とある日のこと…
火ノ川陸
ふっ!
ガキンッ
同僚
はぁ!
キンッ!
同僚
はぁッ…はぁっ…
同僚
お前…強くなったよな!
火ノ川陸
そ、そうか?
同僚
そうだよ!
火ノ川陸
それなら、ありがとう
異世界ホワイト
…よし、これで訓練を終了する
異世界ホワイト
ありがとうございました
皆)ありがとうございました!!!
異世界ホワイト
ここからは各自自由に過ごすように
カッカッカッカッ…
同僚
…いや〜、終わった、終わった!
同僚
さすが鬼教官
同僚
みんなクタクタにしてるぜ
同僚
まぁ、とりあえず…
同僚
お茶の時間にしようぜ〜、陸!
火ノ川陸
…あ、すまない。
火ノ川陸
俺はやる事があるんだ
火ノ川陸
先にお茶にしててくれ
同僚
おう!分かったぜ
タッタッタッタッ……
火ノ川陸
よし、俺も行くか
カッカッカッカッ…
カッカッカッカッ…
火ノ川陸
ふぅ…ついた
火ノ川陸
やっぱり、疲れた時はここに限るな
陸は、お気に入りの
お気に入りの、サンゴミズキの花畑にやってきていた
火ノ川陸
ふぁあ〜……
火ノ川陸
眠くなってきた……
火ノ川陸
軽く……
火ノ川陸
寝て…Zzz
……
……ぃ
……ぃ
……〜い
お〜い
お〜い!!!
お〜い!
ガバッ
火ノ川陸
ッ!?!?
火ノ川陸
だ、誰だ…!?
火ノ川陸
(ここは、俺以外知らないはず)
火ノ川陸
(しかも、この声は聞いた事がない)
???
誰だなんてひどいなぁ…
???
僕は僕だよ?
火ノ川陸
いや、何言ってるんだ?
火ノ川陸
いや…名前を言えよ
???
名前?
???
いや〜、僕には名前がないんだよね☆
火ノ川陸
………は?
???
まぁ、呼び名ならあるよ〜
火ノ川陸
じゃあ、その呼び名はなんなんだ
???
僕はリア!
リア
よろしくね、陸!
火ノ川陸
お、おう…よろしく…
火ノ川陸
…って、なんで俺の名前を知ってるんだ!?
リア
あはは、僕はなーんでも知ってるからね
リア
それに、異世界の君だからさ☆
火ノ川陸
は、はぁ……
火ノ川陸
って、異世界の俺!?
リア
そうだよ〜ん
火ノ川陸
そ、そうか…
火ノ川陸
(あまり気にしないでおこうか…)
リア
そうだ、陸
リア
陸はさぁ、強くなりたいの?
火ノ川陸
き、急になんだ…
リア
強くなりたいのかな〜って思って?
リア
でで、強くなりたい?
火ノ川陸
まぁ…そりゃあ、な
火ノ川陸
あのお方のように、カリスマ性もあり、並大抵の人間では出せないような
火ノ川陸
素晴らしい力が欲しいな
リア
うんうん、そっかそっかぁ〜
リア
それじゃあさ…………
リア
僕と、
契約しない?