなこと、ないよ
マイキー
うるさい
マイキー
うるさいよ
マイキー
マイキー
流華
流華
流華
流華
死にたい、それが本性だって決めれば少しは楽な自分がいる そんな自分が心底嫌いだ
でもさ 生きたら何があるのだろうって心では考えてた
楽しいのかなって思ってた
でも現実は違う そんなに甘くない
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
少し俯いてた顔を上げると目の前に留依が立っていてそのまま私を引き寄せた
留依
流華
留依
流華
手を見てみると震えていた 無意識に ただ一定の速度でひどく震えていた
留依
留依
流華
ただその手を私はじっと眺めてた 止まらない 止めようと思っても止まらない こんなに震えてるなんて、気づかなかったな
武道
花垣さんの目は赤くなっていた
あぁ、私のせいでそんなに泣かせてしまったのか
ごめんよ、花垣さん
少し泣きそうになるけど何とか耐えて前を見る
本当に生きていいのかな
捨てられたりとかしないよね
流華
留依
流華
留依
流華
留依
今私の心は落ち着いていた
この屋上で言われた様々な言葉が頭を支配していた
そして私はこの人たちとずっといたいということに気づいた
ドラケン
私はドラケンさんに屋上の柵のそのから中へ連れ戻されそのまま座り込んだ
流華
流華
流華
ドラケン
マイキー
マイキー
ドラケン
「「え?」」
それが簡単だと言っているの この人達
確かにそうするのが確実だけど そう簡単に行くか心配だった
そんな私の手を掴んで留依は笑顔で言った
留依
留依
留依
留依の目はキラキラしていて 少しだけ楽しそうだった
そっか 留依は待ってたのかなこの時を ずっと我慢してたもんね 好きなこともできないで
留依
留依
私の気持ちは賛成だと思う この人達を頼るのが1番だというのを知った いや 気付かされた
もう我慢しない お母さん達に反抗する
私は胸に手を当てて目をつぶる
「よし!」って心で言って目を開けてマイキー達に近づく
私が口を開いて話す前に先にマイキーが話した
マイキー
マイキー
マイキー
流華
流華
私の目を見てマイキーは笑顔で私の肩に手を乗せて言った
マイキー
マイキー
マイキー達の言葉に背中を一気に押され、私と留依は声を揃えて
「「うん!」」
って笑顔で言った
ドラケン
柔らかい風が私の長い髪を揺らしその風がとても心地よかった
武道
この人達達が友達で良かった
流華
留依
あの日から3日たった今 準備が整い、私たちはお母さん達への反抗を実行することになった
だけど、なんだか留依が怖がっているため不思議に思って聞いてみた
流華
留依
留依
留依
留依
本当にいいこだね こんなに優しい子が友達で嬉しいよ 留依と出会わせてくれてありがとうって思った
普段は笑ってる留依の印象が強いくても この子は人間 弱さがある そんな弱さを包み込むように留依を抱きしめた 留依な温かい体温と激しく動く心臓が私を包んだ
流華
留依
お互い目を合わせて気を引き締めて立ち上がる
私たちの部屋にあるベットの横には出ていくための荷造りが置いてある この部屋とも今日でお別れ
この部屋には何も無いと思ったけど、今ちゃんと眺めると 少しは思い出がある部屋だった 留依とどうでもいい話をしたこと 辛い時この部屋で泣いたこと たくさん留依を抱きしめたこと
少しは思い出の詰まった部屋へ さよなら なんて心でお別れを言って部屋のドアを閉めた
リビングの部屋のドアを開けるといつも通りお母さんはソファーに座っていた
いざ目の前にしてさらに怖がる留依を見てここは私がやるしかないと思った
流華
お母さん
流華
お母さん
テレビを見ていた所を邪魔したからか私を強すく睨んできた
その目に怖気付いてしい声が出なく、焦っていた時だった
留依
お母さん
留依が話を切り出した このときほっとしてしまった自分を殴りたい
留依
留依
流石のお母さんでも少し驚いたような顔を一瞬みせたが、すぐに元の冷たい目の顔に戻った
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
急にこっちに話を振られてびくつくけど私はマイキー達に言われたことを頭に響かせ大きく息を吸って話す
流華
お母さん
流華
流華
流華
ドカッ
思いっきり殴られた 留依はびっくりして少し後ろに下がった 私は少しふらつきながらも倒れず前を向いた
今までで1番怒っている 目は真っ黒で声のトーンも下がっている
お母さん
お母さんのその言葉を聞いて私は可笑しそうに笑って見せた
流華
流華
流華
流華
負けない 絶対に ここから出ていく 必ず、マイキーの元へ行くんだ
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
ほんっとこの人は何も分かってない
私は気づいたらお母さんに飛びかかっていた
