「明ちゃん、今日も来てくれたの! うちの娘がごめんねー!」
「いえ、大丈夫です。」
「じゃあおばさんは買い物行ってくるね!」
「はい。」
「…結那ちゃん。大丈夫?」
結那
「今日ね、○○先生が~~」
「ヤバくなぁい!?」
自分もそっちに行きたかった
自分も日の光を浴びて笑いたかった
自分も虐めを気にしたくなかった
「…ねぇ、結那ちゃん。」
「もうアイツら退学したよ。」
「しかも少年院送りだって」
「結那ちゃんを虐めた奴らはもう、居ないよ」
「だから、だから、 戻ってきてよッ…」
「お願いッ…」
ごめんね。私は戻って来れないんだ。
だって死んじゃったんだもん。
結那
いじめっ子
結那
ある日、私はアイツらに階段の一番上から落とされた
結那
頭が痛い 意識が遠くなる 目が、耳が、 だんだんと感覚を失わせていく
結那
結那のお母さん
明
ごめんねごめんねごめんね
「戻って来てよッ…」
「お願いッ…」
結那
ねぇ、私未練タラタラだから成仏できないみたい。
結那
どこへ行こう
好きだった子
好きだった子
好きだった子の笑顔でも見ようか
〜〜〜〜
行ったことのない都会にでも行こうか
でも全然満たされないや
紳羅
結那
紳羅
紳羅
そこの幽霊
結那
コメント
16件
続きいる?
虐めは人を簡単に◯せるからね…。怖い…。