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テラーノベル(Teller Novel)

ひゃ〜w...笑った笑った

奈々

ね...w

蘭奈

そろそろ帰ろっかw

小説組

はーいw

ん〜...

ど〜したの?

次のど〜しよっかな〜って

もういっその事keterにしたら?

う〜ん...どうしようかな?

あ、いいのみっけ

な〜にがいいですか?

小説組

ピザ!!

お〜、揃った!

じゃあ出しま〜す

ぽん

魔法使うのも慣れてきたかも

小説組

すげぇ...

奈々

じゃあ、みんな手を合わせて...

小説組

いただきまーす!

お食事シーンカッッッッット!!

明日からは僕の魔法なしで食べれるようになっときたいな...

確かなんでも出してくれる自動販売機みたいなのがあった気が...

羅沙

何が〜?

うわっ...って羅沙か

羅沙

うわってなんだようわっって

足音消して来るのやめてよね、も〜

羅沙

ごめんよ〜

羅沙

それで、何してるの?

え〜っとね〜明日から僕の魔法なしでご飯食べれたらいいなと思って

なんでも出してくれる自動販売機みたいなのがあった気がするんだよね〜

羅沙

うむうむ

あ、あった

へぇ〜...

羅沙

へぇ〜...こう見えて、Euclidなんやね〜

じゃあ、ここの所行こか

みんな〜!出発するよ〜!

小説組

はーい!

毎度恒例!説明!

小説組

いぇーい!

アイテム番号: SCP-294 オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-294の標準保管手順書はありません。しかし、Level2以上の職員のみ関わることが許されています(文書SCP-294a参照)。SCP-294は現在、二階職員休憩室に設置されLevel3警備員によって常に監視されています。

説明: SCP-294は標準的なコーヒー自動販売機の見た目をしており、見た目の唯一の特徴として英語のQWERTYキーボードの入力タッチパッドが付いています。硬貨投入口に米国50¢を入れると、タッチパッドによってあらゆる液体の名前を入力することができます。注文すると一般的な360mLの紙コップが置かれ、入力した液体が注がれます。初期実験で97種の液体(水、コーヒー、ビール、ソーダ、硫酸のような不飲料、清掃用洗剤、自動車オイル、ニトログリセリンのような通常液体で存在しない物質、鉄、ガラス)を試しましたがすべて成功しました。ダイヤモンドのような固体物質では失敗したものの、SCP-294は液体になれる物質はすべて出力できると考えられます。

約50回の運転後、作動しなくなると記録されています。約90分後、機械は自身で補給を行ったようです。更に特徴として機械から出される紙コップは通常のものと同じですが苛性液体の影響を受けません。

現在、各種実験が進行中です。節約のためSCP-294を二階職員休憩室に設置することが提案されました。事案294-01後、警備員が配置され接触するにはセキュリティクリアランスが必要となりました。

文書SCP-294a(事案294-01に関して): 2005年8月21日、エージェントジョセフ・██████は午前9:30の休憩時間にコーヒーを飲もうとSCP-294に近づきました。エージェント█████ █████████が「どうすんのか見せてくれ」と要求すると、██████は"Joe(コーヒー)"を注文。エージェントジョセフ・██████は汗を大量にかき、めまいを訴えるとその場で倒れこみました。エージェントを診療所へと搬送後、医療班はSCP-294のコップ中身(血、組織、その他体液が混ざった液体)を検査しました。検査によりSCP-294が出力した生体組織のDNAがエージェント██████と一致しました。

エージェント██████は4週間の休暇と点滴での水分補給で完治しました。レントゲンとCATスキャン検査を行うも怪我の徴候は見られず、██████は退院しました。両エージェントともに厳しい処罰がくだされました。SCP-294に警備員の配置を要請されました。

付録[SCP-294f]: SCP-294の資料を読んだ███████████によりSCP-294はどの距離まで液体を'採取'することができるのか実験を要請しました。

