にゃーにゃ
にゃーにゃ
にゃーにゃ
にゃーにゃ
この世界には
今もなお、政府により 「妖怪」の存在が確認されている
妖怪である彼らは一風ただの人間の格好をしている者がほとんど
しかし中にはその能力を利用して悪事を働くものもいる
そのことから「妖怪」は人々から恐れられ、時には蔑まれてきた者もいた
次第に「妖怪」である彼らはバレないよう存在を隠し、日常生活にひっそりと溶け込むようになった
現在、悪事を働こうとする「妖怪」を始末する者たちが住んでいる館が存在するとかしないとか…
これは…そんな妖怪である彼らの話
あれは確か1年前のこと
ラウール
ラウール
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
ラウール
ラウール
妖怪化を止められない僕の体
逃げ惑うクラスメイト
あぁ…普通の人生を送れたらどんなに楽しかっただろう
生まれ変わりたい…
妖怪じゃない別の何かに…
ラウール
ラウール
肌寒い冬の季節
「九尾の狐」である僕は1年前、クラスメイトの前で妖怪化してしまったことで秘密がバレた
そのせいで普通の学校生活など送れなくなったので中退し、地元を離れた
今日から"ある場所"に住むことになっている
そこに辿り着くためにスマホで位置を確認しながら歩いていたのだが
ラウール
ラウール
ラウール
僕は使い道のなくなったスマホをポケットにしまい辺りを見回した
ラウール
ラウール
ラウール
どうやら道に迷ってしまったらしい
ラウール
ラウール
ラウール
???
僕が声をかけると立ち止まってくれた お兄さん
ラウール
ラウール
???
僕は紙に書かれた住所を見せた
するとお兄さんは顔をしかめて僕をジロジロと見てきた
???
???
ラウール
ラウール
???
???
ラウール
???
???
???
ラウール
ラウール
180cmは越えていそうな身長 とたくましい体
その後ろ姿がカッコイイなと思いつつも僕はお兄さんに着いていくことにした
???
ラウール
???
照
ラウール
照
ラウール
照
照
ラウール
ラウール
照くんに案内されること10分
僕の目の前に突然立派な洋館が現れた
門の横には達筆な文字で「九妖館」と書かれている
ラウール
ラウール
照
ラウール
照
照
照
ラウール
ラウール
照
照
ラウール
同居人になる人がいるとは聞かされていたけれどまさか岩本くんだったとは…
僕は慣れた手つきで門を開ける岩本くんの後ろを黙って着いていった
ラウール
照
照
照
照
ラウール
ラウール
照
照
照
ラウール
照
緊張している僕を落ち着かそうとしてくれているんだろう
岩本くんは見た目は少し怖いけど優しくて お父さんみたいな安心感があるな…
そんなことを思っていると…
???
照
照
照
照
???
???
照
照
???
奥の部屋から突然出てきた細身の男の人
仲良さそうに岩本くんと話してるからこの人も家の同居人の一人なんだろうな…
???
ラウール
???
???
ラウール
照
???
ふっか
ふっか
ふっか
ラウール
ふっか
ラウール
ふっか
照
ふっか
ラウール
ふっか
ふっか
ふっか
照
ふっか
ふっか
照
ふっか
照
ふっか
ふっか
照
ふっか
ラウール
ふっか
ふっか
ラウール
2人は仲が良いんだろうなぁ
僕は2階に上がる2人の後を追った
2F 01の部屋
ふっか
ふっか
ふっか
ふっか
綺麗な部屋に勉強机まである
まだ学生の僕からしたら嬉しい
十分すぎるくらい立派な部屋だった
ラウール
ふっか
ふっか
ふっか
ラウール
照
照
ふっか
ふっか
ラウール
照
ふっか
ラウール
ふっか
ふっか
ふっか
ラウール
照
ラウール
全く心当たりがなかったが次のふっかさんの一言で僕は体が固まった
ふっか
ラウール
ふっか
ふっか
ふっか
ふっか
ラウール
照
照
照
照
ラウール
ふっか
ふっか
ふっか
ラウール
照
ふっか
ラウール
部屋:01 同部屋人:なし
温厚で争いを避けたい平和主義な性格 高校1年の時に妖怪であることがバレたため九妖館に引越してきた 人前で話すと言霊の力が強くなりすぎてしまうことがある
「九尾の狐」 人心を自在に操る力・天候を操る力がある(その気になれば妖怪も洗脳可) しかしその際に暴走してしまう場合があるので注意が必要
コメント
27件
めっちゃ好きです。やばすぎ!誰がどの妖怪か予想するわ😈
すっごい、続きが楽しみ!
どんな妖怪が出てくるか楽しみです!