主
主
主
主
主
主
※BL ※中太、織太 ※太宰さんが過呼吸する(?) ※主に中太 ※体調不良って良いよね
主
主
中原 中也
中原中也は首領からの指示で探偵社へと資料を届けに行って居た。
『武装探偵社』と書かれた扉を三度程叩き、返事がなかった為静かに開けた。
中には___
中原 中也
呟いた其の時かたん、と小さな音がした。
振り向いてみると、元相棒_太宰治_が回転椅子に座って眠って居る。
中原 中也
思わず顔を顰めるが、ふと違和感を感じた。
肩が妙に大きく動いて居る。
中原 中也
中原 中也
中也がそう気付いた途端、太宰の身体が机へと倒れる。
太宰 治
中原 中也
中也は資料を放り出し、太宰の元へと駆け寄る。肩から外套がずり落ちた。
中原 中也
太宰 治
中原 中也
中原 中也
太宰 治
太宰 治
中原 中也
太宰 治
太宰を抱えて顔を覗き込むと、其の目は涙に濡れ、焦点を持って居なかった。
太宰 治
中原 中也
織田、作之助。
太宰が探偵社に入る切掛となった人物。
それ程に、太宰が好いて居た人物。
中原 中也
自分が其の存在になりたかった、なんて
太宰 治
其の目を自分に向けて欲しかった、なんて
太宰 治
自分と別れた事を泣いて欲しかった、なんて
中原 中也
中也は袋を探す事も忘れて只立って居た。
太宰 治
中原 中也
太宰 治
中原 中也
声に反応する中也だが、脳裏に迷いが過ぎる。
自分で、良いのだろうか…
太宰を助ける存在に、俺は値して居るのだろうか?
太宰が助けを求めて居るのは自分では無い。
自分は太宰を助けるに値しない…?
中原 中也
太宰 治
太宰
俺は織田じゃ無い。
織田にはなれない。
お前を変えられる様な奴でも無い。
だけど
中也は太宰を優しく抱擁する。
太宰 治
太宰の頭が当たり、大切にして居る帽子が落ちるが気にしない。
太宰 治
中原 中也
中原 中也
太宰 治
中原 中也
中原 中也
中原 中也
中原 中也
中原 中也
中原 中也
太宰 治
太宰 治
中原 中也
中也は安心させる為、太宰の背中をとんとんと叩く。
段々と太宰の呼吸が落ち着き、手の力が抜ける。
太宰 治
中原 中也
中原 中也
中原 中也
太宰 治
太宰 治
なんとなく、苦しかった様な気がする。
また過呼吸になって居たのだろう。
太宰 治
夕方迄社員は全員不在、袋も手元に無い。
太宰 治
ふと、太宰は思い出した。
織田作みたいに赤っぽい髪
空色の目
太宰 治
気付いた時、机の上の資料が目に入る。
貼られて居た付箋に何かが書かれて居た。
太宰 治
太宰 資料は此処に置いておく。 何時迄も仕事サボってんじゃ無ぇぞ、ちゃんとやれ。 手前を必要としてる奴が居るんだろ。
太宰 治
差出人の名前は書かれて居なかったけれど、その几帳面な字と言葉遣いで確信する。
太宰 治
太宰 治
太宰 治
太宰は付箋を胸に近付け、頰を緩めた。
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
終
コメント
10件
リクエストかぁ💦🤔 難しいけど私は中也受けも好きです(*^^*)✨
過呼吸パロ(?)めっちゃ好きです‼️ 過呼吸になっている人をさする的なのめっちゃ好き…(´∀`*) 主様の語彙力も加わって、最高でした‼️ 太宰さん受けも、ホント神✨😇
太宰さん受けは神