私が飛びかかった影響でお母さんは倒れ私はお母さんの上に乗るような形になった
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
軽く息切れする私の後ろには留依がいて 留依は言葉では表せないくらい怒りで満ちていた
留依
ババア? 留依がそんな言葉を使うなんてびっくりした
留依
留依
留依
留依
留依
少し笑ってしまいそうになるくらいにお母さんを舐めきった言葉達
留依は笑ってる でも目は笑ってない
そんな留依を見て少し震えた ちゃんとお母さんを押さえていたつもりだったけど足までは押さえてなく、思いっきり蹴られた
少し吹っ飛んでしまい、壁に頭をぶつけた
流華
留依
留依が心配そうに私に駆け寄って倒れかけてた私を支えてくれた
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
知ってるよ
あ〜あ もうそんなの知ってるよ
知ってる……
この時思った 私が小さい頃やった家族で仲良くなれるために頑張ったことも全てが無駄だった そんなこと 知ってたけどさ
少し 悲しくて、苦しくて 辛かった
流華
流華
叫ぶ気も無くなった とっととここからいなくなりたい それしか考えていなかった
流華
お母さんはもう何も言い返せない様子で座っていた
お母さんの方も疲れてる様子だった 疲れているのならもう終わらせよう 留衣と目を合わせて1つ頷いて座っているお母さんを見た
流華
流華
流華
留依
「「お母さん」」
少し悔しそうな顔をしていたけど、それに構わず私達はお母さんに背を向けて歩いた
準備した荷物を持って少し軽くなった足で玄関に向かった時だった
お母さん
お母さん
お母さん
お母さんが話し始めた その声はもう怒っていなくて ただ聞いた事のない声だった でもどこか聞いたとこがあるような懐かしい声だった
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
名前の由来なんてないと思ってた でも、こんなにも素敵な由来があって少し嬉しかった
そして少し、思い出したことがあった
私が小さくて物心もついてない時だ 笑い声、優しい声 一瞬昔の記憶が脳内に映った 笑ってる顔、優しい顔 そしてこの声はさっきのお母さんの声に似ている。とても温かい雰囲気 あ、そっか わかった
元々はいい人だった でも少し私の才能を利用しようと思った
そこから気づいたら完璧を求めてた
私達がお母さんをダメにしたちょっとした原因だったのかもしれない
お母さんの完璧を求めてしまうという前よりエスカレートしている行為に、異変に早く気づいて、手加減したりしたら、もっと変われたのかな?
逆だったのかな 完璧にするべきではなく、少し手を緩めていれば良かったのかもしれない
流華
思わずその言葉だけがでてきた
そのまま留衣の手を掴んで家を出た
なんでか夕日が少しいつもより綺麗で 肩の力も抜けて、楽になった だけど、責任みたいのをどこかで感じてしまった お母さんのことをダメにした責任を
私はマイキー達のどこへ行く 途中の公園まで、ずっと下を向いて歩いていた
そんな私を見て呆れたように留衣がため息をした
留依
留依
留依
私の思考を一気に断ち切る大きさの声で名前を呼んで来た
思わず分かりやすく身震いをした
流華
留依
留依
留依
留依
留依
留衣が私の所へ歩いて来て私のほっぺを限界まで伸ばした
流華
目を閉じて少しジタバタする私を見て留衣は笑いながらほっぺから手を離した
留依
留依
留依
留依
留依
留依
留依
留依
留衣の笑顔が私のさっきまでの考えてたことを一気に吹き飛ばした
なんだかせっかく解放されたのにぐるぐると考えてた自分が馬鹿馬鹿しくなってきた
流華
流華
流華
だけど私は弱い
留衣とマイキー達がいる留衣が言ってくれた作り笑いじゃない本当の自分で笑い会える、そんな未来私も行きたい
だから、お願い、私の手を引っ張ってその未来に連れてってなんてわがまま言ったら怒られるかな?
でも引っ張って貰えないと私は動けないそんな気がする
ダメだな私… こんな私でもマイキー達といたら この弱さもいつか消えるかな
もうすぐマイキー達の家に着く時、私は足を止めた
懐かしい この道、この車道、この住宅街 全てが覚えてないのに懐かしくてたまらなかった
マイキーの家に目を向け、留衣の手を引っ張って佐野家の玄関のチャイムを鳴らした
マイキー
マイキーが玄関でこっちに笑顔で手を振っているのが見えた 私は思わず荷物をその場に置いて走り出した
走った勢いのままマイキーの胸に飛び込み、緊張で固まっていた体が一気にやらわぎ、我慢していた涙が一気に出てきた そしてただ静かに泣いた。
びっくりした様子だったマイキーだったけど私の頭をそのまま撫でてくれて 後ろには留衣が私を抱きしめてくれていた
こんなにも温かい場所は他にないだろうって思った
虚
虚
虚
虚