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夏菜

何これ?

私は今、病気で亡くなったお父さんの部屋を 片付けている

夏菜

真夏の君?

絵なしの本だった

夏菜

お父さんの字っぽいな

夏菜

夏菜

ダメダメ!お片付けしなきゃ。

・ ・ ・

夏菜

あ〜!!ダメだ!
読んでみたい!

お母さん

なつな〜うるさいわよ

夏菜

はーい、ごめんなさーい

お母さん

反省してるのかね

ドンドン

夏菜

お母さんが来る

お母さん

私も手伝うわ

お母さん

お母さん

あら、この本お父さんが書いたやつだわ

夏菜

やっぱり。字がにてたから

お母さん

・・もしかして。読んだ!?

夏菜

え?う、ううん

お母さん

そっか〜良かった

夏菜

へ?

お母さん

この本は、あなたが大人になって
結婚したときに読まなきゃいけないの

夏菜

なんで?

お母さん

これはお父さんとお母さんの出会った
ときの話なの

夏菜

え・・・えー!!!!

お母さん

だから、あなたが結婚したときに
お父さんとお母さんの出会いを教えたいの

夏菜

夏菜

そっかー・・

お母さん

じゃあ掃除の続きをするわよー!!!

夏菜

・・はーい・・

それから、何年か経って私は 恋をして・・その人と結婚した

夏菜

ただいま〜

お母さん

あっ!夏菜お帰り〜

夏菜

お母さん!本!本!

お母さん

・・夏菜・・あなた、本のために恋した?

夏菜

えっ、ううん!!
ちゃんと恋したもん!

お母さん

そう・・じゃあみていいわよ

夏菜

う、うん

お母さん

はい、どうぞ

夏菜

あ、ありがとう

そして私はページを開く

パラっ

私は今、ひまわり畑に 迷い込んでいた

光正

はぁ、はぁ

したたる汗 もうろうとする意識

光正

だ、だれか
た・・すけて

ドタッ

光正

(動けない・・誰か)

ペタペタ

光正

(誰か来る!)

   

ん?あんた誰?

光正

・・・

   

喋れないのね。
ちょっと待って

   

   

これあげる

彼女は、水の入った水筒をくれた

光正

ゴクゴクゴク

必死で飲んだ

光正

プハー!ありがとう!

   

どういたしまして
・・それで、あなたは誰?

光正

あー、俺は光正!

   

光正,ね。私は夏美!

その人は透き通った肌をして、 まつ毛も長く 美人だった

夏美

よかったらうちくる?

光正

え?いいの?

夏美

いいわよ!

それから、夏美さんと私は 気が合い仲良くなり、結婚した。 これが私と夏美さんの出会い。

夏菜

夏菜

いい出会いだね・・

お母さん

でしょ

夏菜

素敵な出会いだなぁ

パラッ

夏菜

ん?何これ

夏菜へ 私が昔から病気があることは 知っていましたね。 だから、あなたが大人になって 結婚するときはいないと 思います。 なので、こうして手紙を書き 本も自作しました。 どうしてこのようなものを作ったかと いうと、あなたにも 自分でいってはなんですが こんな素敵な恋をしてほしい からです。 夏菜。あなたの人生は、まだ 始まったばかり 精一杯素敵な人生を 過ごして下さい お父さんより

ガラッ(窓を開ける音)

夏菜

・・お父さん・・ありがとう!
素敵な人生過ごすよー!!

私は、お父さんに 聞こえるように、大きな声でそう言った。

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