付録[SCP-294h]: O5-[削除済]監視のもと、"SCP-075の分泌液"と注文しました。要求された液体をカップに注ぐことができると証明されました。しかし、実験の2時間後事案075-07が発生(付録[SCP-075m]参照)しました。この実験と全く同時間にSCP-075が覚醒状態になり脱走事案が発生しました。非常手段で捕獲し、沈静化させる前に、SCP-075 はコーヒーカップの容積と同量の塩基性溶液を分泌できました。この液体は事案後の調査でも発見されていません。

付録[SCP-294i]: 研究員は"金"と注文しました。カップに融解した金が注がれました。研究者は同様に貴重な物質を注文すると同じ結果が起きました。

付録[SCP-294j]: 研究員は(安全圏から)"反物質の水"と注文しました。短く唸ると"OUT OF RANGE(圏外)"と入力パッドに表示されました。SCP-294の採取距離には制限があり空間/次元を超越することはできないと推察されます。

付録[SCP-294k]: 研究員は"ダイヤモンド"を注文しました。SCP-294は短く唸ると"OUT OF RANGE"と入力パッドに表示されました。SCP-294はすべての固体物質で同様の結果を示しました。ダイヤモンドは炭素の固体の結晶であり、"ダイヤモンド"と注文したら液体炭素として出力できないと考えられます。その後"炭素"と注文すると液体炭素が出力されました。SCP-294は有害な液体に対し耐性があります。

付録[SCP-294m]: SCP-294の採取範囲の実験を開始しました。███████製漂白剤、█████ ██ ███ █製コーラ、MET-RXパウダー、ガラムマサラをある比率で調合。SCP-294から約25m離れて調合液を設置しました。注文された液体は出力されました。出力分と同じ量が容器から無くなりました。

付録[SCP-294o-01]: ███ ██████研究員、監督Level4職員、"今まで飲んだ中で最高の飲み物"を注文しました。SCP-294はコーラのような液体を出力しました。研究員はバチェラー・パーティーで飲んだカクテルを思い出しそれが"最高の飲み物"と確信。██████はラム酒とコーラを混ぜたものとは知りませんでした。SCP-294がどのようにして情報を読み取るのか実験を予定しています。

付録[SCP-294o-01a]: 同条件でエージェント████████が"今まで飲んだ中で最高の飲み物"を注文しました。SCP-294は後にウィーンラガーと判明する上部が白い泡で覆われた黒い液体を出力しました。カップには5人の男性と2人の女性がビーチでビールを飲んでいる様子(████████含む)が描かれていました。エージェント████████はビーチで彼の友人達とともに飲んだウィーンラガーだと説明しました。SCP-294は条件を満たすために対象の心を読み取ることができると判明されました。

付録[SCP-294q-01]: 被験者は"完璧な飲料水"と注文しました。無臭のラベンダー色の液体を出力されました。液体を飲むと被験者はショックを受けました。被験者は後に「すまない、あの時からこの世の全てに失望してしまった」と遺書を残し自殺しました。再度同様の液体を注文することは非常に危険です。飲料水の内容もまだ特定されていません。

付録[SCP-294t-01]: 被験者は"キャシーが気に入る飲み物"と注文しました。空のカップを出す前に、3秒ほど唸りました。カップの側面に描かれたのは伝統的なソーダ屋のグラスで、そのグラスに茶色い液体がいっぱいに注がれホイップクリームがのっかりました。SCP-085は液体を飲むとチョコレートバナナのミルクセーキだといい'おいしい'と評価。

付録[SCP-294w]: 研究員は"音楽"を注文しました。SCP-294は薄くアルコールの味がする、透明なきらめく液体を出力しました。摂取後、被験者は聴こえはしないがリズムを"感じる"と報告し流れるように踊り始めました。その他抽象的概念に関する実験は続行中です。

付録[SCP-294ab]: 大規模なセキュリティ障害が発生中、エージェント██████が二階職員休憩室に避難中"医学知識"を注文しました。部屋にいた4人のエージェントの内、無傷だったのがエージェント██████でした。SCP-294は透明な緑の液体を出力しました。摂取後、エージェント██████は財団の医療訓練と同様の方法を以て他のエージェントの治療にあたりました。エージェント██████は医療訓練を必要としなくなりましたが、この効果を再現することには失敗しました。エージェントは自衛本能を読み取ったのではと推測しています。

