テラーノベル
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その日――翔太は会社に辞表を出した。
理由は何も言わなかった。 ただ、「もう必要ない」とだけ残して、デスクを片付けた。
愛するものの隣にいられないなら、どんなキャリアも、地位も、意味がなかった。
全部いらなかった。
欲しいのは、佐久間大介という存在、それだけだった。
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
佐久間は最初こそ目を見開いていたが―― やがて、微笑んで、小さく頷いた。
佐久間大介🩷
狂気と狂気が、静かに交わった瞬間だった。
翔太のマンションの一室が、佐久間専用の部屋になった。
窓は防音。ドアには鍵。 GPSの入った首輪。携帯は無し。連絡手段は、翔太だけ。
冷蔵庫には栄養を考えた食事、薬、サプリ。 部屋の隅にはカメラ。ベッドの下には拘束具とおもちゃ。
生活は完璧に整えられ、“外の世界”は消された。
渡辺翔太💙
佐久間大介🩷
今日も膝の上に這い寄って、甘える声でそう言う
翔太はその頭を撫で、唇を落とし、喉にリードをかけた。
渡辺翔太💙
佐久間は首を横に振った。 泣きそうな目で翔太を見つめながら、静かに囁いた。
佐久間大介🩷
翔太は笑った。やわらかく、優しく、壊れた笑顔で。
渡辺翔太💙
――そして夜。
佐久間は“ペット用の首輪”に付け替えられ、全裸でソファに這いつくばっていた。
渡辺翔太💙
そう言って、翔太が背後から激しく突き上げる。
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
髪を引っ掴み、背中を噛み、肩に牙を立て、身体の奥を穿ちまくる。
佐久間の涙、よだれ、理性、ぜんぶ翔太の欲望の中に溶けていく。
佐久間大介🩷
渡辺翔太💙
翔太の腰がさらに深く沈み、佐久間の身体が何度も跳ねた。 快楽も、狂気も、支配も、すべてが同時に押し寄せる。
――そして、二人はひとつになるたび、 愛の深さを確かめ合っていった。
外の世界は、もう存在しない。 この部屋、この時間、この熱、この支配。
それだけが、ふたりの世界のすべてだった。
コメント
2件
大分 見るのを 遅れてしまいました 😭 今回 も 素晴らしく 狂ってました 🥹💗👏 こはるさん の 書く この作品には 私が見たい ものが 全て詰まってて ほんとに 大好きです 😭💕✨ 2人の世界を 見れてることに 感謝です 🙌