お昼ご飯
さっきまで動いていたのだろうか
汗をかいている人や息切れしている人
ガル
セイラ
ガル
セイラ
ガル
ガル
セイラ
セイラ
ガル
ガル
セイラ
セイラ
ガル
セイラ
ガル
食後はする事がなかったから部屋に戻った
いや、する事がないというのは嘘だ
普通ならば皆、バトルに向けて動いているはずだ
ガルとも、本当は話していたかったけど
もし、ガルと戦うとなってしまったら?
僕はガルと戦えるのだろうか
怖くて、言い訳をして逃げてしまった
セイラ
ジリリリリリッ ジリリリリリッ
バトルが始まるのだろう、少し変わった音が鳴る
セイラ
バトルする広場は障害物が多く身を隠しやすい
ガル
セイラ
ガル
セイラ
ガル
ガル
セイラ
セイラ
ガル
ガル
セイラ
ガル
セイラ
セイラ
セイラ
ガル
ビーッ
開始の音が響く
周りではもう戦い始めているのだろうか
ガシャガシャとした音が聞こえてくる
セイラ
ガル
ガル
セイラ
あぁ、血の匂いがする
ビーッ
ガル
セイラ
ガシャンガシャンとした音が近付いてくる
ガル
シュルシュルと緑色のナニカがガルの手と床に伸びていく
僕も戦わなくては
セイラ
僕の中に渦巻く黒いナニカを呼び寄せて
泣きそうになるほど嫌になる知らない記憶が僕を襲う
バゴーンッ
辺りに砂埃が舞う
ガル
セイラ
彼を守るように、ドームを作る
ガル
セイラ
ダメだ、耐えられない
パラパラパラッ
ガル
ガル
ビーッ
セイラ
ガル
セイラ
ガル
ガル
ガル
セイラ
セイラ
ガル
ガル
セイラ
君の絶望を味わって
私の生贄となろう