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おとあ先輩が書く切ない話しも好きすぎる 普通に読み終わったら涙出てることに気づいた
高校1年生の冬
教授
kos.
教授
kos.
kos.
教授
kos.
kos.
教授
帰り道が分からなくなった
毎日じゃなくて、 たまに 。
右だっけ .ᐣ左だっけ .ᐣ直進 .ᐣみたいな 感じ。
教師
kos.
kos.
高校2年生 夏
勉強を覚えられなくなった。
不調かな ? と思い、1日の8割を勉強に費やしても
何も覚えられなくて、何も分からなかった。
少し単語を覚えても、 数時間後には忘れている。
教師
教師
kos.
教師
教師
kos.
kos.
kos.
教師
苦しかった。
出来ないことを やれって言われたから。
高校2年生 冬
kos.
suc.
mik.
kos.
kos.
kos.
昔の友達の名前が分からなくなった。
suc.
mik.
kos.
kos.
suc.
suc.
mik.
kos.
知ってて当たり前の はずの 情報を 思い出せなくなった。
高校3年生 夏
病院に行った 。
教授
じいじの 声のトーンから 、 良くないことを言われるん やろな と 感じた 。
kos.
だからできるだけ 優しく 、 全てを悟ったような 口調で 話した。
教授
kos.
教授
教授
教授
kos.
まあなんとなく そうだろうな と 思っていたから ダメージは 少なかった 。
知ってるよ 、 本当だったら 数ヶ月で治るけど、 自覚 してから 治療しなかったら 、治らない確率の方が高いって。
教授
kos.
kos.
kos.
kos.
教授
教授
kos.
kos.
kos.
kos.
教授
教授
教授
kos.
その日から 、記憶が 無くなることは 殆ど無くなった。
大学も 指定校で早々に 受かることが出来た。
…もちろんらんくんも 。
もう 治ったと 思った。
我儘言ってたから 記憶戻らんままかな って 思ったりしたけど 案外人間って治るもんなんやな って思った
だけどそんなの 、 一瞬 だった 。
ある日 、 学校で 倒れた。
kos.
教師
教師
kos.
そばに居る大人の存在が、はっきりと 分からなくなった。
kos.
先生は 解離性健忘に ついて 理解してたから 、
教師
ゆっくり 自己紹介してくれた 。
kos.
kos.
教師
kos.
kos.
この時初めて、 自分が 何かを 失う恐怖を 感じた 。
教師
kos.
kos.
教師
教師
kos.
kos.
教師
教師
教師
この言葉に どれだけ助けられただろう。
それと同時に 。
kos.
そう 確信した。
本当は卒業式なんて出ちゃいけなかったけど、
両親に 、少しだけだからと 許可を取り、 らんくんに 最後の お別れを する。
卒業後は 大学に 通わず、 病院で 治療することは 黙っていたけど。
kos.
kos.
lan.
kos.
lan.
kos.
kos.
lan.
kos.
今言わないと、 らんくんの 事も忘れちゃう
lan.
kos.
kos.
(その後の会話は 第1話参照)
kos.
kos.
kos.
kos.
後ろ向きで走り出した。
こぼれ落ちる涙を無視して、
らんくんごめん って何回も呟いて
かろうじて忘れなかった、好きだよって 言葉も 何回も 呟いた。
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