あれから、ヒョンは泣き疲れて
僕の腕にすっぽり抱かれたまんま
寝てしまった
ジョングク
ごめんね。ヒョン。
ジョングク
何もっ…何も気づかなくて…
ジョングク
辛かったのにっ…
ジョングク
絶対1人にさせないっ
そして、俺は
ヒョンを傷つけた
あいつを許さない
テヒョン
んっ…
テヒョン
《パチパチ》
ジョングク
あっヒョン起きましたか?
次の日の朝に目を覚ましたヒョン
カーテンの隙間からの光が丁度
ヒョンに当たって眩しい表情をするヒョン
ジョングク
笑笑
ジョングク
眩しくて目、覚めましたか?
テヒョン
《コクンコクン》
ジョングク
(あぁ。やっぱりまだ)
声は出ない
ジョングク
ねぇヒョン。
テヒョン
《コクン?》
ジョングク
あのね。僕今日学校なんだ
まぁヒョンもなんだけど。
でも、絶対出さない。
ヒョンの辛い顔を見たくない
ジョングク
それで、お留守番お願いしていい?
そう聞くと、自分は?みたいな ジェスチャーをする
ジョングク
ヒョンはまだ、落ち着いていて欲しいし、
ジョングク
また辛い顔。見たくないから
ジョングク
大丈夫。僕がちゃんと先生とかには何とか言っとくから
ジョングク
お願いなんだけど。ヒョンは家に居て?
自分の気持ちを伝えると
ヒョンは素直に
テヒョン
《コクン》
と、返事した
ジョングク
ふふっありがとう
ジョングク
よいしょっ
ジョングク
それじゃヒョン。行ってきます
テヒョン
《コクン》
すると、ヒョンが急に
テヒョン
《ギュー》
ってしてきた
ジョングク
お留守番。お願いしますね
ジョングク
何かあったら連絡して下さい
テヒョン
《コクン》
ジョングク
それじゃ行ってきます‼︎
テヒョン
《コクン》
テヒョン
《フリフリ》
手を振って見送ってくれるヒョン
ありがとう。ヒョン
自信がとても付いたよ
さぁ始めよう。
ヒョンにした事の
復讐を







