夏菜
私は今、病気で亡くなったお父さんの部屋を 片付けている
夏菜
絵なしの本だった
夏菜
夏菜
夏菜
・ ・ ・
夏菜
読んでみたい!
お母さん
夏菜
お母さん
ドンドン
夏菜
お母さん
お母さん
お母さん
夏菜
お母さん
夏菜
お母さん
夏菜
お母さん
結婚したときに読まなきゃいけないの
夏菜
お母さん
ときの話なの
夏菜
お母さん
お父さんとお母さんの出会いを教えたいの
夏菜
夏菜
お母さん
夏菜
それから、何年か経って私は 恋をして・・その人と結婚した
夏菜
お母さん
夏菜
お母さん
夏菜
ちゃんと恋したもん!
お母さん
夏菜
お母さん
夏菜
そして私はページを開く
パラっ
私は今、ひまわり畑に 迷い込んでいた
光正
したたる汗 もうろうとする意識
光正
た・・すけて
ドタッ
光正
ペタペタ
光正
光正
ちょっと待って
彼女は、水の入った水筒をくれた
光正
必死で飲んだ
光正
・・それで、あなたは誰?
光正
その人は透き通った肌をして、 まつ毛も長く 美人だった
夏美
光正
夏美
それから、夏美さんと私は 気が合い仲良くなり、結婚した。 これが私と夏美さんの出会い。
夏菜
夏菜
お母さん
夏菜
パラッ
夏菜
夏菜へ 私が昔から病気があることは 知っていましたね。 だから、あなたが大人になって 結婚するときはいないと 思います。 なので、こうして手紙を書き 本も自作しました。 どうしてこのようなものを作ったかと いうと、あなたにも 自分でいってはなんですが こんな素敵な恋をしてほしい からです。 夏菜。あなたの人生は、まだ 始まったばかり 精一杯素敵な人生を 過ごして下さい お父さんより
ガラッ(窓を開ける音)
夏菜
素敵な人生過ごすよー!!
私は、お父さんに 聞こえるように、大きな声でそう言った。






