ヒロシ
...えっ、....えぇ!
なっ、何で!
なっ、何で!
母
自殺だって。
ヒロシ
はぁ!?何で!?
何で、ネネが自殺するんだよ!
何で、ネネが自殺するんだよ!
母
分からない、でも、数日前から、様子がおかしかったのよ。
ヒロシ
母さん、ネネの部屋、入っていいか?
母
今はダメよ、警察が来てるから。
警察
お母さん!
母
あっ、はーい!
ごめん、警察の人所、行ってくる。
ごめん、警察の人所、行ってくる。
ヒロシ
クソ、何でネネが自殺なんか。
俺はふと、自分の勉強机を見た。
ヒロシ
なんだこれ。
そこには、見たこと無い、便箋があった。
ヒロシ
宛名が無い、誰だよこんなときに。
俺は、ブツブツと文句を言いながら、便箋を開いた。
ヒロシ
なんだこれ。
そこには、意味が分からない事が、書いてあった。
???
私は、ノエル、私あなたの事が、気に入ったわ。
返事、待ってます。ノエル
返事、待ってます。ノエル
ヒロシ
なんだよこれ!
俺の中で、妹の自殺のショックと、この手紙の怖さが混ざった。
ヒロシ
こ、こんなの、捨てちまえ!
俺は、ビリビリに破いて、ゴミ箱に捨てた。
3日後
ヒロシ
はぁ。
俺は、3日前のショックと疲れてで、ため息ばかりついていた。
ヒロシ
はぁ。ネネ。
俺はふと、手紙の事を思い出した。
ヒロシ
そういえば、あれから来てないな、
やっぱり、いたずらだったのかなぁ。
やっぱり、いたずらだったのかなぁ。
俺は、部屋に戻った。 机を見ると、そこには、 手紙があった。