ミーフ
(とりあえず、この人の話を聞こう。)
ミーフ
あの…はるさん?
って誰ですか?
って誰ですか?
??
私の妻です。
??
あ。
挨拶がまだでしたね。
私の名は法堂 貴也(ホウドウ タカヤ)と申します。
挨拶がまだでしたね。
私の名は法堂 貴也(ホウドウ タカヤ)と申します。
ミーフ
私はミーフです。
貴也
よろしくお願いします。
ミーフさんは日本語とても上手ですね。
ミーフさんは日本語とても上手ですね。
ミーフ
まぁ…兄から習いましたので。
ミーフ
それで、貴也さん?はどうして、ハルさん?を探しているんですか?
貴也
ハル…ハルは18年前、突然姿を消しました。
貴也
彼女はロンドン出身なので、なにか手がかりがあればと思いました。
ミーフ
そうですか…。
ミーフ
(んー…魔法を使えば何かわかるかも。)
ミーフ
(でも私では分からないこともあるしな。)
ミーフ
あの、ハルさんの持ち物ってありますか?
貴也
ハンカチ…ではダメでしょうか?
ミーフ
(ハンカチか…ま、できるでしょ。)
ミーフ
少しお借りします。
(ハンカチを両手で持つ)
(ハンカチを両手で持つ)
ミーフ
……。
ミーフ
(お願い…このハンカチの持ち主を探して…)
エアリエル
あら?
呼んだかしら?
呼んだかしら?
ミーフ
エアリエル?!
ひさしぶりだね。
ひさしぶりだね。
エアリエル
久しぶりね。
エアリエル
あら……この人間は……
普通の人じゃない。
普通の人じゃない。
エアリエル
どうしたの?
ミーフ
ちょっと協力して欲しいことがあって。
貴也
?
あ、あの?
あ、あの?
ミーフ
あ、あぁ…
(普通の人には見えないんだ。)
(普通の人には見えないんだ。)
ミーフ
えと……
ミーフ
(ちょっとの間見えるようにしよう。)
ミーフ
すみません、ちょっと目を瞑って貰っていいですか?
貴也
え、あ、はい。
ミーフ
もう開けていいですよ。
貴也
あの……?
エアリエル
もう見えるのかしら?
貴也
う、うわぁ!
エアリエル
うるっさいわね。
エアリエル
なによ!
ミーフ
ちょっとの間、見えるようにしました。
貴也
み、見え__
エアリエル
私たちみたいな妖精をね。
エアリエル
普通の人は見えないけど。
ミーフ
そ。
私は見える人だけど。
私は見える人だけど。