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タモツ
歩き続けてから、どれくらい経ったのかわからない
タモツ
同じような景色は続く
タモツ
小道沿いに進むと、森を抜けた
タモツ
タモツ
池のほとりに人がいた
タモツ
タモツは安堵し、池のほとりへ向かった
シートを引き、羽根付きのパーカーを来た青年が腰を下ろしていた
タモツ
タモツ
?
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タモツ
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タモツ
タモツ
タモツ
タモツ
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森の中を歩きまわり、タモツは疲れていた
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タモツ
タモツはシートの上に腰を下ろした
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バスケットの中はビスケットが入っていた
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タモツ
タモツ
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タモツ
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宛名には『ドードー』と書かれていた
タモツ
ドードー
ほかのビスケットレターにも、文字が書かれていた
宛名『to なつみ』 メッセージ『愛してる』
タモツ
タモツ
ドードー
ドードー
ドキッ
タモツ
ドードー
ドードー
ドードーは自分宛てのビスケットレターを口にした
もぐもぐ
タモツ
ほとんどのビスケットレターの宛名には『to なつみ』しか、書かれていなかった
タモツ
タモツ
タモツ
タモツ
タモツ
ぐうぅぅ
タモツ
急に空腹感を覚え、ビスケットレターをひとつ取った
『to ██』 メッセージ『二度と現れないで!』
タモツ
宛名は塗りつぶされ、メッセージは拒絶を示していた
もぐもぐ
ビスケットの風味と、イチゴジャムの甘酸っぱさが口の中に広がる
それでも、空腹感が満たされない
もうひとつビスケットレターを取る
『to ██』 メッセージ『いい加減にして!』
明らかな拒絶に戸惑いつつも、タモツはビスケットレターを口にする
もぐもぐ
『to ██』 メッセージ『あんたなんかと、付き合う気はないわ!』
ズキっ
タモツ
頭を押さえる
江原なつみ
いつもうちのショートケーキを買ってくる常連のお客さん
気さくで人柄もよくて、いつしか彼女に惹かれていった……
しばらくして、江原なつみに思いを伝えた
なつみ
なつみ
あっさりフラれた…………
諦めきれなかったオレは彼女をつきまとうようになった
なつみ
警察に通報され、捕まった
それが原因で店から客足が遠のき、潰れてしまった…………
タモツ
あれ以来、彼女は引っ越してしまい見つけるまで時間がかかった
なんとか、江原なつみの居場所を突き止めたが…………
なつみ
タモツ
なつみ
なつみ
タモツの中で“何か“が壊れた
なつみ
タモツ
タモツ
隠し持っていたナイフで刺した
なつみ
タモツ
何度刺したのかわからない
気づいたときには、彼女は動かなくなっていた
タモツ
自分の仕出かしたことが恐ろしくなり、タモツは首をナイフで刺し自殺した…………
タモツ
タモツ
タモツ
タモツ
なぜ、なつみがいない?
ドードー
タモツ
ドードー
ドードー
ドードー
タモツ
ドードー
ドードー
タモツ
ドードー
タモツ
タモツ
ドードー
ドードー
タモツ
タモツ
タモツ
ドードー
ガシッ
頭を抱え、そのまま駆け出そうした瞬間、タモツは首根っこを掴まれ、地面に倒された
タモツ
ドードー
ドードー
タモツ
ドードー
ドードー
ドードー
タモツ
ドードー
『また、来たんだね』
ドードー
ドードー
タモツ
ドードー
ドードー
タモツ
ドードー
ドードー
ドードー
にこ
ドードー
ドードー
ドードー
ドードー