付録[SCP-294ac]: ████████博士は"私の人生"を注文しました。SCP-294は音を鳴らしながら3分間激しく震え、非常に粘り気のある不透明な液体を出力しました。摂取後、████████博士は今までに経験したことをすべて思い出したと報告しました。この実験後、████████博士は自分のオフィスに入り、48時間後538ページの自叙伝とともに戻りました。

付録[SCP-294ad]: 研究員は単に"私を驚かせて"とだけ入力し注文しました。およそ摂氏200度までに加熱された通常の水を不透明のカップに出力されました。手に取ると即座に蒸気へと変わり2m周囲に激しく熱湯を撒き散らしました。

付録[SCP-294af]: 研究員は"キリストの血"を注文しました。SCP-294は振動し"Hic est enim Calix Sánguinis mei(私の血が入った杯です)"とメッセージを表示、そして約0.12Lの赤い葡萄酒が入った紙の酒坏を出力しました。

付録[SCP-294ag]: 研究員は"スミロドンの血"、"リョコウバトの血"、"トーマス・ジェファーソンの血"を注文しました、3回とも"OUT OF RANGE"のエラーが出ました。

付録[SCP-294ah]: 知能指数99で筆記試験により好奇心が低いと判断されたDクラス。そのDクラスに'タイリクオオカミの血'を注文させ、狼の血を出力させました。次にDクラスに'ウマの唾液'を注文させ、馬の唾液を出力させました。次にDクラスに'コアラの尿'を注文させ、コアラの尿を出力させました。次にDクラスに'フォベロミス・パッテルソニの脳脊髄液'を注文させ、フォベロミス・パッテルソニの脳脊髄液を出力させました。フォベロミス・パッテルソニは約800万年前中新世時代後期に絶滅しています。

付録[SCP-294ai]: キング博士は"室温超伝導"を注文、種が浮いたリンゴジュースが出力されました。

付録[SCP-294aj]: メンチュ博士は、"D-151839の白血病"と注文し、1カップ分の液体が出力されました。この液体を顕微鏡下において観察した所、D-151839の遺伝子と一致する白血病由来の芽球を含む事が判明しました。再度、"D-151839の白血病"と注文しましたら、"OUT OF RANGE"エラーを得ました。そののちD-151839は白血病から治癒しましたが、15日の内に白血病は再発しました。

[ その他SCP-294に関する実験は現在申請中 ]

まぁ、要はなんでも出してくれるコーヒーメーカーだな、液体限定で。

小説組

へぇ〜...

いや、ちょっと怖いんだけど

大丈夫!報告書見る限り、死ぬ事は無さそうだから!

まぁ、でもこれがSCPだよな...

うん、そう

その全然わかんないからこそ、恐怖があるんだよね

人間ちゅ〜のは、そういうもんよ...

蘭奈

あ、ここだよ

あ、ほんとだ

奈々

じゃ、

小説組

失礼しま〜す...

お〜、以外にシンプル

羅沙

だね〜

見た感じ...あれであってそうだね

奈々

これが...

キーボードついてるんだな〜

蘭奈

普通なのに...

仲良し

なになに〜?

これ、説明にもあった通り、お金がいるんだけど

ここも僕の力で解決させちゃうよ!

小説組

お〜、すご〜い(棒)(デジャブ)

なんで棒なの...(デジャブ)

奈々

あれ、この光景、どっかで見た気が...

まぁまぁ、そんな事は置いておいて、

飲み物飲む人〜!

小説組

はーい!

じゃあ、みんなで頼もう!

小説組

やったね!

この作品はクリエイティブ・コモンズ 表示-継承3.0ライセンスに基づき作成されています。 SCP-294-コーヒー自動販売機 著者:Arcibi URL:http://scp-jp.wikidot.com/scp-294 制作年:2013

僕ら以外居ない世界で...

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