TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

第1巻   始まりの章

一覧ページ

「第1巻   始まりの章」のメインビジュアル

第1巻 始まりの章

1 - 第1巻 始まりの章

♥

12

2019年04月09日

シェアするシェアする
報告する

ナレーター

昔、人間と鬼は争い、戦争をしていました。

ナレーター

人間の国の王・風雷 勇士郎(かぜかみ ゆうしろう)
は、莫大な力を持つ 鬼を嫌っていました。

ナレーター

戦争を始めて
5年後...

ナレーター

ついに、鬼達は敗れ 人間が勝利しました。

ナレーター

ですが、鬼の生き残り達は密かに生きているそうです──

ナレーター

その戦争から 4年後

ナレーター

鬼族の生き残りである
亜優 魁虎(あゆう かいと)が、道を歩いている時────

???

おぎゃー!おぎゃー!

ナレーター

と、声がしました。

魁虎

ん?赤ちゃんの声?
どこだ?

魁虎

............

ナレーター

魁虎が、茂みに足を入れると────

魁虎

え?!2人も?

ナレーター

なんと、そこには そっくりな男の子と女の子の
赤ちゃんがいました。

魁虎

うん~
この見た目からして、鬼族の「鬼龍聖」か?

ナレーター

魁虎は、人間との戦争の時、まだ12歳でした。
家にまで人間が攻めてきて、母親は自分を囮にして
魁虎を逃がしたのです。

ナレーター

それまで、普通に暮らしていた魁虎は 人に家族を
奪われたのです。

ナレーター

その1方、魁虎は頭が良く 鬼族のことをよく
知っていました。

魁虎

「鬼龍聖」って、たしか...
あの戦争の時 王様やってた1族だよな。
なんで、こんな所にいるんだ?

魁虎

............

???

おぎゃー!おぎゃー!

魁虎

あ~。もう、はいはい 分かったって!
育てりゃいいんだろ!

ナレーター

こうして、16歳の魁虎は
2人の赤ちゃんを育てることになりました。

ナレーター

魁虎が、赤ちゃんを拾ってから6年後
(時の流れ早くて すみません)

ナレーター

魁虎は22歳、拾われた2人は────

魁虎

こら!鈴音 蓮音!
また、トウモロコシ食べただろ!

鈴音

も~、魁虎兄さんったらケチね~!

蓮音

ほんと!トウモロコシぐらい
いいじゃん

ナレーター

女の子は 鈴音
男の子は 蓮音
と、名付けられすくすく育ち
6歳になりました。

魁虎

だれが「トウモロコシぐらい」だと~!
今 食料が少ないんだぞっ!
我慢しろ!

鈴音

はーい了解

蓮音

はーい了解

魁虎

...ぜってぇ思ってねぇだろ~!

鈴音

いいえぇ 思ってますよ(棒)

蓮音

心のぉそこから(棒)

魁虎

心がこもってねぇー!

ナレーター

3人は、人間をさけ、山の中の小さな小屋で
暮らしていました。

ナレーター

人間達は、今は武器を持ってないらしく
山を降りても、攻撃はしませんが、悪口
などを言って差別をしてきます。

ナレーター

魁虎は 鈴音と蓮音を心配していましたが、
2人は、気持ちの切り替えがいい?らしく、
山を降り、食料を調達するのを嫌がりません。

ナレーター

なので、良かったのですが────

ナレーター

ある日、台風が来て その影響で、魁虎が調達
していた食料が 全て、ダメになってしまいました。

魁虎

くそっ!

鈴音

魁虎兄さん...

魁虎

くそっ!くそっ!

蓮音

...兄さん、また調達行こう?

魁虎

バカ言え、この台風じゃ人間だって食料が不足
してるはずだ、頭 下げたって、米粒 1つもくれ
ねぇさ。

蓮音

...でも

鈴音

行ってみるだけしようよ

魁虎

............

蓮音

じゃないと、死ぬよ?

鈴音

ね?だから...

魁虎

...分かった。
行ってダメだったらすぐ戻ろう。

ナレーター

こうして、3人は山を降りました。

ナレーター

やはり、人間への影響も強かったらしく
たくさんの家が崩れ、畑や田んぼもダメ
になっていました。

ナレーター

人間達は、山を降りてきた3人を見ると

人間 1

お前らだろっ!こんなことしたの!

人間 2

いい加減、出ていけっ!

人間 3

早く、いなくなれっ!

ナレーター

と、言ってきます。

ナレーター

もちろん、台風を起こしたのは3人ではなく
自然災害です。
ですが、人間達は3人を責めてきます。

魁虎

違う。
我々はそんな力 持っていない。

人間 1

嘘つけっ!

鈴音

本当よ!

人間 2

黙れっ!これで死んだらどうするんだ!

蓮音

だから、違うってば!

人間 3

ほう...人間様に口答えするとは...
かかれっ!

ナレーター

人間が3人に襲い掛かって来そうになった
その時────

???

やめなさいっ!

ナレーター

甲高い 女性の声が聞こえました。

ナレーター

人間は、一斉に振り向くと...

人間 1

あ、萌衣子(めいこ)ちゃん...(汗)

人間 2

ど、ど、ど、どうしてここに?(汗)

ナレーター

人間は萌衣子と呼ばれた
茶色い髪の、綺麗な女性...
魁虎と同い年ぐらいでしょうか、

その子を見ると、急に焦り出しました。

萌衣子

いくら種別が違うからって
困っている時に助けないとは どういう事っ!

