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その日、久しぶりに軍に帰ってきた俺は

何かが違うことに気付いた

鬱が来ない

俺が帰ってきた時は、一番最初に鬱がおかえりと言ってくれたのだが

何かあったのだろうか

rbr

ん、兄さんおかえり

rbr

どうしたん?

ni

いや、鬱が見当たらないと思ってな

rbr

大先生?自室やない?

ni

そうか

鬱の部屋か…

向かってみるか

ni

ut

あ、兄さんおかえり

正直、鬱を見て絶句した

前会った時からは遥かにやつれていて、どうして笑っていられるのか不思議だった

ni

その…鬱

ni

医務室に行ったらどうだ?

ut

え?医務室?何で?

ut

僕はみんなに認められるまで動かないといけないんや

ni

そんな事しなくても皆は鬱を認めているぞ

ut

嘘や

ni

嘘じゃない、皆お前を頼りにしてる

ut

絶対嘘や!

ni

…じゃあな、他の奴らに挨拶しに行くから

ut

あ、ああうん、じゃあ…

俺はその場を後にした

ut

皆が僕のこと認めてる?

ut

何言ってるのかよく分からない

う“、頭痛い

ut

どうしよ

頭ガンガンする

足痛い、腕も痛い

眠い寝たい、でも寝たくない

怖い夢見るから

はは、僕ボロボロやなぁ

ut

あ、書類やらないと

ni

何で鬱はああなったんだ?

前会った時は、不健康ではあったものの、あそこまで酷くは無かった筈

何があいつをそうしている?

どこまで考えても分からない

聞いてみるか…

kn

お!兄さん!おかえり!!

ni

ああ、コネシマ

ni

鬱がおかしいのだが、何故かわかるか?

kn

大先生?

kn

大先生って変やったか?

ni

は?

kn

いや、そこまで変じゃないってか、あれが普通やろ?

ni

……そうか

なんだか、鬱の言っていたことがわかった気がした

根本的に鬱の事を誰も見ていないんだ

ni

どうしたものか…

ut先生は認められたい!

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