っていうかさ
永瀬おっそ!
何やってんのかね…
〇〇
探すか…
新田
あ!〇〇ちゃん!
〇〇
えっと…
…新田さん?
…新田さん?
一応クラスメイトだけど あまり喋ったことは無い
新田
うん!そう!
新田
覚えててくれたんだ!
〇〇
まぁ、一応…
〇〇
あ、永瀬見てない?
〇〇
忘れ物取りに行ったまま、
帰ってこなくて…
帰ってこなくて…
新田
あ、永瀬くんならあっちに行ったよ?
新田
なんか、集合場所変わったみたいで…
新田
私、係だからみんなに案内してるんだけど…
〇〇
あ、そうだったんだ!
〇〇
永瀬のやつ、連絡くらい
くれればいいのに…
くれればいいのに…
新田
そうだね笑
新田
あ、良かったら、途中まで
一緒に行く?
一緒に行く?
新田
外だし、結構奥だから
分かりずらいと思う
分かりずらいと思う
〇〇
…じゃあそうしようかな
新田
じゃあ行こ!
〇〇
…ねぇ、
〇〇
こんなに奥まで行くの?
〇〇
っていうか、こんな森みたいな
とこあったんだ…
とこあったんだ…
新田
普通、そう思うよね笑
新田
私も最初びっくりした笑
新田
けど、このもっと奥に行けば、ホテルが管理してる施設があるらしくて、
新田
そこでレクレーション
するみたいだよ?
するみたいだよ?
〇〇
へぇ…
新田
じゃ、私はここら辺で!
新田
他の人も呼ばなきゃ行けないから!
〇〇
うん、ありがと
〇〇
頑張ってね!
新田
うん!
新田
ニヤッ
あれから新田さんと別れて
ずっと進んでるんだけど
建物らしき物は見当たらない
それどころか、 街灯もなくなってきている
道を間違えたのかな… とも思ったけど、 ここは一本道だし、 間違えるはずがない
〇〇
…騙された?
〇〇
いや、まさかね…笑
ポタッ
〇〇
…ん?
ポタッ、ポタッ ポタッ
ザーザーザー
〇〇
え、雨!?
嘘でしょ…
傘なんてもってないし、 雨宿り出来そうな所もない
〇〇
…どうしよう
〇〇
あ!永瀬に連絡!
〇〇
え?うそ、圏外…
〇〇
もお、最悪…
〇〇
ってか寒っ!
ただでさえ、夜は寒いのに 雨も降ってるし…
〇〇
上着くらい持ってくれば良かった…
そうしているうちに、 雷までなり始めた
〇〇
これ、かなりやばいじゃん…
近くにあった木のそばに 座ってみたけど あまりの寒さに震えが止まらない
〇〇
体も濡れちゃったし…
〇〇
頭痛いし…
〇〇
このまま死ぬのかな…笑
こんな山奥、人が来る気配もない
〇〇
まぁ、これで死ねるならいっか…
〇〇
最初から最後まで最悪な人生だなぁ笑
心残りは、さなかな…
あとは?
〇〇
…グスッなんで…
悲しくないはずなのに なんで涙が出てくるんだろう
そして…
どうでもいいはずなのに なんで永瀬が浮かぶの?
さなのことを思っているはずなのに なんで永瀬がその上から 被さってくるの?
〇〇
…助けるって言ったじゃんグスッ
〇〇
…永瀬
〇〇
永瀬ッ…グスッ…
〇〇
…会いたいよっ…グスッ
そこで私の意識は途切れた