ナレーター

萌衣子が凄い剣幕で、怒ると

人間 1

ひぃっ

人間 2

ご、ごめんなさいっ!

人間 3

す、すみませんっ!

ナレーター

と言って逃げて行きました。

ナレーター

萌衣子は、魁虎達を見ると
ニッコリ笑い

萌衣子

こんにちはっ!
大丈夫だった?

ナレーター

と、聞きました。

魁虎

え、あ はい。

萌衣子

そう。えっと...
あ!私 萌衣子よ。霧島 萌衣子。(きりしま めいこ)
よろしくね!
あなた達は?

魁虎

俺は...魁虎。
亜優 魁虎。(あゆう かいと)

鈴音

鬼龍聖 鈴音(きりゅう りん)だよ。

蓮音

...鬼龍聖 蓮音(きりゅう れん)

萌衣子

魁虎と鈴音と蓮音ね!

萌衣子

で、食べ物がないんでしょう?
着いてきて!

ナレーター

萌衣子は、後ろを向くと
人間が暮らす町に向かいだしました。

ナレーター

魁虎達も、追いかけます。

鈴音

魁虎兄さん。悪い人じゃなさそうだね。

魁虎

あぁ。

蓮音

なんか、貰えるのかな?

魁虎

...だろうな

ナレーター

萌衣子がたどり着いたのは
大きくて立派な、豪邸でした。

鈴音

わ~。おっきい!

蓮音

でかっ

萌衣子

うふふっ、まぁね。
お父さんが先代王...霧島 喜鑼(きりしま きら)
って言うんだけど...
知ってる?

魁虎

...あぁ。

ナレーター

どうやら、萌衣子の父親は
人間と鬼との間に起こった戦争の時の
王・風雷 勇士郎(かぜかみ ゆうしろう)の、次の王だった
喜鑼のようです。

ナレーター

だからか。と、3人は関心していると

萌衣子

魁虎達は、鬼族でしょう?

鈴音

...そうだよ。

萌衣子

人間のこと、嫌い?

蓮音

...まぁまぁ。
な、鈴音

鈴音

うん

萌衣子

そう...

魁虎

なんだ?毒でも 盛る気か?

萌衣子

違う違う(笑)
...お父さんはね、鬼族と和解して...
つまり、仲直りしたかったらしいの。
でも、実現する前に死んじゃった。

魁虎

............

萌衣子

だから、私も鬼族と仲直りしようと思ってるの!
ね?いいでしょ?

ナレーター

萌衣子が、目を輝かせて言うと

鈴音

そうね!萌衣子さん、素敵な考えね!

ナレーター

鈴音は嬉しそうに、賛成しましたが、
魁虎と蓮音は、苦い顔をしていました。

鈴音

どしたの?魁虎兄さん、蓮夢

魁虎

...そんな、簡単に仲直りできるわけない

萌衣子

え?

鈴音

ちょ。何言ってるの?

蓮音

兄さんの言う通りだ。
みんな 家族を失った!
それなのにっ...

鈴音

兄さん...蓮音...

萌衣子

............

魁虎

所詮 無理な話さ。
じゃあな、行くぞ 鈴音 蓮音。

ナレーター

魁虎と蓮音が、元来た道を戻ろうとした時です。

萌衣子

最初からっ!

魁虎

!?

蓮音

!?

ナレーター

萌衣子が、突然叫び
驚いた魁虎と蓮音は、振り向きました。

萌衣子

最初から、決めつけてんじゃないわよっ!
やってみなきゃ分かんないでしょ!
人間だって、あの戦争で家族を亡くした!
私だって、お母さんをっ!

鈴音

萌衣子さん...

萌衣子

でも、みんなは同じ星に生まれた
かけがえのない「家族」なんだよ!
きっと、分かり合える!
だから、私は仲直りしたいの!

魁虎

............

蓮音

...でも

鈴音

でもじゃないっ!
さっきも言ったけど
私も、萌衣子さん...いいえ!萌衣子姉さんの
考えに賛成よ!

鈴音

みんな、家族だもん!
きっと分かり合えるよ!
私と蓮音と魁虎兄さんみたいに!
だから...

鈴音

私はもう、魁虎兄さんと蓮音の悲しむ顔を
見たくないの。
お願い。

萌衣子

...協力して、ね?

魁虎

協力、か...

萌衣子

ええ。誰も 悲しまない
平和な世界を作るのよ!

鈴音

ね?蓮音!

蓮音

...分かった。あくまでも鈴音と萌衣子さんの
為、だからな

鈴音

っ!ありがとう 蓮音!

萌衣子

ありがとう 蓮音!
あと、萌衣子姉さんでいいわよ。

蓮音

はいはい、萌衣子姉さん。

萌衣子

────で、魁虎はどうするの?

魁虎

...いいだろう。協力する。

萌衣子

まぁ。ありがとう。
あと、萌衣子姉さんで────

魁虎

多分同い年だ、萌衣子でいいだろう。

萌衣子

...はいはい。

ナレーター

こうして、4人は
「誰も悲しまない、平和な世界」
を作る為に動き出します。

ナレーター

ひとまず、これまで!

ナレーター

最後まで、読んでいただきありがとうございます(*^^*)

ナレーター

次回作も、よろしくお願いします!
loading

この作品はいかがでしたか?

12

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